いつもありがとうございます。
心理カウンセラーの近藤あきとしです。
前回の「結婚・同居を迷う心理」の記事を投稿してから、多くの方がカウンセリングに来てくださいました。
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記事と同じように「結婚(親との同居)」で悩んでいる方もいれば、状況は違っていても「転職や転勤、独立開業」など人生が変わるタイミングを迎えている方もいらっしゃいました。また、カウンセリングを受けること自体を迷っている方もいましたね。
「私もどうしようか、今すごく迷っているんです」
「このまま進んでいいのかどうか、本当に悩んでいます」
「心理学って難しそうだけど、私でもカウンセリングを受けて大丈夫ですか?」
皆さんの心の葛藤が伝わってくるような、切実な問いかけも少なくありませんでした。
一方で、「すごく迷いましたが、思い切って飛び込んでみます!」という方もいました。
実は私の経験上、この「よく分からないけれど、まず飛び込んでみよう」という決断ができる人は、その後の変化や成長が驚くほど速いんです。どんどん魅力的になって、幸せを掴む可能性がとても高いと感じています。
なぜなら、私たちは何かにチャレンジしている人や、自分がまだ手をつけていない領域に踏み出そうとしている人に、本能的に「魅力」を感じるものだからです。
そして、たとえ「よく分からない」状態であっても、その先にポジティブな未来を見据えて「架け橋」を作ろうとする姿勢が、夢を叶える力(現実を変える力)を強めてくれるんですね。
迷いの中に隠れている「人生のパターン」
とはいえ、最初から迷わず進める「チャレンジャー」な人は、どちらかと言えば少数派かもしれません。
多くの人は、新しい扉を前にしたとき、不安を感じて足が止まってしまうものです。中には、その不安に足をからめとられて、人生の大切な時間が止まったまま過ぎていく……と感じている方もいるかもしれませんね。
でも、ここで少し立ち止まって、自分自身を振り返ってみてほしいんです。
あなたが今悩んでいるのは、本当に「目の前の問題」だけでしょうか?
実は、仕事や転職、パートナーとの関係、あるいは日常のちょっとした買い物に至るまで、いつも同じように「どうしよう……」と迷い続けてはいませんでしたか?
もし心当たりがあるとしたら、それはあなたの「人生の縮図」であり、無意識に繰り返している「パターン」である可能性が高そうです。
なぜ決断が怖くなるのか?
では、どうして私たちはこれほどまでに迷い、決断ができなくなってしまうのでしょうか。
その心理的な理由の一つに、「ネガティブな未来を想像しすぎている」ということが挙げられます。
もし橋の向こう側が真っ暗で、恐ろしい景色が広がっていると想像していたら、誰だってそんな場所に橋を架けたいとは思いませんよね。ネガティブな未来を前提にして決断を下そうとするのは、いわば「不幸に向かって橋を架ける」ようなものです。
そんな状態で決断する気になれないのは、ある意味、自分を守るための当然の反応とも言えるでしょう。
すると、私たちの心の中にはこんな期待が生まれます。
「誰かが向こう側から、絶対に安全だと保証された立派な橋を架けてくれないかな……」と。
もしあなたがずっと誰かが橋を架けてくれるのを待ち続けているのだとしたら、
- 未来に対して、無意識にネガティブなイメージを持っていること
- 自分から動かず、誰かに人生の主導権を委ねて(待って)いること
この2つが、あなたが本当に望む人生を手に入れるのを邪魔している「心のブレーキ」かもしれません。
「自分一人の力では、この状況は変えられない」と思い込んでいると、私たちはつい誰かに「大丈夫ですよ」という保証書を書いてほしくなります。これが、心の中に安心材料ばかりを集めて身動きが取れなくなる「保険を集める人生」のメカニズムなんです。
「自分だけ」の橋では届かないもの
一方で、こんなタイプの方もいらっしゃるかもしれません。
「私はいつも直感で飛び込んできたし、先が見えなくても進んできた」という行動派の方です。
しかし、そのたびに家族やパートナー、周りの人をハラハラさせて、人間関係でトラブルが絶えなかった……というお悩みもよく伺います。
もしあなたがこのタイプだとしたら、あなたは「自分のための橋」は架けてきたけれど、「周りの人のための橋」を用意することを忘れていたのかもしれません。波乱万丈な人生を歩んできた情熱的な方に、実は多く見られる傾向です。
そんなあなたにとっての次のテーマは、自分だけでなく周りの大切な人にとっても幸せな未来へと続く「共通の橋」を架けること。
もしかしたら、どこかで「自分が正しいんだから、みんな私についてくればいい」と思っていたり、「人の感情を気にしていたら何も進まない」と、絆を持つことを束縛のように感じて拒絶していたのかもしれません。
けれどそれゆえに、せっかく努力して手に入れた成功の場所で「自分だけが幸せで、周りは疲弊している」という孤独な未来を作ってきてはいなかったでしょうか。
人生の問題をどう読み解くかで未来の景色が変わる
心理学には「ゲシュタルト」という考え方があります。
「一点が変われば全体が変わる。部分から全体を読み取る」という力のことです。
私がカウンセリングで大切にしている視点が、まさに目の前の一つの出来事から、クライアントの人生全体に流れるテーマを読み解いていくことです。
そしてクライアント自身にも、自分の問題を通して「目の前の出来事が示す意味や目的(プロセス)」を読み解く力をつけてもらうことが必要だと考えています。
人生には、これからも色々なことが起こります。問題や悩みがこの世から完全に消えることはないかもしれません。
だからこそ、起きた出来事をどう解釈し、どう読み解くのか?――その感性を磨くことで、あなたが未来に向かって架ける橋の質が根本から変わってくるんです。
未来への希望の橋を架ける力。
自分も渡れて、そして周りの大切な人も安心して一緒に渡れる橋を作る力。
あなたが勇気を持ってその橋を渡り、「見て、ここまで来られたよ!あっちには素敵な景色が広がっているよ!」と笑顔で言えたなら、同じようにその橋を渡って幸せになる人がたくさん現れるはずです。
ビジョンを生きている人、夢を叶えてきた人は、みんな同じ体験をしています。
それまでは周りの誰もが「そんなの無理だ」と思い込んでいたのに、誰か一人が夢を叶える橋を架けることで、「あ、私にもできるかもしれない!」という希望が周りに広がっていくのです。
自分の幸せと周りの人の幸せのために、未来に架け橋を作れる人は、間違いなく魅力で輝いているはずです。
あなたの心の中には今、どんな理想のパートナーシップの未来が描かれていますか?
大切な人とどんな景色を一緒に見たいと願っていますか?
あなたはこれから、どんな未来に向けて二人のための架け橋を作っていきたいですか?
その一歩を一緒に踏み出したい人は誰でしょうか?
この記事が皆さんの人生を変える一歩に繋がりましたら幸いです。
それでは皆さんが健康で、心穏やかに、いい時を過ごされますように。
心理カウンセラー
近藤あきとし
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