パートナーが浮気をやめない理由~プレイボーイタイプの彼について

こんにちは

心理カウンセラーの近藤あきとしです。

ここ最近、パートナーの浮気問題、そこから「プレイボーイタイプの男性の心理」を扱うことが多かったので、今日はその点について書いてみたいと思います。

「プレイボーイ」というのも何だか古い言い方ですが^^; 

ようは、
「常に複数の女性と同時におつき合いをしていてパートナーを一人に決められなかったり」、

「パートナーがいても常に浮気を繰り返していたりするタイプの男性」のことです。

実際にカウンセリングに来られるのは「浮気をされた」彼女(妻)側のことが多いのですが、プレイボーイタイプの男性本人のカウンセリングをすることも少なからずあります。

その時にほとんどと言っていいほど出てくるお話が、
過去の女性関係で大きなハートブレイクを経験していることです。

どんなハートブレイクかというと、

母親との関係に何らかの痛みを抱えているか、
初恋の時に大失恋をしているかのどちらかであることがほとんどなんですね。

プレイボーイというほどではなくても、なかなか一人のパートナーに決めきれない人にも、過去の恋愛や結婚生活、親子関係でとても傷ついた経験があることは少なくないものです。

すると潜在意識では
「本気で好きになるからこんなに傷ついてしまったんだ」と思ってしまい、
「二度とあんな辛い思いはしたくない」
「こんなに痛くて苦しいのなら、もう誰も愛したくない」 と感じてしまうのです。

幸せになることよりも傷つかないことを選んでしまうんですね。

とても大きな喪失感を感じたことで、失うことが怖いという心の痛みになってしまうからです。

プレイボーイタイプの男性に限らず、過去の親子関係や男女関係で、虐待かそれに近いことをされて心身に大きな痛みを受けた人の場合、
自分がされたことを今のパートナーにしてしまうこともあります。

たとえば、昔つき合っていたパートナーの浮気癖がひどく、そのせいで傷ついていた人がいたとします。

その相手とは別れて、新しいパートナーとおつき合いを始めて、
ようやく幸せなパートナーシップを手にしたかと思いきや、なぜか今度は自分が浮気してしまった。というケースは珍しくないんですね。

浮気ではないけれど、モラハラじみたことをしたり、言葉の暴力や、
度を外れた束縛をしてしまって、パートナーを傷つけてしまったというお話もよく聞きます。

※また本人の気づかないところで嫉妬をしてしまうこともありますが、少し前にそのあたりについて書いた記事がありますので、参考までにリンクを張り付けておきますね。

普通に考えれば、自分がされて嫌なことをパートナーにしようとは思いませんよね。

ですが、私たちは辛すぎて潜在意識の下に抑圧した感情や、
過去の体験で傷ついたその痛みを言葉で表現できないとき、
自分の行動・態度で相手に伝えようとしてしまうことがあるんです。

浮気された人にとって、浮気されて自分がどれほど辛かったのかを
最も効果的にパートナー伝える方法というと・・・

今度は自分自身が浮気をしてパートナーに辛い思いをさせること。になってしまいます。

あるいは、両親から十分な愛情をもらえなかったり、
あまり関心をもたれずに育った人、言いようのない寂しさを抱えながら育った人が、
自分の人生や体験について、最も効果的にパートナーに分かってもらえる方法とは? 

・・・そうです。パートナーに対して無関心になることです。

そんなやり方、とうてい理屈には合いませんよね。

でも、人は自分の気持ちを相手に分かってほしいとき、
自分が置かれていたのと同じ環境でパートナーに体験してもらって、
その気持ちを伝えようとすることがあるのです。

ちなみに、これは辛かったことでも、嬉しかったことでも一緒です。

(たとえば、子供のころサプライズでプレゼントを貰ったことがすごく嬉しかった場合、パートナーにもサプライズを仕掛けたくなりますよね。)

もし、あなたのパートナー(プレイボーイタイプの男性)が、
あなたが傷つく言葉を言ったり、悲しむような行動をしたとき、こんなふうに彼を見てあげようと思ってください。

この人は、いったい過去に関わった誰から
こんなふう扱われて、こんな態度をとられて、傷ついてきたのだろう?

この視点から、彼の心の奥の痛みを見出し、分かち合うことが出来たとき、あなたは彼の最大の理解者になっているでしょう。

とは言え、こういったタイプの男性とおつき合い(結婚生活)を続けていくことは、かなりしんどいです。

実際にカウンセリングのときには、クライアントさんには「○○さんらしい選択を見つけていきましょう」と言うことが多いのです。

・今の彼とは別れて新しいパートナーを見つける

・たとえ彼が今のまま変わらなくても一緒にい続けられる私になる

・彼の問題に積極的に関わっていって、二人事にして向き合っていく

・何十年先でも彼が本当に孤独になってしまったときに、最後に傍に立っている存在になる

などなど、選択肢は無数にあるうえ、唯一絶対の正解もありはしません。

だから、最後は「自分らしいと思える選択」を出来るかどうかなんですね。

クライアントさんと私がペアを組み「カウンセリングという心の作業」を通して、

「私はこの人とどうなりたいの?」「私はどうなったら幸せなの?」「私らしいって何なの?」

について意識して、気づいて、見つけていくことができます。

「彼に何を求めるのか?」、そして「私に出来ることはどんなことなのか?」

そうすると、本当に望んでいることを自分にさせてあげられる私になれるのです。

今日も最後まで読んでくださいましてありがとうございます。

それでは、今日がみなさんにとって素晴らしい日になりますように!

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