いつもありがとうございます。
心理カウンセラーの近藤あきとしです。
ここ最近の恋愛に関するカウンセリングでは、
「ついやっちゃう」癖やパターンが話題になることが多くありました。
例えば、
「いつも彼が浮気をしているんじゃないかと疑ってしまう」
「いつか彼が私に飽きて他の女性のトコロへ行ってしまうんじゃないかと不安になる」
「彼が優しくしてくれても、恥ずかしくて素直になれずについ誤魔化してしまう」など
みなさんは男女関係になると出てくる自分の癖やパターンをどのくらい気づけていますか?
おそらく、全く無い、という人はいないのではないでしょうか。
この癖やパターンが、私たちのパートナーシップが上手くいくのを邪魔しているとしたら、
「またやっちゃった!」の前に、何とかしておきたいですよね。
6月18日に【アメブロ】恋愛テクニックに掲載した記事をご紹介いたします。 こんなことについて書いてます
・「ついやってしまう」癖やパターンに、どれくらい自分で気づけているかを知ることが大切。
・どんな感情を感じている時に、癖が出やすいかが分かると、やってしまう前に対処できる。
・感じたくない嫌な感情と向き合って癒すことで、自滅パターンから抜け出せる。
●恋愛が上手くいかないあなたの癖とパターン(1)「またやっちゃった!」を止めるには
ここ最近の恋愛に関するカウンセリングでは、「ついやっちゃう」癖やパターンが話題になることが多くありました。
例えば、
「いつも彼が浮気をしているんじゃないかと疑ってしまう」
「いつか彼が私に飽きて他の女性のトコロへ行ってしまうんじゃないかと不安になる」
「彼が優しくしてくれても、恥ずかしくて素直になれずについ誤魔化してしまう」
などなど
みなさんは、男女関係になると出てくる自分の癖やパターンをどのくらい気づけていますか?
全く無いという人はおそらくいないと思います。
そして、この癖やパターンが私たちのパートナーシップが上手くいくのを邪魔しているとしたら何とかしたいですよね。
気がつくと、
・嫉妬してしまったり
・強がってしまったり
・我慢して辛くなったり
・頑張りすぎたり
・依存的になったり
・気持ちを伝えるのではなくぶつけてしまったり
・ワガママになり過ぎたり
・責めるような言い方になったり
・自分の気持ちを無視してパートナーを許してしまったり
挙げていけばキリがないですが、みなさんの中にもつい繰り返してしまって、それが元で恋愛でのつまづきを作ってきた経験があるのではないでしょうか?
完璧に全ての癖を直すことは出来ないでしょうけれど、
もし人間関係や恋愛に問題を起こしている、いつの間にか繰り返しているパターンがあるとしたら、そこに自覚的に気づくことが大切です。
その癖が、もう必要がないと感じたら手放していくこと。
そしてみなさんが本来目指していた自分の姿や未来のほうへ意識を向けていけたら、今まで繰り返してきたものとは違う展開に進んでいけるでしょう。
もしあなたが恋愛が同じパターンで失敗してきたとしたら、きっと同じ間違いをしてきたはずですよね。
大事なのは、そのパターンを起こしている無意識的な癖に気づいて別の選択をすることです。
そうすれば、同じ間違いをすることはなく、恋愛が上手くいく可能性はずっと高くなるはずですからね。
だとすれば、今回のブログは、
別れたパートナーと復縁したいと希望している人、
これから新しい恋愛に進む為にこれまでの失敗パターンを解消したい人、
まさに今がパートナーとの関係が上手くいくかどうかの瀬戸際だと感じている人にとって、
とても重要なテーマになるでしょう。
◇◇◇
まずはどれくらい、みなさんが自分の癖やパターンに自覚的になれているか、そのレベルを見ていきましょう。
1.【無意識にやってしまっていて、自分では気づけていない】
初めは全員がここからスタートです。無意識にやっているからこその癖というものですからね。
たいてい問題が起きたり、周りの誰かから言われて初めて気づくことになります。
「これはやっちゃうとマズいんだな」と感じだすんですね。
私たちは成長とともに人生のステージが変わっていくと、それまでは問題でなかったことが問題に感じたり自分が変化しないと越えていけない状況が出てくるものです。
例えば、前の彼はOKだったことが、今の彼に対してはNGに感じてしまうことなどです。
2.【誰かに指摘されたら気づける】
最初は何の問題意識も持たずにやってきたわけですから、なかなか自覚的になれるものではありません。
誰かに言われてようやく「あー、そうだった」と気づくわけです。
ただ、分かってはいてもそう簡単に修正が効くわけではないというのは、みなさんも経験済みではないですか?
あまりに何度もやっている自分に腹がったり、他人から言われすぎて逆切れしそうになることもあり得ます。
もし、パートナーと協力してお互いに癖やパターンを指摘しあおうとしているのなら、「言われたことで頭にきても、八つ当たりは止めようね」と事前に決めておくのは大事かもしれません。
3.【やってしまった後で気づく】
ここまで来ると、「うわー、またやっちゃった」ということに自分で気づきます。
そして、そんな自分が自分で嫌になってくる段階です。
とは言え、自分で気づけるようになれたので、相当プロセスは進んでいると思って良いんですね。
どれだけ自己嫌悪にハマらず、目指す自分の姿や未来を見続けられるかがポイントになります。
4.【事前に気づいて自分で止められる、なおかつ別の選択ができる】
これが出来るということは、どんな状況の時に、自分の中で何が起きていて、どんな感情を感じているときに癖が出やすいのかがキャッチできます。
そして自分でその感情に対処できるので、それまでのパターンが出てくる前に止められるわけです。
すると、止めたいと思ったパターンは手放せて、本来望む方向へ進むことが出来るんですね。
◇◇◇
私はクライアントさんの癖に気づいたときには、カウンセリングの流れを止めてでも指摘をすることがあります。
それは同じ間違いからの自滅パターンになるべく早く気づいて欲しいからなんです。
そうすることで、最初の【自分では気づけていない】段階から、【誰かに指摘されたら気づける】ところへ進むことが出来るのです。
ただ上にも書いた通り、指摘されて嫌な感情も感じるので、クライアントさんが、ちょっとムッとしていることに気づくこともしばしばあります。
私がたびたび素晴らしいなあと思うのは、面談で2時間カウンセリングする間に、ほとんどのクライアントさんが、3番目の【やってしまった後で気づく】段階へ進んでいっていることなんですね。
「あ、私またやっちゃってましたね」と自分で癖に気づけるようになれるんです。
(もしかしたら、後で「嫌なことを言うカウンセラーだった」と思われているかもしれませんが)
そうなればしめたもので、後はご自身で何度も気づくことを経験できますから、私はむしろ、これから目指していく目標の方を意識してもらうことに役割をシフトしていけるんです。
何にせよ大事なことは、自分がどんな嫌な感情を感じると、癖が出てきて同じパターンになるのかを知ることです。
感じたくない嫌な感情と向き合って癒すことが出来ると、同じ間違いをして恋愛が失敗するパターンを繰り返す必要がなくなるのです。
次回は、その嫌な感情とパターンの出てくる仕組みを深く見ていきますね。↓
2016/7/3 恋愛が上手くいかないあなたの癖とパターン(2)「感情が教えてくれる幸せへの道」

※この記事は参考になると思いますので、読んでみてください。
2015/1/12 「パートナーを疑ってしまうのは、信頼することが怖いから」
