心理カウンセラーの近藤あきとしです。
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カウンセリングがますます便利にご利用いただけますよ。
11月4日に【アメブロ】恋愛テクニックに掲載した記事をご紹介いたします。
●同時に二人を好きになってしまうのは、欲しいモノを欲しいと言えないことが原因だった?
パートナーシップのカウンセリングをしていると、
「好きな相手とつきあえているのに、毎回必ずもう一人好きな人があらわれてしまうんです」
「独身の時も結婚してからも、パートナーのほかに恋人をつくってしまうんです」
といったご相談を伺うことがあります。
この種の問題を打ち明けてくださるクライアントさんたちのほとんどは、自ら「浮気がしたい」と思っているわけではありません。
たった一人の愛する人がいればそれでいい。と本気で願っているにも関わらず、パートナーとは別の恋人をもってしまうのです。
また、パートナーに飽きたからとか、愛情を感じなくなったというわけでもありません。
割り切った関係を求めているわけでもなく、どちらの相手からの愛情も感じたいし自分も愛したいと思っているんです。
今回はこうしたお悩みにはどんな心理が影響しているのかをお話ししたいと思います。
※分かりやすくするために女性側からの視点でお話ししますが、男女どちらにも当てはまる内容です
*
とはいえ、おつきあいしている彼氏や、結婚している夫がいるのに、他の男性に魅力を感じてしまうという状態は決して珍しいことではありません。
仮に魅力を感じたとしても友達としての好意だったり、同じ趣味や学びの仲間としての親密さを感じている分には問題にはなりませんよね。
しかし、ここに性的な意味での魅力まで感じるようになると問題になってくるわけです。
たとえば、
「彼氏は趣味も合うし一緒にいて楽しいけど、A君の方が引っ張っていてくれる男らしさがあるなあ」
とか、
「夫は優しいし私のやりたいことは何でもOKしてくれるけど、心の深い部分の話はB君との方がしっくりくるなあ」
など、欲しい魅力をパートナー以外の男性に求めていったような場合ですね。
ただ、こうした魅力を感じても自分から相手との距離をとれる人もいれば、問題になると分かっていながら欲求に抗えずに二股状態、浮気や不倫に陥ってしまう人もいます。
では、どうしてパートナー以外の人にこうした欲求を感じてしまうのでしょうか?
2人の関係が恋愛(結婚)初期のいわゆるロマンス期にあるときは、あらゆる魅力を彼(夫)から感じることができます。なのでパートナー以外の人にそうした欲求を持つことはあまりありません。
しかし、関係が長く続いていくと、徐々に彼(夫)への不満が出てきます。ロマンス期は相手の良いところしか見えないので、これはどのカップルにもあり得る状況と言えます。
ただし、彼(夫)への不満が、【パートナー以外の誰かに魅力を感じる】というかたちで出てくると、
「私は『愛する人から感じたい魅力』がもっともっとあるのに、彼(夫)は与えてくれないんだ」と思うようになっていくんです。
すると浮気や二股状態になりやすいですし、そうすることによって「パートナーから感じられない魅力」を「パートナー以外の人からもらおう」とするわけです。
※言い方として正しいかは分かりませんが、足りないモノを【外部委託】で補おうとしているわけです。
*
私がカウンセリングをしていて、こうした「本来パートナーに感じたい魅力・欲求」を「パートナー以外の人に感じてしまう」お悩みを抱えている人には、ある特徴があることに気が付きました。
それは、正面からパートナーに「欲しいモノをお願いしたり、求めることをしていない」ことです。
つまり「欲しいものを欲しい」と伝えていないのに、「パートナーは私が求める魅力をくれない」と思い込んでしまっているのです。
ではなぜ、このような思い込みが生じるのでしょうか?
こうしたパターンを持っている人は、子供時代に欲しいものを欲しいと言わずに我慢することで、両親に愛されようとしてきたケースがとても多いんですね。
たとえば、ある人は子供時代に実家が商売をやっていてとても忙しそうなのを見て「私がわがままを言ったら迷惑をかけてしまう」と感じました。我慢することが両親を助けることだと思い、甘えたい気持ちが出てきても絶対に両親に求めないことにしました。
別のある人は、母子家庭で昼も夜も働いていたお母さんの負担にならないよう、「欲しいモノがあっても欲しいと言わない」と決めました。そして早くから働いて自分の力で欲しいモノを手に入れることにしました。
そうしたら、いつか親から「よく我慢したね」と言って褒めてもらえて、欲しいモノをくれるんじゃないか?そういう期待を心の奥に抱えていたりするのです。
つまり愛されたい人の前では、「我慢することで愛されようとする」んですね。
そしてパートナーの前でも、同じパターンで愛されようとしてしまうのです。
*
でも、両親の時と同じように、パートナーには欲しいモノを欲しいと言えないんです。
なぜなら、我慢することが愛される秘訣になっていたので、パートナーに欲しいモノを求めてしまったら嫌われてしまうと恐れているからです。
また、我慢をし過ぎたことで、相手に求めることは諦めていて「欲しいモノは自分でどうにかするんだ」という気持ちがすごく強くなっているため、本当に欲しい相手(パートナー)に求めてもいい、という許可が下りない人もいます。
頭ではパートナーから欲しいと思っているのですが、潜在意識では「あなたに求めたりしないわ。私は自分で欲しいモノを見つけてくるから!」と感じているので、パートナー以外で与えてくれそうな人を探してしまうのです。
いずれにせよ言えない分だけ、周りに簡単に欲しいモノをくれそうな人を見つけると、その人がすごく魅力的に感じてしまうんですね。
そうしてパートナー以外の人を使って心のバランスをとろうとしてしまうので、望んでないにも関わらずなぜかいつも好きな人が二人いる。という状態になってしまうわけです。
「我慢することで愛されようとするパターン」と「パートナーは全部は満たしてくれないという思い込み」、これが望んでいない現実をつくっていた理由でした。
この現実を変えていくために、先ずはあなたが「パートナー以外の人に求めようとしていた魅力」を、パートナーがじつは既にもっているという目で見つめることから始めてみましょう。
あなたが彼(夫)からはもらえないと思い込んでいたため、そして求めていなかったために、彼はいつどこで自分の愛情や魅力をあなたに与えたら良いのか分かっていなかっただけかもしれません。
そしてあなたがパートナーから欲しいモノを、欲しいと求めてみてください。
「私はあなたから◎◎な優しさ(愛情)が欲しいの」
あなたが心から求めたことで、彼(夫)本人ですら持っていることに自覚が無かった愛情や魅力が開花し始めて、思ってもみなかった幸せが手に入ってしまった、なんて話は珍しくないのです。
欲しいモノを欲しい!と言おうとすると、強い抵抗感が出てきたり、欲しいモノが何か分からないと感じるかもしれませんが、その場合は我慢してきた理由やその時の状況をカウンセリングなどで丁寧に見直してみてください。
思い込みをつくってきた感情を癒せた分だけ、心が解放されて自由さを感じられるようになります。そして本当に欲しいモノが何かが分かるようになりますよ。
※参考記事です↓こちらもどうぞ
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。次回もお楽しみに。
それでは、皆さんが健康で、心穏やかに、いい時を過ごされますように。
心理カウンセラー
近藤あきとし
★近藤の執筆したアメブロ【恋愛テクニック】のバックナンバーです。
★【好評です】超自立タイプの男性との恋愛シリーズ
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