ネガティブな感情をコミュニケーションするには~「愛されることが怖い」とき(2)

いつもありがとうございます。
心理カウンセラーの近藤あきとしです。

昨日の記事にたくさんの「いいね」と感想を送っていただきましてありがとうございました↓

「私も愛されることが怖かったことに気づきました」

「さっそく自分から近づくこと・与えることをやってみました」

という声が届いています。

私たちは、

「素敵なパートナーと幸せな恋愛がしたい。最高のパートナーから心から愛されたい」

と思いながら、心の奥ではそれを恐れて拒絶してしまっている部分があるんですね。

「あなたが100%本心で望んだことは叶いますよ」といったたぐいの言葉は、みなさんもどこかで聞いたことがあるでしょう?

私はそれは、おそらく本当のことだろうと思っています。

ただ、心の中に不安や恐れや疑いがある分だけ、望みが100%から減っていってしまうんですよね。

80⇒50⇒20と手に入るのは減っていった分だけ、というように。(過去に思い当たる節がたくさんありますね・・・)

大切なのは、「そうか、私には愛されることへの恐れがあったんだ」と気づくことです。

そこに気づけると、好きな相手やパートナーとの親密感が高まったときに感じる恐れや、抵抗感や、嫌悪感(時には怒りも)などが、相手のせいではなくて、自分の感情的な課題からきているんだということが分かるのです。

すると、

「これって私の問題だと思うんだけど、○○君と仲良くなることが怖いって思うこともあるの」

「一緒にいるととても幸せなんだけど、いつまで続くのか不安に感じて、なぜか疑いたくなるんだ」

と誠実に感情をコミュニケーションすることができるんですね。

最初はちょっと勇気がいると思いますが、たいていの場合、あなたのパートナーは、

「そんなことないよ。ゆっくり進んでいけば平気だよ」

「大丈夫だよ。ずっと一緒にいるね。」

と言ってくれるはずです。

ただし、そういった返事で安心をもらいたいと思って、何度も聞くと相手は疲れてきて、あなたに言わされている感じになってうんざりしてきますので、注意することが必要です。

こういったコミュニケーションができると、あなたとパートナーの関係は、一つステージが上がったと感じるくらい良好なものになるでしょう。

ポイントは「私は○○だと感じている」という表現をすることですね。

二人の仲がうまくいっていない時というのは、つい

「あなたの●●のせいで、私は■■なのよ!」

と言ってしまうことが多いのです。責任をパートナーに押し付けてしまうんですね。

そうではなくて、

「これは(あなたのせいではなくて)私の問題だと思うんだけど、○○ということを感じてしまうの」

と表現することができると、たとえネガティブな感情のコミュニケーションであっても、相手からすると責任を押し付けられているわけではないので、落ち着いて聞き入れやすくなるのです。

特にパートナーが自立度が高い男性の場合には、この点に配慮してあげるとずいぶん気持ちのやりとりがし易くなりますよ。

自立的な男性は「自分で何でもやる」「ぜんぶ一人で解決する」という気持ちが強いですから、その分だけ相手の迷惑になっていると感じることが、とっても嫌なんです。

下の記事にも書きましたが、男性は「何でも分かっているんだ」というプライドを持っていたいので、自分が正しい」という気持ちが強いのです。

「私は○○を感じている」

これだけであなたの感情のコミュニケーションが、ぐんと伝わり易くなります。

そしてあなたとパートナーの、二人の課題として一緒に乗り越えていく意識を持つきっかけにできるでしょう。

もう少しだけ、明日も続きをお送りしますね。

それでは、今日がみなさんにとって素晴らしい日でありますように。

※続きは↓コチラです
人生が送ってくれるメッセージ~「愛されることが怖い」とき(3)

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