いつもありがとうございます。
心理カウンセラーの近藤あきとしです。
今日は「自分らしさを見つけるためのリストをつくる」シリーズの第5回をお送りします。
第5回「ただ1つ」という価値
私たちはいつの間にか身の回りにたくさんのモノを置いていますよね。
でも、そのすべてを使いこなせている、という人は案外少ないのではないでしょうか?
今日は身の回りのモノやいつもの習慣を、「ただひとつ」を選ぶとしたらという基準でリストをつくってみましょう。
・出かける時用のカバンは1つだけに決める
・香水は「これが私の香り」という厳選した1種類
・花瓶にはいつも花を一輪だけを飾る
・掃除は一回につき1カ所だけを徹底的に
などなど
これ1つでOK、ただ1つを選んでみる、という基準であなたの回りを見渡してみましょう
どっちでもイイやと思っていたモノの片方を捨てる。あるいはどちらも手放して全く新しいベストなモノを手に入れるのも良いですよ。
ただし、最も気を付けなければいけないことは『妥協』をしてしまうことです。
私たちは自分自身の扱い方が、そのまま周りからの扱われ方に現れることが少なくないんですね。
だから一番大切にしたい自分自身のために、大切な時間とお金と感性を使って、大切な「ただ1つ」を厳選に厳選を重ねて決めてみてくださいね。
すると、あなたにとって本当に必要なものが分かるはずですよ。
たった1つを選ぶ意識が、それが本当に必要なものかどうかを常に意識することに繋がっていくんですね。
もしかしたら、今まで感じてきた快適さや幸せのイメージに変化がおこるかもしれません。
私たちはどうしても、選択肢がたくさんあることが豊かさのように感じてしまいがちなところがあります。
でも、私だけのこれ!という「ただ1つ」を持っていることも、人生の豊かさを感じさせてくれる価値観なのではないでしょうか?
【実践編】
今日は私の書いたリストの例ではなくて、思いつくかぎりの事例を書き連ねてみました。
これらを参考に、みなさんの「ただ1つ」を書けるだけ書き出してみてくださいね。
【あなたの「ただ1つ」を見つけるリスト】
◆〔身の回りの持ち物について〕
・朝いつも飲むコーヒーの豆は1種類に絞る
・食器類はお気に入りのブランドで統一する
・普段使うための口紅は1本
・冬に着る服の基本コーディネイトを1揃い
・身に着けるアクセサリーは1つ(指輪やネックレスそれぞれで1つ)
・手帳1冊ですべてのスケジュール・用件の管理をする
・仕事・プライベート・旅行用のバッグはそれぞれ1つだけ
◆〔普段の何気ない行動や習慣について〕
・お気に入りのショップやカフェを決めたらそこだけに通い続けてみる
・食事の材料を買うお店は食材ごとに1店に決める(野菜はA店、魚はB店のように)
・気になる作家の本を全部取り寄せて一気に読んでみる
・1日1カ所どこか体のお手入れをする(美容のストレッチやマッサージなど)
・1人だけで旅行にいってみる
・美術館ではお気に入りの絵1枚だけを見続けてみる。
・週に1日は誰とも会わない日をつくる
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第1回「誕生日にやってみたこと ~“二度とやりたくないこと”リストを作る~」
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第2回「これがわたし!」を感じられるリストを作る
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日曜日の記事に書いておくのを忘れてました^^;
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第3回「相手の魅力は自分の魅力」~あなたの周りの人たちの魅力リストを作る~
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第4回「影響された人物(モデル)は誰ですか?」
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第5回「ただ1つ」という価値
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第6回「時」を意識することで人生の充実度を高める
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第7回「美しさに気づくこころ」
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第8回「五感を磨くということ」
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第9回「人生の優先順位をつける」
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第10回「ネガティブな感情を整理する」
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第11回「心をクリアにするリスト ~自分にOKを出す~」
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第12回(最終回)誕生日に考えてみる「自分にしかできないこと」