<カウンセリングサービス東京感謝祭2017>
講演・カウンセリング体験・クイズ大会他、イベント盛りだくさん♪
日時:2017/11/5(日) 10:00~19:10(*開場/受付9:30~)
会場:三田・機械工具会館 6階ホール
料金:3,240円 (出入り自由のフリーパス。打ち上げ参加費別途。)
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満員御礼! キャンセル待ちエントリー受付中です。
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いつもありがとうございます。
女性の友だちと一緒の時には飾らずに自分らしくいられるのに、(気になる)男性の前だと心を開けない。なかなか恋愛に発展していかない。
女性のクライアントさんからそんなお悩みを伺うこともあります。
たとえ運よくつきあうことができてたとしても、自分を出せないのでとてもしんどいんですよね。
ホントは苦しいのに気持ちを伝えられなくて、感情が自分の中でグルグルしてしているのをじっと耐えていたら、彼から「つまらないの?」と聞かれてしまったり。機嫌が悪そうに思われてしまったり。
そんな自分が恥ずかしかったり自己嫌悪してしまったりして、いたたまれなくなって急にその場から離れてしまうことを繰り返していたら、彼のほうが「僕は嫌われちゃったのかな?」と誤解したり。
自分を隠して嫌われないようにふるまうことがつらすぎて、自分から関係を壊してしまうという人もいました。
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こんな時にはどんな心のテーマとして見ていったら良いのかというと・・・
恋愛テクニックでは何度も書いてきたことではありますが、今日はあえて超基本に戻ってみたいと思います。
男性との関係が上手くいかない場合には「お父さんとの関係」を見つめ直してみることで、ヒントが見えてくることがたくさんありますからね。
女性にとってはお父さんというのは「大人の男性の代表」であり、「男性のイメージ、男ってこういうモノ」のシンボルでもあるわけです。(男性からするとお母さんが大人の女性のシンボルになります)
ですので、子供の頃のにお父さんを怖いと感じてあまり近づけなかったり関わりが薄かったりすると、男性に近づくのがなんとなく怖く感じたり、緊張してしまったりするなど、抵抗感を感じてしまうことがあります。
ちなみに男性の先生や上司との関係がうまくいかないと言われる人は同じ心理があります。お父さんは家庭の権威者という部分もありますから、学校や職場の権威者である先生や上司にお父さんのイメージを重ねてしまうことで同じ感情が出てくるのです。
あるいは、仕事人間で家にほとんどいないお父さんだった場合には、子供からすると見捨てられたような気持ちになって、男性を信じられずにいつも疑ってしまうこともありえます。
逆に、存在感が無かったり、病気がちだったり、働かなかったり、ダメなお父さんのイメージが強いと、「私は1人で生きていく」「男はあてにしないわ」と、早くから自立した生き方になりやすく。
男性を頼りにしないとか、最初からいない者のように扱っていくうちに、心の中から男性という存在を消してしまう人もいます。
個別に挙げていけくとキリがないですが、こういったお父さんとの関わりから感じた心の痛みが、男性の前で気持ちを隠してしまうことの「どうして?」の理由なんですね。(もちろん父親の影響がすべてではありませんが)
「昔は怖かったけど今はお父さんとは普通に話せるし、仲も悪くないけどな」
そんなことを思われたかたもいるのではないでしょうか?
成長したことで大人の事情が分かったり、親を理解できるだけの成熟さをもてるようになってきたことで、昔とは違う関係になれているという人ももちろんたくさんいます。
ただ、それは大人の心で感じていることで、子供の心で感じた痛みは潜在意識の中へしまわれているんですね。
ふだんは思い出しもしないし、何も影響を感じることもないでしょう。
しかし、男性との関係に同じようなパターンが繰り返されたり、本当に大切にしたい人が現れた時に思うように関係を築けなかったような時には、しまわれていた痛みが心の奥から表面に浮かび上がってきているということです。
きちんと感じられなかった感情というのは、私たちの潜在意識の中にしまいこまれていると言われています。
ほとんどの人にとってお父さんとの関わりというのは、生まれてから現在までの人生の歴史がある分だけ感じてきたはずですから(無意識的に感じていた感情も含めて)、たくさんの感情がしまわれていてもおかしくはないんですね。
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それだけ我慢してしまった寂しさや、無かったことにしてきた悲しみが、私にはあるのかもなあと思うことが、あなたの痛みを癒すための最初の一歩になります。たとえ今はほとんど自覚できなかったとしても。
たとえばイメージ力を使って、お父さんの姿を想像してみてもいいでしょう。
目の前にいたらどんな気持ちがするだろう?
どんな態度になってしまうだろう?
そんなやり方で感情と向きあって解放してあげることもできます。
辛かった気持ち、言えなかった気持ちや言葉を一つひとつ感じたり表現してみます。もしかしたら良かった出来事が思いだされることもあるかもしれません。
ただただ湧き上がってくる感情を受け入れてあげると、悲しみも痛みも流れていってくれますからね。
上にも書きましたが、長年の積み重ねで心にはたくさんの感情や想いが詰まっていることも多いです。そして感じたくない痛みもたくさんあるはずです。
その分、触れなくて済むよう扉を固く閉ざしているものや、まるで海の底深くに沈めているようなものもあるでしょう。
だから、いざトライしてみたときに何も感じられなくても少しもおかしなことではありません。そういった場合は私たちカウンセラーなど専門家に頼ってみてくださいね。
カウンセリングをしていて、こういったテーマを持っているクライアントさんにセラピーとして提案することがあります。
みなさんよく言われるのが「お父さんのことなんて何とも思ってなかったけど、私こんなに寂しいって感じてたんですね。」とか、
「小さい頃はずっと私がダメだったからと思ってたことを思い出しました。」という言葉です。私たちはそれだけ無意識のうちに感情を抑えているようですね。
人によってはある程度長いカウンセリングのプロセスのなかで、何度もお父さんと向き合うイメージに取り組むこともあります。
感情はバームクーヘンのようにたくさんの層になっているので、トライするたびに感じることが少しずつ変化していって、固く閉ざされていた部分も少しずつほぐれていくのです。
痛みが癒されると、イメージが変わり、感じる感情が変わることで、現実の男性との関係も徐々に変化していきますが、
けっして無理をして痛みと向きあう必要はないですよ。できることから一歩ずつ進んでみようと思ってみてください。
男性との関わり、コミュニケーションに今よりも少しでも自由さ、軽さを感じられることを目指してみましょうね。
あなたが誰かを好きになって生きていくことが喜びになるように願っています。
※こちらの記事も参考になりますので読んでみてくださいね。
https://kondouakitoshi.jp/archives/65883611.html
次回も続きをお届けします↓
2017/11/12「男性の前だと気持ちを隠してしまうのはどうして?(2)」
https://kondouakitoshi.jp/archives/65927496.html
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最後まで読んでいただきましてありがとうございました。次回もお楽しみに。
それでは、今日があなたにとって素晴らしい日でありますように!
心理カウンセラー
近藤あきとし
★【好評です】超自立タイプの男性との恋愛シリーズ
★近藤の執筆したアメブロ【恋愛テクニック】のバックナンバーです。
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