別れた元彼への怒りが消えないとき~【アメブロ】恋愛テクニックより

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いつもありがとうございます。

心理カウンセラーの近藤あきとしです。

9月16日に【アメブロ】恋愛テクニックに掲載した記事をご紹介いたします。

アメブロ恋愛テクニック

別れた元彼への怒りが消えないとき ⇒アメブロ記事へのリンク


ここ2回は、「彼の中の元カノの存在」についてお届けしてきましたが、今回は元彼への感情についての記事を書いてみました。

失恋の痛みを抱えてカウンセリングに来られるクライアントさんはたくさんいらっしゃいます。

ほとんどの方は元彼との別れの痛み、悲しさ、寂しさの中でしんどい気持ちを抱えて来られるのですが、中には別れてから何ヶ月、何年も経つのに「元彼に対する怒りが消えない」というお話を聞くことがあります。

・たまにケンカをしつつも上手くいっている関係だと思っていたのに急に「別れよう」と言われた。
・だんだん連絡がとれなくなって音信不通になり、そのままフェードアウト。
・ある日「他に好きな人ができたから・・・」と打ち明けられてフラれてしまった。
・些細なきっかけで私の方から彼に別れを切り出して、ほとんど話し合いもせずに関係が終わった。

…などなど。
お別れした理由や状況はさまざまですが、なぜだか相手を許せない気持ちがいつまでも胸の奥に残っていたり、怒りが波のように出てきては引いてその感情に振り回されたり、

あるいは「なんであの時あんなことをしてしまったのだろう」と、自分自身への怒りがあったり。

どうしてだか、いつまでも心の中の元彼の存在に感情が揺さぶられてしまう。
そんな心境ですから、カウンセリングで良く聞く、手放しや、そのための理解だの感謝だの言われても、それどころじゃない心の状態だったりするのです。

なぜ怒りが消えないかと言うと…

ちょっとここで前々回の記事を振り返っていただきます。

2017/8/19「彼が引きずっている「元カノへの気持ち」に気づいたとき(1)」
>>https://kondouakitoshi.jp/archives/65923938.html

この記事に書いてあるように、怒りという感情は何らかの感情の上に蓋のように乗っかってくるものなんですね。

となると、怒りのあるところには必ずその下に隠れている「本当の感情」があるということです。怒りを使って「自分の本心や欲求」に気づかないようにしてしまうわけです。

じゃあ今回のように長い間、元彼への怒りが残っている場合、その下にあるものは何か?

じつは「怒り」を使って、元彼を手放さないようにしているんです。

私たちは好意(「好き」という気持ち)で相手とつながれないと感じたとき、それ以外の感情を使ってでも、その相手とのつながりを持とうとすることがあります。

腹が立つ・ムカつく・許せない気持ち、怒りや憎しみを感じても、いや感じているからこそ元彼を忘れなくて済む。
そう心の奥では感じている自分がいたりするんですね。

また、あなたがフッた側だったとしたら。
ちょっとした気持ちのブレから別れてしまったような場合、今でも「彼は私のモノ」という想いが心のどこかにあるのかもしれません。

SNSなどで彼の近況を見て、新しいパートナーが出来ているのを知ったらすごく嫉妬してしまって、その気持ちに振り回されたり。
それもまた怒りの感情を使って、彼への執着をしていることになるのです。

そんなことになってしまうのはどうしてでしょう?
それは、やっぱり彼のことがまだまだ大好きだからなんですね。

未練があったり、想い残したことがあったり、後悔があったり、手放したくない理由があるのだけど、

元彼がかつてとった態度や言葉への疑いや不満がいっぱいありすぎて、自分の中の、好きという気持ちを素直に認めたくない。
そんな時に怒りを使って執着をしてしまうことが多いようです。

(DVやモラハラなどがあったような場合だと必ずしもそうとは言えないですが)

じゃあ、こんな時どうしていったら良いかというと、

・まずは、このしんどい気持ちを変えていきたいなあ、という意欲を持つことがスタートです。

こんな苦しい状態がこの先もずっと続くのは嫌ですよね。
この気持ちが変わっていく先はどうなるかは分からないけど、今のままは嫌だなと正直になってみることに意識を向けてみることが最初の一歩になります。

・そして、やっぱりまだ彼のことが好きだったんだということを認めてみましょう。

「あんなこともあったし、こんなこともされたけど、私まだ好きなんだな。」そう思えるとちょっとだけ心がホッとする気持ちになったりします。

私たちは心の奥の本心を認めることができると、気づかないうちに頑なになっていた部分が緩んで安心するんですね。

無意識で感じていたことと意識的に気づいていることが一致するからです。

・できれば、今の気持ちを頼れる友だちや信頼できる人に打ち明けてみてください。

好きだという感情を認めたとしても、やっぱり惨めな気持ちになったり、屈辱的な感じがしたり、自分が嫌になったりすることはありますからね。

ぜんぜん大丈夫じゃない自分を受けとめてもらえる環境で、今のままの気持ちを表現してみてください。それができた分だけ、しんどい感情は消えて流れていきます。(相手が誰も思いつかなければカウンセラーに話してくださいね)

・これからは、あなたがその時その時感じている感情に素直になってみることを大切にしてみましょう。

あなたはどこかで頑張りすぎていたのかもしれませんよね。
早く立ち直らないとと思って、つらい気持ちを見ないようにし過ぎていたのではないですか?

でもですね、本当に立ち直るにはつらい時であっても、ただじっとその気持ちに向き合うことも必要だったりするんです。怪我をした動物がじっと洞穴の中で体の回復を待つように。
するとどこかで抜け出せる時がやってきますから。

日々の暮らしの中で感じていることに今までよりも少しだけ繊細になろうと思ってみてください。

「わー、このプリン美味しい!」でも
「今日は会社行きたくないわ~」でも
「なんか今の人、カッコ良かったなー」でも

あなたの素直な気持ちに、誰よりもあなた自身が寄り添ってあげられるようにしてみましょう。

そして、いつか「今がいちばん幸せ」と笑顔で宣言できるあなたになれるように。

この記事がみなさんがしんどい状況から抜け出すヒントになりましたらとても嬉しいです。

次回の記事はこちらです↓
2017/10/1「彼とうまくいっているはずなのに消えない「寂しさ」(1)」
https://kondouakitoshi.jp/archives/65925755.html

最後まで読んでいただきましてありがとうございました。
次回もお楽しみに。

それでは、今日があなたにとって素晴らしい日でありますように!

心理カウンセラー
近藤あきとし

★【好評です】超自立タイプの男性との恋愛シリーズ

★近藤の執筆したアメブロ【恋愛テクニック】のバックナンバーです。

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