いつもありがとうございます。
心理カウンセラーの近藤あきとしです。
5月21日に【アメブロ】恋愛テクニックに掲載した記事をご紹介いたします。
今回の記事に出てくるような彼とつきあうと、彼女の方は寂しさや無力感や、挫折感をたくさん感じるので、本当にしんどいと思いますが、その気持ちを彼を責める形でぶつけてしまうと、彼はますます彼女から遠ざかってしまいます。
ここで大切なのは、彼の感情への理解と、どうやって受け入れてあげようか?という課題に取り組むことなのです。
ただし、都合の良い女になれということではないですよ。また、ただ受け身で待ち続けるということでもありません。 こんなことについて書いてます
- この種のタイプの男性へのかかわり方は2パターン。
- 1つは、彼がどんな行動をとっても、あなたが一貫性を持った態度で接すること。
- 彼の感情への理解と、どうやって受け入れてあげようか?という課題に取り組むことが必要。
●超自立男性との恋愛がうまくいくシリーズ(6)「信頼して待つのは『◎◎のイメージで』」
今日も前回からの続きになります。
5/7「超自立の裏の依存とは?」
ここしばらく、つき合いだしたら連絡がとれなくなったり、冷たい態度に変わっていった彼との関係に悩む女性のお話を続けてきました。
前回の内容のハイライトはこの部分。
もちろん彼の中にも、彼女のことを好きな気持ちはあるのですが、本当の彼の気持ちは先ほどの不安のさらに奥にあるのです。
つまり、彼が自分の中の本当の愛情に気づくには、彼が自分の不安を自分で解消し「彼女を信頼する!」と心から決めることが必要なんですね。
そして、彼自身のずっと昔から抑圧してきたネガティブな感情の影響で、彼が自分で問題を作っていることもお話しましたね。
今日はそんな彼との問題を解消するための関わり方についてお届けします。
◇◇◇
関わり方は2つあります。
まず1つ目は、【彼が自分から「彼女を信頼しよう」と思うまで、何があってもつきあいを続ける。】です。
この選択をするには、彼がどんな行動をとっても、あなたが態度を一切変えないことが必要です。
彼が何ヶ月も連絡をよこさなくても、冷たい態度をとっても、何を言ってきても、機嫌が良くても悪くても、あなたが同じ態度でいること、同じ振る舞いができることが求められます。
私はカウンセリングの時に、クライアントさんには
「『彼がお気に入りの小料理屋の女将』のイメージです」
と言ったりしますね。
彼が先週も来て、今日も来たときも、何か月ぶりに久々に顔を見せたときも、まったく同じ態度で接してあげるんです。
そして「これ好きだったわよね」と言って、彼の好物の小鉢をそっと出す、というようなことが出来るとイイかなと思います(あくまでイメージとしてです)。
何があってもブレない一貫性を持ち続けることで、彼が徐々に
「なんで彼女はあんなに落ち着いていられるんだろう?」
「こんなにちゃんと見ていてくれた女性って、今までいたかな?」
「もしかしたら俺のことを信頼してくれているのか?」
という考えを持ち始めます。
ただそれが、いつになるかは分からないんですけどね。
半年後のこともあれば、5年後かもしれないし、ずっと今のままかもしれません。
だからよほど腹をくくって関わることが必要です。
◇◇◇
こういった彼をパートナーに持つ女性は、彼が離れていくのを感じると
「もう私のことを嫌いになったんだわ」
と感じることが多いのですが、実は逆なんですね。
彼のほうが、
「こんな俺を好きになってくれる人なんていない」とか、「最初は良かったけど、彼女もきっと俺を嫌いになるに決まってる」
という不安や疑いで苦しくなっているのです。(彼もはっきり自覚はしていないと思いますが)
前回もお話した通り、
過去に感じた不安を抑圧して心の奥にしまっていて、その不安と今起きている出来事を結びつけしまうんです。要は彼が勝手に不安になっているということです。
彼のような人は、パートナーが誰であるかにかかわらず、自分の不安を持ち出して、男女関係の問題を自分で作っているんですね。
彼女とは関係のないところで彼のほうに、心の奥底に抑圧した不安や恐れがあって、それが男女関係という最も親密さを感じる関係を通して心の表面に出てきそうになることが怖いと感じているんですね。
ただ直接的に怖いとか不安を感じるというよりは、
・彼女のことを考えることがなぜか憂鬱になってしまったり、
・メールや電話をすることがちょっと面倒に思えてしまう
という形で感じることが多いはずです。
本当は彼にも愛されたいという気持ちはあるのですが、
「俺の自信のない部分を見られたら、彼女もがっかりして離れていってしまうだろうな」
と感じてしまうんですね。
◇◇◇
こういうタイプの彼とつきあうと、彼女の方は寂しさや無力感や、挫折感をたくさん感じるので、本当にしんどいと思いますが、
その気持ちを彼を責める形でぶつけてしまうと、彼はますますあなたから遠ざかってしまいます。
ここで大切なのは、彼の感情への理解と、どうやって受け入れてあげようか?という課題に取り組むことなのです。
ただし、都合の良い女になれということではないですよ。また、ただ受け身で待ち続けるということでもありません。
今までブログでお伝えしてきた超自立男性の心理を良く知ることと、彼を理解すること、認めること、そしてより与えることに取り組んでみてください。
例えば、彼とつきあったことで、あなたにどんな前向きな変化があったかを伝えてみるのも良いと思います。
「あなたと出逢えて、私こんな風に変われたんだ」
「私あなたと一緒にいられたことで、こんなコトに気づけたの」
そんな言葉を同じ態度で伝え続けてきた女性は、彼の過去の歴史にはいなかったはずです。
恋愛で彼女との関係が悪くなったら、彼はいつも責められてばかりで
「俺が悪いことをしたんだ」
という罪悪感がいつもくっついてきたのに、あなたはそれを感じさせないとなったら、彼にとっては、あなたは「今までと違う、良いモノを与えてくれる唯一の女性」になります。
ただ、彼があなたの本当の良さに気づき、本気で信頼しようと思うまでには、かなりの時間がかかると思います。
むしろ疑いが増して一時的にキツイ言葉を言ったり、もっと冷たい態度になることもあるでしょう。
その期間は、あなたが彼を信頼して待つことが課題になります。
本質的には「『彼を信頼できる私』でいられることを、私が信じ続ける。」と言っても良いかもしれませんね。
もう一つの方は、今日ご紹介したやり方とはだいぶ方向性の違うものです。次回にご紹介しますね↓
2016/6/5「(7)あなたが『NO』を言えないのはどうしてか?」
※こちらの記事も参考になりますよ。
2015/9/28 【超自立のパートナーの弱さを受け止めるために知っておきたいこと】
最後までお読みいただきありがとうございました。
次回もお楽しみに!
それでは、今日があなたにとって素晴らしい日でありますように!