いつもありがとうございます。
心理カウンセラーの近藤あきとしです。
9月10日に【アメブロ】恋愛テクニックに掲載した記事をご紹介いたします。
●嫉妬されるのは、魅力を受けとって“あなた自身になる”ためのメッセージ
<こんなことについて書いています>
- 自分の魅力や価値を受けとっていないと、周りの地雷を踏んで思わぬ攻撃を受けることがある。
- 嫉妬は「あなたは素晴らしいんです」という証拠を見せられているようなもの。
- 受け取れると、周りの見方とあなたのふるまいや与え方がマッチするので、もっと慕われたり感謝されたりする。
最近は嫉妬やコンプレックスについてのご相談が比較的多かったように感じました。
「他人と比べてしまって、嫉妬しているのが苦しい」
というお話もよく伺いますが、
「なぜか周りから嫉妬されて、攻撃されてしまう」
という悩みを抱えている人も意外と多いのです。
私たちは自分の魅力や長所をちゃんと知っておかないと、無意識のうちに周りの人の地雷を踏んでしまって嫉妬されてしまうものなんです。
◇◇◇
例えば、とっても美人でモデルみたいにスタイルの良い女性が、じつは、人を笑わせるのが大好きで、いつも面白いことを言って周りを楽しませているような人だったとしましょう。
こういったギャップは、本来大きな魅力になるのは分かりますよね。
その彼女も男女問わずとても人気があります。
しかし、彼女自身は自分に全然自信がありません。なぜなら自分の性格がコンプレックスだったのです。
「女性は清楚でおとなしい性格じゃないと男性から好かれない」
と彼女は思っていたからでした。
自分の魅力を受けとれていなかったので、周りから
「○○さんは本当にキレイね。羨ましいわ。」
と褒められても、
「イヤイヤ、そんなことないです(だってこんな性格だし)。私なんて・・・」
と、まったく受けとれません。
しかも固まった表情で冷静に謙遜してしまうので、けっこうな確率で相手の地雷を踏んでしまいます。
彼女にとってはイヤミを言ってるつもりは無いですしむしろ悩んでいる部分でした。
しかしそれが、かえって周りで聞いている人たちの劣等感を刺激してしまうのです。
自分の魅力や価値をほとんど認識していないことと、まとっている雰囲気にそぐわないふるまいをしていることで、本人にとっては思いもかけずに周りの嫉妬心を煽ってしまい、攻撃されるという状況を引き寄せてしまっているんですね。
◇◇◇
また、魅力や才能というのは、本人にとっては当たり前すぎるものなので、それらがあることの価値が分かりにくいということも彼女にマイナスに作用してしまうのです。
みなさんの周りにもいませんか?
・頼りがいがあるなと思うのに、本人は「もっとしっかりしないと!」と言っている人
・細やかで気が利くのに、「私は鈍感で気が利かなくて・・・」と言っている人
・優秀で仕事ができるのに、「まだまだ全然ダメですよー」と言っている人
キレイな人は、特別に頑張ってキレイにしているわけではないので、自分の価値だと思うより、「私なんて・・・」と思ってしまいます。
しかも彼女は性格をコンプレックスに感じているので余計にネガティブな要素を感じやすいだけに悩ましいのです。
そもそも嫉妬されるということは、「あなたはとんでもなく素晴らしいんです。」という証拠を見せられているようなものです。
でも、そのとんでもなく素晴らしいものを受けとっていないので、相手が戸惑ったり、怒ったりするんですね。
そしてコミュニケーションが滞って、関係がややこしくなってしまうんです。
周りからは、
「○○さんは、美人だし、面白いし、一緒にいて本当に楽しいよ。あなたは本当に素晴らしいんだよ」
と言われているのに、その言葉を片っ端から叩き落していたとしたら、それは相手はショックだし腹も立ちますからね。
ですから、そんな時には「ありがとう。嬉しいです。」と言って受けとることにチャレンジしてみましょう。
◇◇◇
あなたにどんなコンプレックスがあっても、あなたを認めてくれる人たち、好きだと言ってくれる人たちは、あなたの全部を認めてくれているし、好きだと言ってくれているんです。
そして、あなたが本来の魅力を受け入れて、その価値にふさわしい態度やふるまい、与え方ができるようになると、今度はまわりからもっと感謝されたり、慕われたりすることになります。
周りからの、あなたに対する見方とあなたの受け取り方がマッチしてコミュニケーションの滞りが取れて、自然な流れに戻るからです。
例にあげた彼女が自分の性格をコンプレックスに感じていたように、
自分の魅力を、何か害のあるモノのように感じてしまう人もいるかもしれません。
でも、それはあなただけが持っている影響力だからかもしれないのです。
だとしたら、じゃあそれをどう扱っていこうか?ということが、本質的なテーマなんですね。
もし、この記事を読んでいて抵抗を感じたり、心の痛みが出てきたり、逆に無感覚になっている人がいたら、
これまでの人生経験の中で、あなたの本来の魅力や才能に対してネガティブな思い込みをもたらした事情があったかもしれません。
影響力の使い方が分からなくなって、心のどこかへひきこもって本来のあなた自身が隠れてしまったのかもしれません。
でも、もう出てきても良いんです。自由になっても良いんです。
嫉妬はあなたが「本来のあなた自身」になるためのメッセージを送ってくれているってこと、ここまで読んでくださったあなたなら、もう分かってますよね。
次回の恋愛テクニックもお楽しみに↓
2016/9/25【女性に「ここを一番知ってほしい」男性心理の話】

***
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。
それでは、今日があなたにとって素晴らしい日でありますように!
心理カウンセラー
近藤あきとし
※コチラの記事も参考になると思いますので読んでみてください。
