同居・結婚を迷うあなたへ|自由に生きたいのに息苦しい?本当の自由を手にするための自己信頼の育て方

いつもありがとうございます。
心理カウンセラーの近藤あきとしです。

私たちは時として、人生の大きな決断を前に足がすくんでしまうことがあります。

今日は、ある女性クライアントからのご相談をきっかけに、私たちが本当の意味で自由に、そして自分らしく生きるためのヒントを分かち合いたいと思います。

目次

「結婚」は自由を奪う牢獄?それとも・・・

先日、「生きがいは仕事です」と言い切る女性クライアントから、こんなご相談をいただきました。

「大好きなパートナーがいるのですが、彼の両親から結婚を急かされています。どうやら同居も望んでいるようで…。でも、私は今の仕事も充実しているし、友達との旅行も楽しい。自由を奪われるのが、何よりも怖いんです。どうすればいいでしょうか?」

(お客さまからブログに掲載することを許可いただいています)

このお話を聞いて、皆さんはどう感じられるでしょうか。

「あぁ、結婚と同居の悩みだね」と感じるかもしれませんね。

でも、心理カウンセラーとしての私の耳には、このご相談は「自由と自信」を巡る心の葛藤として響いてきました。

今まで自分一人のリズムで、自由に生きてきた人にとって、誰かと生活を共にすること、ましてや親と同居することは、まるで「自由を剥奪され、牢獄に入れられる」ような感覚になることがあるんです。

「これからは自分だけの考えではいられない。相手や親の顔色をうかがい、尊重し続けなければならない……」

そう思うだけで、目の前が真っ暗になってしまうのも無理はありません。

実はこれ、「就職」などのビジネスのジャンルでも同じような悩みが出てくることがあるんですね。

ずっとフリーターで生活している人や、派遣をしながら数年ごとに職場を変えている人などは、「一つの会社や仕事に縛られたくない!」という思いがあって、その裏側には強い「束縛感」が隠れていることが多いんです。

※「予定を決める」「目標を立てる」ことに窮屈さを感じる心理とも共通しています。

「自由」は環境が決めるものではない

何を隠そう、かつての私もこの「束縛感」がとても苦手な人間でした(笑)。

そんな私に、親しい先輩カウンセラーがこんな言葉をかけてくれたんですね。

「確かに、しがらみや責任は増えるかもしれないね。でも近藤君、結婚している人や会社に勤めている人は、みんな不自由で、全員が息苦しく生きているように見える?」

この言葉に、私はハッとしました。

世の中には、同居していても、組織の中にいても、驚くほど自由に、軽やかに生きている人がいます。

一方で、独身で何にも縛られていないはずなのに、いつも何かに怯え、窮屈そうに生きている人もいるんですね。

つまり、自由とは「外側の環境」が決めるものではなく、私たちの「心のあり方」が決めるものなんです。

お金があれば自由になれる、と思っている人も多いですが、実はお金は「選択肢」を広げてはくれても、自由そのものを与えてはくれません。

自分に自由を許せるのは、世界をどう捉えるかという、あなた自身の「発想」だけなのです。

「完璧ではない現実」をどう受け入れるか

こうしたお悩みの本質をさらに深掘りしていくと、そこには「私には解決する力がない」という自信のなさが隠れていることが分かってきます。

彼女のように結婚であれば

「親との同居」
「自由が無くなる」

転職なら

「給与額や待遇への不満」

採用する立場なら

「人柄はいいけど、経験が・・・」
「スキルはあるけど、性格が・・・」

などなど、足りないものが目につく。

その時に感じる「私には、どうにもできない」という思いによって、問題が課題ではなく悩みに変わってしまうんですね。

私たちは、目の前に「完璧ではないもの」がやってきたとき、つい「自分にはどうにもできない問題だ」と捉えてしまいがちです。

でも、人生において「完璧な条件」が揃うことなんて、滅多にありませんよね。

大切なのは、「完璧でないものが来たときに、私はどう振る舞うか?」という問いなんです。

・ある人は、完璧でないからとすべてを拒絶し、
・ある人は、不安だけど手放すのが惜しくて執着し、
・またある人は、「ここから良くしていこう」と自分を信頼して一歩を踏み出します。

いろんな経験をした人がいるでしょう。あなたは、どんな行動を選択してきたでしょうか?この選択の積み重ねが、今のあなたの人生を作っています。選択は「人生の縮図」と言えるんです。

こんな話をすると、○×テストのように感じるかもしれませんね。どれかが正解で、どれかが間違いのように感じるかもしれませんが、そうではないんです。

大切なのは、「その選択をした結果、今のあなたは幸せですか?」ということ。

幸せなら、迷っている間に目の前を通り過ぎてくれたことが良かったのです。捨てるのが惜しくて手に入れたけど、ぜんぜん楽しくなかったなら、手に入れないほうがよかったのです。

すべて断ってきて、最高の人たち、素晴らしいものに囲まれているなら、幸せな人生です。でも、逆に何も残っていないなら、幸せに気づかず、何かを誤解していたようです。

大切なのは、問題を幸せに変える力です。

たとえ同居になっても、リストラにあっても、チャンスが1つなくなっても、得意先がなくなっても。

「どんな状況になっても、私は自分を幸せにできる」という自分への信頼(自信)があれば、外側の環境に振り回されることはなくなっていくんですね。

人生からの「ツンツン」というお誘い

今回のご相談者である彼女は、「同居する自信はないけれど、彼と別れる勇気もない」という停滞の中にいました。そんなとき、ご両親から「どうするんだ!」というプレッシャーがかかった。

実はこれ、人生からの「ボランティア(恩恵)」のようなものだと私は考えています。自分で決められずに立ち止まっているとき、誰かや何かがあなたの背中を「ツンツン」と押してくれる。

「そろそろ、次のステップへ進む時ですよ」

そんなメッセージなんですね。

この「人生が変わるタイミング」に気づけるかどうかで、ストーリーの展開は大きく変わります。

ここで一歩踏み出した人は、人生の第2章、第3章へと進んでいきますが、踏みとどまれば、ずっと同じ章をループし続けることになるんです。

もし、今あなたが「人生からつつかれている」と感じるなら、それはあなたを苦しめるためではなく、「あなたの根っこをどこに張りますか?」という愛ある問いかけかもしれません。

あなたの人生を、何に捧げますか?

最後に、一つイメージしてみてください。

いつか人生の終わりに、神様から「あなたの人生は、何に捧げた時間でしたか?」と聞かれたら、あなたは何と答えたいでしょうか。

仕事、夢、家族、人を愛すること、あるいは誰かを励ますこと。

答えは何でもいいんです。

あなたが胸を張って、

「私の人生は〇〇でした。最高に楽しかった!」

と言えるもの。それが、あなたの人生の「根っこ」になります。

今、目の前にある悩みは、その未来へと続く架け橋かもしれませんね。

自由とは、どこへでも逃げられることではなく、「自分が決めた場所で、自分を幸せにする力を信じられること」

未来への架け橋は、いつだってあなた自身の意思でかけることができるんですよ。

今回の記事が、あなたの次なる一歩の勇気になれば幸いです。

それでは皆さんが健康で、心穏やかに、いい時を過ごされますように。

心理カウンセラー
近藤あきとし

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