いつもありがとうございます。
心理カウンセラーの近藤あきとしです。
春は多くの人にとって変化の時期。
今ちょうどそんなタイミングにいるという人も多いのではないでしょうか。
これからの未来へのワクワク楽しみな感じと、先の見えない状況にドキドキする不安を感じている部分と、両方の気持ちが心の中にあるかもしれませんね。
変化は成長や新しい可能性と出逢えるチャンスである一方、先が予測できないリスクも同時に孕んでいますから、そんな相反する感覚があるのが当たり前なんです。
でも、「今なら、これまでと違う道が拓けるかもしれない」という機会を目の前にしても、チャンスだと分かっていながら二の足を踏んでみたり、今までと同じ道を選んで同じ問題を抱え続けてしまうことも本当によくあります。
ほとんど無意識でやっていることなので自覚できることも少ないのですけれど。
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たとえば、大好きな人に告白したらおつき合いできるかもしれないけど、フラれて傷つくリスクもありますよね。
だったら告白しない方を選び続けていれば、フラれないというメリットはありますが、恋人が出来るチャンスを逃し続けることになってしまいます。
どうやら、私たちは幸せが待っているかもしれない未来よりも、あまり幸せでなくても今まで積み上げてきた過去の方に執着したくなることが多いようなのです。
そして、この場合の過去というのはほとんど観念(思い込み)で出来ています。
「私は好きな人から相手にされない」「きっと相手の迷惑になる」などの思い込みがある人にとっては、恋人ができてしまったら今まで信じてきた世界が消えてしまうので困ってしまうのです。
多くの人が変化のチャンスを前にすると怖くなってしまうのは、この過去からの思い込みの世界が崩れる怖さなんですね。
もし今、私も当てはまるかもなあ、と思った方は、こんなことを自分自身に聞いてみてください。
「その思い込みは今でも私の役に立っている?もう必要ないものじゃあない?」
そして、
「今度は、私らしく幸せになれる方を新しく選んでみよう」そんな言葉でちょっと弱気になってしまいそうな自分を応援できると良いですね。
できるかどうか、は横において置くことがポイントです。
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私は最近は、直観が「あっ!こっちかも!」と感じるものに繊細になってみよう、と心がけています。
そう思って生活してみると、いつもの日常の中にも選択の機会はたくさんあることに気づきました。
何を食べたいのか?
どこで過ごしたいのか?
誰に会いたいのか?
今どうしたいのか?
などの自分の心の声を丁寧に感じとってみると、自分を満たすちょっとしたチャンスにできたりします。
それともう一つ、心の声はとても小さいことにも気づきました。
ホントに囁きのように小さいので、周りを見ていて心に思い浮かんだことや、誰かと関わることで受け取ったヒントは忘れないようにすぐメモに書くようにしています。
その全部が心の真実とつながっているかどうかは分からないですし、後で見返すと意味が分からないものもあるんですけどね。
ただ心理学の世界では、私たちの周りに見える世界はすべて投影(自分の心が周りの人や物に映しだされているということ)だと言われていますからね。
わけが分からないコトを見つけた分だけ、私の心の中はけっこう面白いものが溢れてるのかもなあ、と考えてみたりしています。
もし、あなたが、心が感じたことにいつでも素直に、そして丁寧に生きてみたらどうなるでしょう?そう考えるだけでも未来が楽しみになりそうな気がしてきませんか?
「いったい、何が私らしいことなのか分からない」と感じたら、それを知るためにカウンセリングを受けてみてもイイと思います。
今より、もっと新しくて面白い世界を一緒に見つけていきますからね。
それでは、今日があなたにとって素晴らしい日でありますように。
心理カウンセラー
近藤あきとし