あなたの大切な人の『うつ』を楽にする方法– category –
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あなたの大切な人の『うつ』を楽にする方法
Vol.14~「普通に接することの大切さ」
以前、10月28日に更新した第10回の記事で、 なぜうつの本人に「頑張って」と言ってはいけないのか? という内容で執筆しました。 今回は、その他にもこんな関わり方はプレッシャーを与えたり、 傷つけてしまうことがありえる、という環境について書いてみたいと思います。 -
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Vol.13~「なんとなく調子が良くないとき(その2)」
昨日の記事の続きになります。 私がなんとなく調子が良くないときに、どんなことを心がけて日々を過ごし、 また良くなったり悪くなったりする調子の波と付き合っていく為に、 どのように自分自身を見ているのかを、ご紹介していきますね。 私が心がけていること、それは「セルフモニタリング」といって、 自分の調子の波を自分で観察し感じて、今の自分がどんな調子なのかを 把握するということです。 -
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Vol.12~「なんとなく調子が良くないとき」
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。 心理カウンセラーの近藤あきとしです。 最近はスケジュールのご案内や、アメブロの転載記事のご紹介ばかりで こうして連載記事を書くのは、すっかり久しぶりになってしまいました。 というのも、夏場あたりから仕事が急に忙しくなったせいか、 ここ1ヶ月ほどだいぶエネルギーが落ちていた感じだったんです。 カウンセリングをしている時は問題は無いのですが、 デスクに座ってブログ記事を書こうとすると、集中することが難しく感じて モヤモヤした気持ちになってしまい、言葉が上手く出てこないような状態でした。 -
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Vol.11~「いっぱいいっぱいなのはどちらか?」
今現在、うつ病の方が家族やパートナーにいる人たちにとって 最も辛いことというのは、以前のように元気になってくれるのか? このままだと将来どうなるのか?などの不安を常に感じながら支えてい くことの苦しさだけでなく、「自分にはしてあげられることがない」 ような気がしてしまうことかもしれません。 うつの本人はずっと布団の中で寝ているだけで、ひきこもってしまい 依然とは人が違ったような様子になって、行動、言動、態度が変わってしまう。 周りとしてはそこに戸惑うということもありますが、外見は普通と変わらず なんとも無く見えるのに、病人として扱ってあげないといけないという 不条理にも似た感覚を覚えながらの看病には、なかなか納得がいかないことも 多いはずです。 -
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Vol.10~「どうして“頑張って”と言ってはいけないのか?」
昨日のカウンセリングサービス感謝祭へお越しいただいたみなさま、ありがとうございました。 本当に沢山のお客さまにお越しいただくことができたことを嬉しく思っています。 みなさんにお話を聞いてみると、初めて感謝祭に来てみたという方がとても多い印象でした。 それだけ多くの方が、カウンセラーや心の問題への関心を持ってくださっているということを 感じることができました。本当にありがとうございました。 またお会いできる機会を楽しみにしています!! では今回の記事をお送りします。 と言いたいところですが、ブログへ投稿しようと思って今気づいたのですが 締切を1週まちがえてました^^; 感謝祭のことで頭がいっぱいだったのか、先週更新することをキレイに忘れてました いつも読んでくださっているみなさんすみませんでした -
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Vol.9~「必要な時間」
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。 心理カウンセラーの近藤あきとしです。 うつ病になると、たいていの場合著しく感情表現が乏しくなって、表情にも言葉にも 感情が表れにくくなります。 元気だった人が落ち込んで無口になり、 明るかった人が陰気になり、 素直だった人がひねくれてしまったり、 楽観的だった人が悲観的になってしまうんです。 周りの人から見ると、まるで人が変わったように感じてしまうかもしれません。 ひょっとしたら今までの性格が表面的なもので、病気になって地が出てきて、 これがこの人の本当の性格なのかもしれない、と思うコトもあるでしょう。 でもそれは間違いなんですね。 -
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Vol.8~「お客さまのメッセージから その2」
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。 心理カウンセラーの近藤あきとしです。 昨日の記事からの続きです。 お友だちには今、楽になるための逃げる場所も、自分がラクになれるという 希望の光も見えない状態でいるかもしれませんね。そんな時には周りの人が先に、 逃げ場やラクになることを選んで、先を行って、待っていてあげることのほうが、 お友だちにとってはずっと周りの人に対して罪悪感を感じなくてすむんです。 -
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Vol.7~「お客さまのメッセージから」
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。 心理カウンセラーの近藤あきとしです。 前回の記事についてのコメントを拍手ボタンからいただきました。 ------------------------------------------------------------- こんにちは。いつも近藤さんの記事、楽しみにしています。 心にジーンと響いてくるような気がして、良いなあと思います。 私の高校時代からの友人が、今うつ病で数年仕事をせず、ずっと家にいます。 本人は休みながらも色々小さなボランティアやバイトなどをしているようで、ずっと家にいるわけではないですが、かなりつらそうです。 -
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Vol.6~「初期段階の心理と接し方のコツ part.3」
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。 心理カウンセラーの近藤あきとしです。 うつ病になると、それまで楽しんでいた趣味や娯楽が、まったく楽しめなくなる ことが良くあります。 私自身も趣味にしていたことが楽しいと感じられなくなり、徐々に自責の念が 心を占めていきました。最終的には、自分は何もできないという思いに 押し潰されてしまい、まったく身動きが取れなくなっていきました。 それまでは仕事で忙しいながらも、時間を見つけてはアウトドアではキャンプや スノーボード、インドアではミステリー小説を読んだり、お笑い番組を見ることが ストレスの発散になっていましたが、うつ病になってからはそれらに触れるコトも 考えるコトも出来ないほど、辛いという気持ちしか心の中にはありませんでした。 -
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Vol.5~「初期段階の心理と接し方のコツ part.2」
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。 心理カウンセラーの近藤あきとしです。 前回のブログでは、私がうつ病が発症する前からずっと酷く自分を嫌っていて 自分の気持ちを切り離してしまったり、自分の存在を隠してしまいたくなって、 常に自分を抑え込もうとする力を使っていたので、エネルギーを無駄使いし続けて いたというお話をしました。 その結果、自己嫌悪をしているだけで心は消耗してしまったのでした。 今回は心が消耗する別の理由についてのお話です。
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