心理カウンセラーの近藤あきとしです。
いつもありがとうございます。
今日は最初にお知らせです。11/23(火祝)私も登壇するK-1グランプリが開催されます!
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2021年、カウンセリングサービスの講演イベントは、コンテスト形式に生まれ変わりました!
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それでは、11月6日に【アメブロ】恋愛テクニックに掲載した記事をご紹介いたします。
●「これじゃ上手くいかないのは分かっているのに」、恋愛の悪いパターンはどうしたら止められる?(2)
前回のブログでは↓
そのせいか、最近のカウンセリングでは自分の【無意識の恋愛パターン・癖】に気づくことのできた方が多かったように思います。
たとえば、
ある女性クライアントさんは、パートナーができても1~2年経つと音信不通になったり、急に彼が不機嫌になって仲が悪くなってしまうというパターンで悩んでいました。
最近までつきあっていたというパートナーの人となりを聞いてみると、彼女の気持ちを優先してくれる優しいところがあって、彼の気持ちも誠実に伝えてくれていたとのこと。
ただ、少しアーティスト的な繊細さを持っていて、良く言えば細やか、悪く言うと神経質な部分も見えたということでした。
その為か、彼女もちょっと壁を感じることもあったものの、とくにケンカもなく仲良くやってきたのに、ある日「もう連絡はしてこないでほしい」と言われて連絡が途絶えてしまったのでした。
彼女の方はというと、真面目な優等生タイプで、つい周りに合わせて自分の意見を変えてしまう癖がありました。
パートナーとの関係でも同じで、つい彼に合わせてしまうところが自分でも良くないなあ、と感じていたそうです。
これは前回のブログで紹介したパターンの一つ、
【パートナーに嫌われないように、言いたいことがあっても我慢してしまう】
に当てはまります。
このパターンを持っている人の多くは「人に気を使う」タイプであることがほとんどです。彼女も例に漏れず、とても周りに気を使うタイプでした。
どうやら彼女の抱える恋愛の問題のポイントは“ここ”にありそうでした。
*
そこで、どうしてそうなったのか?を紐解いていくと、彼女にはあるコンプレックスがあることを話してくれました。
そして心のどこかで、彼女は「こんな自分は好きになってもらえない」「私には何の魅力も無い」と感じていたようでした。
彼女に限らず、私たちは自分のことを嫌っていたり、愛される価値なんてないと思っていたりすると、人に対してとても疑り深くなってしまいます。
どういうことかと言うと、たとえば周りから良いところを褒めてもらっても、その言葉が信じられなかったり、信じられないがゆえに「そんなの嘘に決まっている」とか「何かを企んでいるのでは?」という決めつけをしてしまうのです。
皆さんの中にもそんな覚えのある人はいないでしょうか?(私にはあります)
さらには、「こんな私といてもつまらないはずだわ」とか「私がいない方がみんなは楽しいはず」などと思って、自分から周りとの距離をとってしまうなんてこともあり得ます。
そこまでではなくても、褒められても受け取れなくて固まってしまい無反応になったり、即座に「そんなことないです!」と言って受け取り拒否をしてしまう、なんて反応の仕方になっている人は少なくないのではないでしょうか。
彼女も心のどこかで、人が怖いという思いを抱えていて、対人関係では自分を隠すようにするのが癖になっていました。
*
そんな彼女とカウンセリングでの対話を重ねていた時に、彼とのこんなエピソードを思い出してくれました。
彼は繊細な感性のせいか時々体調を崩してデートをドタキャンすることがあったのですが、ある時「僕がこんな身体で約束も守れないから、友だちもいなくなっていくんだよなあ」とつぶやいているのを聞いて、
「えっ、でもそれは体調不良というより、あなたの普段の態度が人を遠ざけているからじゃないの?」と彼女は感じたそうです。
実際に彼はちょっと壁を感じさせるところがあったので、誰もが関わりやすいと思うようなタイプではなかったようです。
ただ、彼の言葉と彼女が感じたことを思い出した時、同時に彼女にこんな気づきがありました。
「あっ!! 私も彼と同じことをしていたかも」
察しの良い方は気づいていたかもしれませんね。
じつは彼女の方がパートナーである彼を遠ざけるような態度を無意識のうちにとっていたのです。
先ほどの解説のように、自分を嫌っている分だけ、彼女は彼の愛情をどこかで信じきることが出来なかったり、彼がどれだけ愛を送ってくれても、すべてを受けとれずに、むしろ「いつか愛想をつかされる」といった疑いの方を信じていたようです。
彼に嫌われたくないから気を使って彼に合わせてきた行為の裏には、ひょっとしたら気を使うのを止めた瞬間、彼が手のひらを返して酷い扱いをされるような思い込みがあったのかもしれません。
「本当の私を知られたらきっと彼は私を嫌いになるに決まっている!」
そんな思いとの葛藤を繰り返すうちに、いつ彼から嫌われてもいいような態度を無意識的にとってしまっていたようでした。
*
恋愛の初期は、ある意味みんな気を使っています。
パートナーから一番好かれたい時期なので、良いところだけを見せたいですからね。それに、この時期は無条件に楽しいので気を使っててもあまり問題にはならないんですよね。
ただ2人の関係が進むとだんだん本音が言いあえるようになります(その分ケンカも増えるのですが)。つまり気を使わなくなるからです。
ちょっとくらい変なことを言っても、だらしない部分を見せても「このくらいでは彼(彼女)は私のことは嫌いにならないだろう」と思えるからです。
遠慮が少なくなって、言いたいことを言いあっても受け止められる「信頼」という器が2人の間に育ったということでもありますね。
「多少のことではこの信頼が壊れることはない」そう信じられるくらい、パートナーのことを「私を愛してくれる人」だと思えているわけです。
その時には、たとえどんなコンプレックスが皆さんにあろうが、もはや関係ないんですね。
2人の信頼の土台には「こんな私だけど、この人は私の全部を愛してくれている」、
つまり「それくらい私は愛されるにふさわしい」という感覚があるからです。
コンプレックスは克服するのではなく、愛してもらうモノだからです(※このテーマはまた別の機会に詳しくお話したいです。)
「この人は私を愛してくれるに決まってる!」という目で見られることを嫌がる人はいませんよね。だから「愛されるにふさわしい」という感覚を持っている人はたいていお願い上手で、それを叶えてくれる人が集まっていたりします。
ありがたいことに、この辺りの課題は様々な視点からアプローチできますので、またの機会にあれこれとお話しできたらと思っています。
最後に、今日はこんな問いかけを自分自身にしてみてください。
Q、私はパートナーを「私を傷つける(嫌う・罰する)人にしたい?」、
それとも「私を愛してくれる人にしたい?」
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最後まで読んでいただきましてありがとうございました。次回もお楽しみに。
それでは、皆さんが健康で、心穏やかに、いい時を過ごされますように。
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