いつもありがとうございます。
心理カウンセラーの近藤あきとしです。
8月15日に【アメブロ】恋愛テクニックに掲載した記事をご紹介いたします。
明けても暮れても仕事にのめり込んでいくようなパートナーと一緒にいると、なかなか心の交流を感じられないので、寂しさ辛さをたくさん経験します。
それは、あなたがいくら彼をリラックスさせて癒してあげようと思っても、一生懸命に愛そうとしても、彼はがむしゃらに自分を駆り立てて仕事にのめり込んでいくからです。
そんな自立を極める、超自立タイプの彼にどうコミュニケーションをとっていったらいいのでしょうか?
2015/8/15掲載
●「超自立タイプの彼が何を考えているか分からない」という問題を越えるには
◇どうして彼はそこまで仕事にのめりこむのか?
恋愛のカウンセリングをしていて、よく聞くお悩みの一つに、
「自立的で仕事にのめり込んでいる彼が何を考えているのか分からない」
というご相談があります。お話いただく内容の共通点をあげていくと、
・彼は仕事に打ち込んでいて、いつも忙しい
・人を寄せつけない、人に頼らない
・彼の身体のことを心配すると怒るか機嫌が悪くなる
・月に1回会えれば良いほう(連絡はいつもわたしの方から)
・本当につきあっているのか不安になる
などがあげられます。(昔の私を見ているようです…)
クライアントさんとしては彼の負担にならないように、なるべくわがままを言わないようにしているものの、
「このまま待ち続けて、いつか本当に彼が向き合ってくれるようになるのか不安になってしまう」
という気持ちを抱え続けています。なかには
「もう、待ち疲れちゃった」
と言われる方も少なくないですね。
こういった自立を極める、超自立のパートナーと付きあう場合に大切なことが、
どうして、彼はそこまでするのか?
ということなんです。
彼には彼なりの目的や事情、意図が(意識的にも無意識的にも)あるから、そこまでハードに打ち込むわけですからね。
そしてまた、あなたがそんな彼に魅かれた理由もあるはずですよね。
男女関係の不思議なところは、魅かれ合う引力のようなものをそれぞれが発信していて、それによってお互いに引き合うことで、出会い、恋愛に発展していくことでしょう。
だから縁のない人や、引き合うことのない相手と付き合うことはまずないんですね。
たとえ目の前のパートナーのことを
「どうしてこんな最低の相手を選んだのかしら?」
と思っていたとしても、
そのパートナーと引き合うだけの理由や、心理的なパターンを私たちが持っているからこそ、だったりするわけです。だとすれば、大切なことは
「この恋愛の問題をこれからどう活かしていったらいいのか?」
「この問題がもたらす、私たちの隠れた才能や可能性はどんなものなのか?」
「この悩みが、私たちを成長させてくれるジャンルがあるとすればそれは何か?」
それをあなたが知ることなんですね。
◇無価値感と競争の罠
超自立の彼のそばにいると、心の交流があまりできないので寂しさをたくさん感じますし、辛い思いもたくさん経験します。
あなたがいくら彼をリラックスさせて癒してあげようと思っても、 一生懸命に愛そうと努力しても、
彼はがむしゃらに自分を駆り立てて仕事にのめり込んでいくからです。
そうなると、
「わたしは何の役にも立ってない。わたしが彼のそばにいる価値ってあるの?」
という無価値感を強く感じるようになります。じつはこれこそが、彼が感じている感情なんですね。
以前にもブログに書いたことがありますが、
↓
私たちは抑圧している感情や、過去に傷ついた痛みを上手く表現できないときに、その気持ちを分かって欲しくて、無意識的に同じ感情を感じるような状況にパートナーを追い込んでしまうことがあるのです。
たいていの男性は、自分が人に何かを与えることで存在価値があると考えていますから
「◎◎をしたら認めてもらえる」
「■■をできたら愛される」
という思い込みを抱えながら頑張るわけです。
この根底にある感情が無価値感です。そして彼は無価値感を感じないように頑張っているんですね。
もちろん、目標が見えていて(例えば、仕事でトップに立つ。年収○○万円を目指すなど)、そこへ向かって突き進むことは悪いことではありません
その一方で、常に競争にあけくれ「何かと戦う人生」になっている男性も少なくないのです。
これは自立を極めていくと出てくる罠の一つなのですが、戦うだけの日々が続くと、だんだん疲弊し、疲れていきます。
そして遅かれ早かれ、デッドゾーンと呼ばれる自立の最終地点へ進んでいき、最後には燃え尽きてしまいます。すると、
「僕の求めていた幸せって何だったんだ?」
「何の為にすべてを捨てて頑張ってきたんだろう?」
と思う時がくるんです。
ここであなたが、彼に「全く新しい幸せの価値観」や「生きる意味」を与えてあげられる存在になれることが、この問題を抜ける最大のポイントなんですね。
そのために、彼とどんなコミュニケーションを取っていけばいいのか?
続きを次回にお送りしますので楽しみにお待ちくださいね。
2017/8/30「「超自立タイプの彼が何を考えているか分からない」という問題を越えるには(2)」
それでは、今日があなたにとって素晴らしい日でありますように!
最後までお読みくださいましてありがとうございました。