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失恋の痛みの裏にあるモノ(その2)
前回の記事では、自立した生き方をしてきた分だけ合理的な思考に偏りがちになり、失恋の「痛み」に気づきにくくなってしまうことがあるのです、というお話をしました。 私たちは大切な人を失う経験をすると、気分の浮き沈みを繰り返しながらも、徐々に起こったことを受け入れて、立ち直っていくプロセスを辿るものですが、 時にその痛みから目をそらしたり、誤魔化したりしているうちに、感情が本来の動きを失っていき、心を閉ざしてしまうことがあります。 -
「超自立の彼との別れ…でも今は何が起きても大丈夫と思えます」~ブログの感想をいただきました(2)
超自立男性とおつき合いしていると、刺激はあるものの心の中の「女性」としての部分が傷つくことがとても多いんですよね。 だから自分を褒めて、労わって、癒して、自己愛を高めていくことはとても大切です。 ずいぶんと頑張りすぎて心がやせ細っていたのではないでしょうか? もうね、好きに生きていってください。「私の人生これから」ですよ。 本当に良かったです^^ -
失恋の痛みの裏にあるモノ(その1)
ものすごく燃え上がった恋が終わった時。 パートナーとお互いに想いをぶつけあって数えきれないくらいケンカして別れた時や、浮気相手との三角関係になってこじれた末に彼から手酷くフラれた時など。 そういった失恋の後は、疲れ切ってしばらく何もしたくない無気力な感じが続いたりするものです。 -
恋愛が上手くいきそうになると、なぜか距離をとられてしまう(その2)
前回の後半部分でもお伝えしましたが、頭で意識的に考えている部分では自分に「親密感への恐れ」があるとはそうそう気づくことはできません。なぜなら、心の痛みをいちいち感じていたら生活できないので、ふだんは感情を抑圧したり切り離しているからです。 -
「30年来のこころの重石がとれました」~ブログの感想をいただきました(1)
今日は読者さまより私のブログ記事への感想をお寄せいただきましたので、こちらに掲載させていただきます。 こんな風に読んでくださっているんだなあ、ということが知れて嬉しいです。が、同時にちょっと照れくさくもありますね^^; -
恋愛が上手くいきそうになると、なぜか距離をとられてしまう(その1)
恋愛のカウンセリングをしていると、良く出てくるお話として、男女関係が進展していきそうな時に限って ・今ままで頻繁にメールのやり取りをしていた彼(彼女)からの連絡が来なくなったり ・態度がよそよそしくなって、何となく距離を感じるようになったり ・離れたりくっついたりを繰り返してしまったり などの状況になってしまう。というケースがあります。 その場合のテーマとして浮き彫りになってくるのが「親密感への恐れ」と呼ばれる不安です。 -
「向き合ってくれない彼」にはどうすればイイの?(その2)
私のカウンセリングで女性クライアントからよくお聞きするのが、 彼に対して気持ちを伝えようとしたり、大事な話をしようとすると、逃げられたりはぐらかされたりして、「どうして向き合ってくれないの?」という不満についての話題です。 時には一日のカウンセリングの半分以上がこの種のお話だった、ということもあります。 なぜパートナーシップでこういった不満がよく出てくるかと言うと、ここには男女のコミュニケーションのズレがあるからなんですね。 -
「人生は旅」を地で行く人~カウンセラーのコラムより
『クレイジージャーニー』というテレビ番組が好きです。 毎週、独自の価値感やこだわりで日本や世界を飛び回るちょっと(だいぶ?)クレイジーな人たちがスタジオに現れて、MCたちに体験を語ってもらったり、スタッフが同行して撮った本人のビデオを視るというスタイルのバラエティ番組です。 -
『沈黙の奥にある言葉』
『沈黙-サイレンス-』という映画(監督:マーティン・スコセッシ 原作:遠藤周作)を1ヶ月くらい前に観たのですが、作品から差し出されたテーマの重さと深遠さに、いまだに私の中では答えのない答えを探しているプロセスが続いています。 -
「向き合ってくれない彼」にはどうすればイイの?(その1)
パートナーシップに関するカウンセリングをしていると、クライアントさんから良く聞く言葉がいくつかありますが、中でも最も多いかもしれないのが 「(パートナーに)もっと向き合ってほしい。」 だと思われます。 たいてい女性側がパートナーである彼や夫に対して感じている場合が多いですね。 どうしてこんな不満が出てくるかと言うと、ほとんどの男性は子供時代から感情を抑えて我慢しながら生きるように学んでいるからです。