彼とうまくいっているはずなのに消えない「寂しさ」(2)

いつもありがとうございます。
心理カウンセラーの近藤あきとしです。

●彼とうまくいっているはずなのに消えない「寂しさ」(2)

前回は、彼との恋愛がうまくいっているのに感じてしまう「寂しさ」が、じつは子供時代の両親との心の距離感がベースになっていたことついてお話ししました。

続きの内容をお届けしていきますので、ちょっと前回のブログを振り返ってみてくださいね↓

こちらに出てくる女性は、とても距離の近かったお母さんとの距離感がパートナーとの親密感を感じられる距離感の基準になっていたのでした。

またそれは裏を返せば、それくらい近くにいられないとすぐに寂しくなってしまうということでもありましたね。

ここには元々この女性が心の奥に抱えていた寂しさが彼とのかかわりを通して浮上してきたというのが本質的な理由でしたので、解決のための方法として以下のようなポイントをあげました。

・本当は子供の頃から寂しかったことに気づいて、両親への不満とともに表現する
・すこし共依存的で癒着状態だった母親との距離感を開けて、適切な距離でかかわれるように
・親と子の関係から、成熟した大人どうしの対等な関係へシフトする

今日はすこし視点を変えた見方と、アプローチを考えていきます。

私たちには「『自分が愛されたいように』相手を愛する」という性質があります。

もし、あなたのパートナーが、前回の記事に出てきた彼のように、あなたがいつ何をしようと、どこへ行こうとするのも「楽しんできてね」と送り出してくれるタイプであれば

彼自身も、自分のペースで好きな時に好きなことをしていたい人で、「心の広さ、寛容さ、お互いに干渉しすぎないこと」をあなたにも求めている可能性が高いわけです。

一人の時間が必要なタイプの男性もこういった傾向が強いですね。

逆に、いつも2人で一緒に行動したい人だったり、どんなときも「嬉しい、悲しい」などの感情を伝えてきたり、人のペースに関係なく関わろうとするタイプであれば。

彼は、大切な人との親密なコミュニケーションを大切にしていて、何をするにも2人で取り組み、一緒に進んでいくことを望んでいる人で、「関わること、気持ちを分かち合うこと、お互いがより深い愛情を感じること」をあなたにも同じように求めてきているのかもしれません。

つきあってみたら、パートナーは自分とは逆のタイプだったということはよくあるので、お互いにすれ違いの起こりやすい部分と言えますね。

私たちは「自分が愛されたい」ところにピンポイントでパートナーからの愛情が届かないと、「嫌われたのかも」感じたり、「分かってもらえていない」気がして寂しさが心を占めてしまうことがあります。

でもパートナーは「その人自身が愛を感じるポイント」で、あなたに愛情を送っているのかもしれないんですね。

そこで今日は自分自身にこんな問いかけをしてみてください。

【いったいあなたのパートナーはどんなやり方で愛情を送ろうとする人でしょうか?】

【どんな優しさの表現をする人でしょうか?】

彼があなたの為に差し出してくれた愛情、そこにある優しさには、
どんな想いが映しだされているでしょう?

そこに色形があるとしたら、
いったいどんな色、姿をしていて、どんな感触、暖かさなのでしょう?

彼からの贈り物に気づけたところから、
今はじめて彼に近づいていくような気持ちで彼に関わるとしたら、どんな表情、態度のあなたでいたいですか?そしてどんな言葉を伝えたいでしょうか?

でも、パートナーなりの愛情の表現方法に気づけると、あなたが受けとれる幸せの幅も深さはググッと大きくなります。

なぜかというと、その人なりの愛し方に気づけるように心の焦点をあわせていくことは、あなたの「内側にある愛」に気づくことにつながるからです。

「私にそんな愛なんてあるかな?」と思った人もいるかもしれませんが大丈夫です。

すると、大切な人との関わりが今までとは違うレベルで深まっていくはずですよ。

次回の恋愛テクニックもお楽しみに。↓

***

最後まで読んでいただきましてありがとうございました。
次回もお楽しみに。

それでは、今日があなたにとって素晴らしい日でありますように!

心理カウンセラー
近藤あきとし

※こちらの記事が彼との違いを見つめるヒントになりますので読んでみてください。

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