心理カウンセラーの近藤あきとしです。
いつもありがとうございます。
12月4日に【アメブロ】恋愛テクニックに掲載した記事をご紹介いたします。
●恋愛がしたいのか分からなくなったら~繰り返される感情のパターンを癒すために必要なこと~
最近の恋愛に関するカウンセリングでは、クライアントさんたちから【恋愛がしたいかどうか分からない】というテーマが出てくることが多かった気がします。
たとえば、頑張って婚活をしているのにマッチングした男性にまったく魅力を感じなかったり、気に入られるように振る舞うことに疲れたり、デートしている時間が無駄に感じてしまう・・・
あるいは、連絡してこない反応の薄い男性ばかり追いかけてきたとか、誠実さを感じられないダメンズに同じパターンでハマってきた、などのお話もありました。
つい相手がどう思っているのかを考えると不安になってしまう。
つい相手が何を考えているのか深読みしすぎて悩んでしまい、どう振る舞ったらいいか考えすぎてしまう。
つい相手の反応が自分の思い通りでないと、「やっぱり嫌われたんだ」と思って傷つく前に自分から引いてしまう。
どうやら皆さん、そんな悩みを持っていることが多いようです。
こうした悩みがパートナーシップを停滞させてしまうと、「私ホントに恋愛(結婚)したいのかな?」という悩みになっていくことは珍しくないようです。
今回は、この種の悩みのルーツを見つけていくことで、根本の部分から問題を解消していきましょう、というお話です。
*
さて、そのルーツはどこから繋がっているのか?ですが。
察しの良い人はもう気づいているかもしれませんが、これは【お父さん】との関係性が影響していることがとても多いのです。
これまでにも、父親との関係が恋愛にもたらすパターンについてお伝えしてきましたので↓「やっぱり」と思った方もいたかもしれませんね。
●「パートナーに『何も望まない』その心の奥にあった本当の理由」
先ほど書いたような悩みを抱えている人の場合、典型的には【お父さんとの距離が遠かった】と感じていることが多いですね。
たとえば、お母さんとの仲は普通、でもお父さんは苦手。むしろ嫌い。
とか、
近寄りがたい感じがしていた。
とか、
男兄弟がいた場合に、兄や弟とばかり遊んでいて、私のことは放っておかれた。
などのエピソードを聞くことも良くあります。環境はそれぞれ違っていますが「私って愛されてないのかなあ?」と感じてしまうんですね。
なんだかお父さんとは遠い感じがしていたり、近づきづらかったなどの心の距離感が、恋愛ではどういったパターンとして出てくるかと言うと・・・
「もっと◎◎してほしかったのに」
「なんで■■してくれないの?」
などのお父さんに対して感じていた文句や不平不満を、男性の中にも見つけて同じ感情を感じてしまうことが多いようです。
ある人は婚活アプリで出会った男性と上手くいかないことで悩んでいましたが、じつは「ここが残念!あそこがダメ!」と言う風に、いつも減点法で見てしまうパターンがあることに気づきました。
そうして男性が離れていくことで、結果的にお父さんとの間にあった距離感を感じることで「やっぱり愛されないんだ」という再確認を自分で仕掛けてしまうんです。
人によっては、「私が愛されないのは◎◎のせいだわ」と思ってしまう人もいます。
◎◎には、その人のコンプレックスが入ることが多いですね。たとえば、
愛されないのは「私が可愛くないから」「ワガママだから」「性格が悪いから」「女らしくないから」「魅力が無いから」などなど・・・
でもですね、これらはすべて100%思い込みなんですね。
なぜなら、ちゃんと理由があるからです。
*
今回のようなお父さんとの距離が遠かった人の場合で言うと、じつは最初から距離が遠かった人はまずいないんですよね。
誰もが赤ちゃんの頃は親から可愛がられていましたし、愛されていました。もちろんお父さんからもです。
そうは思えない、という声も聞こえてきそうですが続けましょう。父親にとって娘は100%愛情を注げる存在なんです。
日本人男性は愛情を思うまま表現する機会をほとんど持たないまま大人になっていますから、大切な家族に対してもあまり愛情表現をしない(やり方が分からない)ことが多いんです。
