心理カウンセラーの近藤あきとしです。
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それでは、2月10日に【アメブロ】恋愛テクニックに掲載した記事をご紹介いたします。
●パートナーに「どうして分かってくれないの?」と悩んでいる人に知ってほしい【恋愛のプロセス】とは?
恋人同士や夫婦がケンカになるとき、それまで上手くいっていた関係がギクシャクしてきたとき、私たちは「パートナーのことが理解できない」と感じています。
理解できない気持ちの裏側にあるのは、私たちが今持っている考え方、感じ方の範囲内にパートナーがいないということです。
相手の考え方、感じ方があなたの範囲の外にあるので理解が及ばないわけですね。
すると当然お互いがお互いを理解しあえないので、二人が上手くいく可能性は低くなってしまいます。
だったらもう別れるしかないの?と思いたくなりますが、そうとも言い切れないんです。
2人の今の状況の裏を返せば、上手くいかない関係と言うのは、私たちの心の幅をググっと広げて、今までより多様な考え方感じ方を取り入れるチャンスが来ているとも言えるのではないでしょうか?
恋愛を始めとする対人関係で一番ケンカになりやすい原因は「価値観(考え方、感じ方)の違い」だと言われます。
愛情表現のやり方・仕事と家庭のバランス・生活スタイル・家事の役割分担・キレイ好きの程度・身体の相性などなど…数え上げたらカップルの数だけ理由はありそうです。
カウンセリングでも、
「つきあい始めや結婚当初は同じだと思っていた所が、しばらくすると違いが出てきて・・・」
「違う部分が気になって、自分にはパートナーの価値観が受け入れられない」
「私が大切にしている部分をパートナーが分かってくれなくて」
などのお話はよく聞きます。
ただ実際には違いが出てきたのではなく、初めから価値観が違っていたことに気づいていなかっただけなんですよね。
気づいていなかったパートナーの持っている一面が見えてきたということです。
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国際結婚をしているご夫婦とお話しする機会もあるのですが、目の前で二人の価値観が衝突してケンカになった際に、
「私たちが違うことくらい初めから分かっていたじゃない。違う部分を愛しあいたいから一緒になるって約束をしたことを忘れたの?」
なんて言葉がサラッと出て来たりするのを聞いたときは、お互いの違いを問題にするのではなく、愛しあう理由にできるんだなと感動したことを覚えています。
パートナシップをより良くするために大切なことは、お互いの違いを受け入れあうことかもしれません。
恋愛感情や親密感は「私とあなたは(考え方感じ方、趣味、話題、好き嫌いなどが)同じだね」というところから芽生えるようです。
同じでいたいんですね。2人で同じものを買ったり、同じ映画を見て笑ったり泣いたり、同じ話題で盛り上がったり。
同じ何かを共有することでつながりを感じて愛情が深まったり、確かめあったりしているんです。
皆さんは小さい頃に親や兄弟姉妹の真似をしていたこと、覚えていないでしょうか?
これも同じことで、大好きな両親や兄弟たちとのつながりが欲しくて真似をしたくなるんです。
あなたが兄姉の立場なら、弟妹がいつも自分の後をついてきたり、同じ遊びをしようとしたり、同じオモチャや服を欲しがったりしていた経験があるかもしれないですね。
なぜかというと、私たちは「好きな人と一緒でいたい」「同じでいたい(つながりたい)」という欲求があるからなのです。
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恋愛で起こりがちなのが
・パートナーの言うことに何でも合わせてしまう(NOが言えない)
・パートナーの好きなモノを自分も好きになろうとする
・パートナーの価値観に染まろうとしてしまう
などですね。これが良いか悪いかはさておき、こういうことをして同じだと感じたくなるんですね。
この傾向は、私たちが内面的に自分自身が確立されていない、まだ未熟さを残している際にでてくる欲求であるとも言えます。
いわゆる依存の時代にいる時、誰もが自信が無いので、誰か自信を持っている人を真似することによって(その人と同じだと感じることで)自信をつけたいと思うからです。
そうして、つながりを感じられた分だけ安心できるので、そこからようやく自分を確立するための一歩を踏み出せるようになるのです。
恋愛では必ずと言っていいほど、自立と依存の関係に別れることになります。
このとき自立側に必要なのは、相手を安心させること。信頼することを学ぶことで、
依存側は、自信を持つことが必要な学びになります。
そうすることで「相手を理解できない」罠から抜け出せるわけです。
*
パートナーシップの先のプロセスで言えば、この段階はまだまだ始まったばかり。【依存】時代⇒【自立】時代⇒【相互依存】の流れに沿って、簡単にご紹介しましょう。
【依存】
自分を受け入れてほしい⇒相手と同じになりたい
↓
【自立】
違いを出したい⇒違いを理解したい
↓
【相互依存】
お互いの違いを受け入れあい、違いを活かして二人の共有できるビジョンの実現を目指す
という段階を経てパートナーシップは成長すると言われています。
プロセスを飛ばして先へ行くことはできないので、まずはパートナーの依存を満たしてあげること、そして自分は自立することをお互いが目指すことが大切です。
今あなたはどの段階にいるか?二人の関係はどの段階か?ちょっと考えてみてくださいね。
今日はあなたの想像力を大いに働かせて、あなたが欲しいパートナーシップのイメージをできるだけ明確に描いてみてください。
私たちは目指すところが明確になると自然とそこへ向かって進み始めるんです。
すると今は上手くいっていないことでも「次もやってみよう」と思えるようになるんです。これは私たちみんなが持っている無意識の力なんですね。
次に、あなたのイメージをした本当に幸せなパートナーシップが叶ったと想像してみるんです。
あなたの願いがすべて実現したとしたら、いったいどんな満ち足りた気持ちになるか?どんな喜びに包まれているだろうか?それをできるだけリアルに感じて味わってみてください。
ここが明確になればなるほど、あなたのビジョンが、あなたが今なにをしたらいいかを教えてくれます。
パートナーがいる人は、二人で一緒に共有できるビジョンを描いてみてください。
まだ2024年が始まったところですから。およそ1年後、今年の年末にこのビジョンがどこまで実現しているか楽しみにしながら取り組んでみるとイイかもしれないですね。
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最後まで読んでいただきましてありがとうございました。次回もお楽しみに。
それでは、皆さんが健康で、心穏やかに、いい時を過ごされますように。
心理カウンセラー
近藤あきとし
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