何をしてもつまらない。先が見えない。停滞したカップルに必要なのは「創造性」と「◎◎」だった話(2)

心理カウンセラーの近藤あきとしです。
いつもありがとうございます。

前回の記事では↓

仕事でのスランプに悩んでいた女性クライアントが、じつは本当の問題は夫との関係が停滞していたこと(いわゆる倦怠期)から生じていたケースをお伝えしました。

関係が停滞しているときには新しいアイデアや直感が湧いてきませんし、なにもかも手遅れのような感じがしてきます。

逆に言えば、停滞した関係に風穴を開けるのはクリエイティビティ(遊び心・創造性)を取り戻すことが大事というお話をしましたね。

今日は、女性クライアントにアドバイスした、コミュニケーションのための「効果的なステップ」をご紹介します。

*

ただ、その前に・・・

ブログを読んでいてこんな気持ちになったという声もありました。

「そうは言っても、ネガティブなことを言ったら嫌われるんじゃないかと思ってしまいます。」
「私が話そうとしても、パートナーは聞きたがらないんです。」
「私の話は聞いてくれるけど、パートナーは自分の気持ちを話そうとしません。」

コミュニケーションでの問題は感情的な葛藤で起こることがほとんどなので、感情という観点からこうした疑問にお答えしていきます。

1,「そうは言っても、ネガティブなことを言ったら嫌われるんじゃないかと思ってしまいます。」

こういう思いになるとき、私たちは

「ネガティブな私はダメなんだ。だからパートナーもネガティブな私を嫌うに決まってる!」

と感じています。でもパートナーはまったく気にしないかもしれません。逆に本当に嫌がられる場合もあるかもしれませんが、パートナーの反応の前に、あなた自身が「こんな自分はダメ」と決めつけてしまい、自分を責めて、結局言いたいことを言えないまま終わってしまいます。

2,「私が話そうとしても、パートナーは聞きたがらないんです。」

これは「私にはネガティブな部分があるし、なかなか自分でも受け入れられないけど、パートナーとはお互いのネガティブな部分も含めて理解し合える関係になりたいな~。でもパートナーは私を理解しようとはしないし、話を聞きたがらない。やっぱりそういう自分は見せないでいた方がいいのかな・・・」

という感じでしょうか?おそらく自分のネガティブさも、相手のネガティブさも理解できるくらいの感情的な成熟度をもっていはいるものの、パートナーは「それは見たくない。聞きたくない。」と思っているようです。

そして、あなたはそんなパートナーに対して、悲しみと怒り、絶望や諦めを感じているようです。

3,「私の話は聞いてくれるけど、パートナーは自分の気持ちを話そうとしません。」

こちらは「私のネガティブな部分を受けとめてくれるし、理解もしてくれて嬉しい。だけどパートナーは私に出してくれない。いつも私の方が受け入れてもらってばかり。パートナーは辛いことや悲しいことがないの?それとも私には受け止めきれないと思われているのかな?」

そんな気持ちかもしれないですね。この二人はお互いに「人間だし、ネガティブな部分だってあるよね?」と受け入れられているのですが、言わない側はとても自立していて「弱音を吐いたら、迷惑をかけてしまう」「そんな自分はすごく惨めでカッコ悪い」と思っているようです。

そしてそんなパートナーに対して、あなたは無力感や無価値感を感じてしまいます。

それぞれの状況によって感じる感情に違いはありますが、ここでの葛藤が二人の関係を停滞させているわけです。

この葛藤を解消して、お互いの関係性を一歩進めることで、より深い絆を育てていくためのコミュニケーションに必要な「効果的なステップ」をご紹介します(ようやく今日の本題です)

*

1,自分の感情を知る

2,自分の感情を言葉にする

3,自分の話を聞いたパートナーがどう感じるのかを想像してみる

4,「3」を踏まえたうえで、自分の感情をパートナーが受けとめやすいようにコミュニケーションする

コミュニケーションするといっても何でも話せばいいというものでもないですよね。

どれだけ自分の思いを話しても、相手に伝わっていなければ意味がないですし、その悲しみは話をできなかったとき以上かもしれません。

どうしてコミュニケーションしたいのか?本当に望んでいるのは何か?

それは「私の気持ちを理解してほしい。分かってほしい。」からではないでしょうか?

だとしたら、どうしたら相手に伝わりやすくなるだろうか?そこに意識を向けて創意工夫すること(これも創造性を発揮できるところですね)が大切なんです。

上に書いた4つのステップを見ながら、今の自分はどこが出来ていて、どこが出来ていないのかをチェックしてみてください。

では、このステップをより具体的な問いかけにしてみましょう。

Q,あなたがパートナー(家族、友達、職場の人たちでもかまいません)に伝えたくても、伝えられていないことは何ですか?

パートナーに対して、

1,私が感じているのはどんなこと?

2,その感情を具体的に表現するとどんな言葉になる?

3,その気持ちを伝えたら、あの人はどう感じる?なんて返事を言いそう?

4,「3」を踏まえたうえで、私の気持ちをあの人に伝わりやすくコミュニケーションするにはどう話せばいい?

あなたが躓いているステップが、今のあなたの現在地だと思ってみてください。

そこで停滞している心を丁寧に見つめていけると、パートナーとの関係の停滞を解消するための、本当の心を伝え合うコミュニケーションのきっかけが見えてくるはずですよ。

皆さんの幸せなパートナーシップを育てていく参考にしてみてください。

最後まで読んでいただきましてありがとうございました。次回もお楽しみに。

それでは、皆さんが健康で、心穏やかに、いい時を過ごされますように。

心理カウンセラー
近藤あきとし

※参考記事です↓こちらもどうぞ

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