しかし、自分の子供、ましてや娘には愛情を注ぐことにOKを出しやすいのです(※これが息子だと同性の分、自分の欠点が投影されやすいので複雑な感情になりがちなのです)。
お父さんの両親の世代(あなたの祖父母)ともなると、さらに不器用な人たちですから、世のお父さんたちの多くは十分な愛情表現を受けてきたわけではないはずですよね。
にも関わらず、自分が十分もらえなかった愛情を、自分の子供には与えることができるとしたら、それはお父さんにとって愛される以上の喜びがあったはずです。
自分はもらえなかったけど、娘にはあげることができる。「愛させてくれる存在」であるあなたのことを、お父さんが愛していないはずがないんですよね。
でも、お父さん全然私のことに関心が無かったですよ。と思う方もいるでしょう。
4歳5歳くらいまでは男女にそれほど差が無いので、父親も可愛がるのに悩みはしないのですが、
小学校へ上がったあたりから、娘が「女の子」になっていくと、不器用なお父さんは「女の子」とどう遊んであげたら良いのか?どう関わったらいいのか?分からなくなって、以前ほどストレートには愛情表現ができなくなっていくことが良くあります。
すると、娘であるあなたの方は急にお父さんが距離を取った様に感じてショックを受けますよね。
そしてお父さんの方の気持ちの葛藤はまったく分からないので、自分なりにこうなった理由を考えるんですね。
それが先ほど挙げたコンプレックス「私が可愛くないから」「ワガママだから」「性格が悪いから」「女らしくないから」「魅力が無いから」などのルーツだったりするのです。
この感情が大人になってからの恋愛で、男性と距離を感じた時に再浮上してくることで、自分が愛されない理由は「これのせい」と思い込んでしまうという訳です。
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「私のことが好きだったらもっと◎◎してよ」
「私が大切なら■■してくれて当たり前でしょ」
「そうしてくれないのは、私のことが好きじゃないからでしょ!」
「きっと私がワガママだから愛されないんだ!」
あなたがそんな気持ちで傷ついてきたのは、彼という存在の向こうにお父さんを重ねていたかもしれないですね。
読者の皆さんも、私も同じかもしれないと思ったら、お父さんとのパターンをいつの間にかなぞっていなかったか振り返ってみると、恋愛の罠にハマっていた理由に気づけるかもしれません。
こうした恋愛パターンでお悩みの女性は、お父さんと距離とその時に感じていた感情が、大人になってからのパートナーシップに再現されていないかをチェックしてみましょう。
恋愛に疑いや不安を感じたり、「私は恋愛がしたくないのかな?」「私はきっと愛されない」などの思いがありそうだったら、彼にお父さんを重ねていないか見直してみてください。
そして大切なのは、できるだけ本当の彼を見てみようと思ってみて欲しいんですね。
愛されていないの感じていたのは、じつは彼は彼なりのやり方であなたに愛情を送っていたのかもしれないからです。
たとえば、あなたは言葉で愛情を表現してもらいたかったけど、彼は一緒に過ごしやすい環境を作ることや、相手の為にきめ細やかにプランを立てたり必要なモノをキチンと用意することが愛情だと思うタイプの人なのかもしれないですからね。
あるいは、あなたはすぐに反応が欲しいと思っていても、彼はとてものんびりでマイペースな人かもしれません。今すぐではなくても約束したことは必ず守る人だったり、情熱的ではないけど安定した愛を送り続ける人なのかもしれません。
不安や疑いを越える為に必要なこと、それは本当の彼を見たいと思う気持ちなんです。
その時に初めて彼の真実が、あなたには見えるはずですよ。
あなたの恋愛成就の参考になったら嬉しいです。
次回も続きをお届けします↓
参考記事です↓こちらもどうぞ
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。次回もお楽しみに。
それでは、皆さんが健康で、心穏やかに、いい時を過ごされますように。
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