心理カウンセラーの近藤あきとしです。
いつもありがとうございます。
先週土曜日に投稿した「頼るのが苦手な人ほど、『ありがとう』を伝えることで人生が変わるという話」を読んでみてどうでしたか?
すぐにやってみよう、と思った人もいれば、ちょっと及び腰になってしまう人もいたんじゃないでしょうか。
言ってることは頭では分かるけど・・・とか、今さらそんなことを言い始めてどうなるの?と感じた人もいたかもしれませんね。
じつはこの抵抗感を強く感じる人ほど、自立の度合が高いんですよね。
しかもただの自立ではなく、自立を極めた「超自立」をしている人は、ほとんど当てはまるんじゃないかと思います。
ちなみに、近藤の言う「超自立」とは、
何事も自分一人で背負わなければならないと思い、自分の弱さや甘えを許せないから、人にお願いをしたり、頼ることができないタイプの人のことです。
今「あれ?それって私のこと?」と思った方はけっこういるんじゃないでしょうか。
なにしろ私のカウンセリングを受けてくださっている皆さんは、昔から『超自立男性とのパートナシップ』に悩んでいる女性がとても多いのですが、それと同じくらい『自分自身が超自立して生きてきた』という女性もたくさんカウンセリングへ来てくださってますからね。
きっと読者の皆さんの中にもそういった人がたくさんいるんじゃないかと想像しています。
さて、そんな人が「人を頼りましょう」「受けとりましょう」とか「ありがとうを伝えましょう」と言われて即実践できるんでしょうか?
カウンセリングと出会う前の私だったら「そんなことするくらいなら腹を切ります」くらいの反応はしていたでしょうね。
「何のために一人で頑張ってきたと思ってるんだ!」って。
じつは今日お伝えしたいのは、ここ↑なんですね。
自立してきた人は、いったい「何のために一人で頑張ってきた」のでしょうか?皆さんも考えてみてもらえますか?
ある人は、子供時代に頑張らないと両親に自分の方を見てもらえない、と感じたことがきっかけかもしれません。必死に頑張って頑張って、愛されたかった人の愛をもらいたかったのかもしれません。
また、そんな頑張り屋さんが心の奥に抱えてきた想いには、こんなものもあるのです。
頑張って何とかしたいと思っていたのは、本当は両親や家族、昔のパートナーなど、「自分の大切な人たちを助けたい」という想いがあったから。
あなたが長い間、誰にも頼らずに一人で頑張ってきた理由は、あなたの大切な人からの心からの「ありがとう」の言葉を聞きたかったからかもしれません。
そんなあなたには、ある才能が隠れています。
それは「誰かの頑張りを見つけられる感性」。
あなたには、周りの誰かを認めたり、褒めたり、感謝の言葉を伝えることで、目の前の人を喜びをあげられる才能があるわけです。
なぜなら、あなたは大切な人から「ありがとう」を言われることが、どれほどの喜びなのかをよく知っている人だからです。
あなたの伝える「ありがとう」には、人を幸せな気持ちにする力がある。そんな意識で、あらためて周りを見てみてもらえますか?
きっと、あなたの役に立ちたくて、感謝の言葉を聞きたくて頑張っている人が、すぐ傍にいるはずです。
あなたは今日、誰に心からの「ありがとう」をプレゼントしたいですか?
それでは、今日があなたにとって素晴らしい日でありますように。
心理カウンセラー
近藤あきとし
※記事中に出てきた、とにかく頑張り屋さんな超自立女性のためのお話です
※「連絡してこない」「向き合ってくれない」「なんで彼はあんな態度なの?」と思ったら読んでみてください↓
【超自立男性との恋愛シリーズ】