どうして男性の愛情表現は理解しにくいのか?についてお答えします(1)~【アメブロ】恋愛テクニックより

いつもありがとうございます。

心理カウンセラーの近藤あきとしです。

4月28日に【アメブロ】恋愛テクニックに掲載した記事をご紹介いたします。

 ●どうして男性の愛情表現は理解しにくいのか?についてお答えします(1)前回まで4回にわたってお届してきたこちらのシリーズ

『浮気したり嘘をつく超自立男性が抱える心理について』
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タイトル通り超自立男性の中でも、ちょっと遊び人なタイプの男性たちの心理と、そんな彼らと深く関わっていくためにはどんなマインドを育てていくことが大切かについて詳しくおはなしさせていただきました。

おかげさまで、多くの感想やコメントをいただきました。機会があればブログのほうでご紹介したいと思います。

またこの記事をきっかけにカウンセリングを受けていただいた方もたくさんいらっしゃいました。ありがとうございました。

こういったお悩みを抱えている方が、私の予想よりもずっと多かったことに少し驚いています。

さて、今回はもう一方のスタンダード(標準)タイプ側で、超は付かないけどけっこう自立して生きている男性(つまり世の男性の多くが持つ傾向)をどう理解してあげたら良いか、のヒントになることをお伝えしたいと思います。

私がいつもブログでご紹介している事例は、分かりやすくする為に少し大げさに表現しています。

ですので、実際に出会う男性やおつき合いしている彼は、もう少し大人しめな超自立くんであることが多いはずです。(逆に事例を超えるような大物もたまにいますが)

多くの男性は自立的に生きていますので、ふだんは感情をほとんど感じないフリをしていますし、表現することもあまりないものです。

そして、こういった男性のパートナーになる女性は、おそらく感情豊かで、お互いに気持ちをやり取りすること、心のつながりを大切にしたい人になります。私たちは無意識に相手との心のバランスをとりますからね。

そうなると、彼、彼女の指向が違うだけに何かと問題が出てきてしまいます。

彼が自分の気持ちや感情を無視している分だけ理性的であることや、より合理性ばかりを重んじていると、おつき合いしている彼女にしてみると、

「彼が本当に私のことを好きなのか分からない」と不安になったり、
「もしかして本命の彼女が別にいて、私は都合の良い女・・・?」という疑いを感じてしまうことも良く聞くお話です。

私たちは成長して大人になっていくと、自分のやり方というものを大事にしたくなります。

たとえば、自分なりの仕事の進め方。
メールは朝まとめて返信する。
休日の過ごし方。
いつもテレビをつけっぱなしにしたい。
デートはきちんとプランを立てたい。
逆にその時の気分で何をするか決めたい。
食事はかならずご飯と味噌汁と漬物が必要。
セックスは自分主導で・・・などなど。ありとあらゆる面で出てきます。

ただ、譲ってもいいと思える部分、相手に合わせてあげても平気なところもあれば、

これは譲れない。絶対こうじゃななきゃダメ!という部分も出てきます。パートナーシップでは、ここがぶつかり合って、摩擦を生じて問題になることが多いんですよね。

このお互いの違いを越えて、二人だけの絆やつながりを育んでいくテーマが出てきたときが、じつはパートナーシップが本当に始まったときなのかもしれません。

もし今パートナーがいる人は、あなたにとって安心できるか、満足できるかは別にして、

彼がどんな愛し方・与え方・表現の仕方をする人なのかをどれだけ具体的にあげられるでしょうか?どれくらい理解できていると思いますか?

先ほど言ったとおり、男性は愛情表現がまあ下手です。そして素直じゃありません(すいません)。それくらい感情というものに慣れていないからなんですけどね。

それを分かったうえで、男性の中にある女性への優しさと大切に想う気持ち、隠れて分かりにくいけど確かにある愛情の表現方法を見つけてあげられるのが、女性のもっている感性の素晴らしさだと思います。

と言っても「どこをどうみたら良いの?」と思われるかもしれませんよね。

実際に恋愛のカウンセリングをしていて、クライアントさんにパートナーである彼の言葉や行動の中に見える誠実さや愛情を解説していると「えー、そうだったんですか」「それ聞かなかったら全然気づかなかったかも」と言われることも多いんです。

なので以下に、ここを見てあげると彼なりの愛情表現が理解しやすいのではないかな、というポイントをいくつか上げてみますね。

●確実に実行できることが分かるまでは言葉にしない

デートの最後に「また会いたいね」と伝えても、彼がすぐに約束をしようとしなかったり、「いやー、仕事しだいだね。」と言ってしまうのは、キチンと約束が実行できることがその場では分からないからなんです。

なので次の約束ができなくても、あなたが嫌われたと思うのは早合点になってしまいます。

彼が確実さを大事にするあまり、「そうだね。また会おうね。」と言ったら彼女は安心するんだろうな、という思いに至らないんですね。

ただその分だけこういうこと↓が言えます。

●約束は守ろうとする

確実に実行できることを重視しているので、一度した約束はちゃんと守ろうとします。それどころか彼女が忘れてるようなこともしっかり覚えていたりします。

Lineのやり取りも、あなたが好きな気持ちを伝えた内容はスルーしますが(感情に疎いので、どう返事をしたらいいか分からない)、スケジュールなどが確定したことなどは聞いてもいないのに送ってくることがあります。

その点は健気なくらいなんとかしようと努力してますので、彼が頑張って実行してくれたことを評価してあげるととても喜びます。

●愛情は低め安定

恋愛にはドキドキするような刺激よりも、癒しや安定感を求めるのでドラマチックな演出やサプライズは苦手ですが、「この人を愛そう」と決めたその想いは、いつも胸の奥に確かに存在します。その点はブレないのですが、その価値には本人も気づいてないこともあります。

彼の土俵際の強さというか、ピンチの時の粘り強さを見てあげられると良いかもしれないです。

また、2人で過ごした後で「あの時あんな答え方で良かったのかな?今度はこう言ってみようかな?」なんて一人反省会を繰り広げていたりします。意外と見えないところでも彼女のことを想っています。

●事実として明白なことはわざわざ表現しなくていいと思っている

会話やコミュニケーションは情報のやり取りだと思っているので、相手とのつながりを感じるためという発想が乏しいです。

たとえばあなたがデートの時に「今日は楽しかった」「会えて嬉しかった」と伝えた時に、彼も同じに感じていたら「ああ、良かった」と思って、3~4日くらい平気で連絡しなかったりします。

なぜなら「お互いに気持ちが同じだったら、わざわざまた伝える必要性はないでしょ。」と考えるからです。

※昔、私はデートの後、2週間くらいメールも電話もしてませんでした。で、急に「また遊びに行きましょう」なんて連絡していたのですけど、当然その頃には女性は冷めているのでギクシャクしたり、その後が続かないなんてことが良くありました^^;申し訳ございませんとしか言えません。

長くなりそうなので続きはまた次回にお届しますね。

ちなみに次回お伝えしたい内容は『彼の安心感はポイントカード制』です。
2018/5/12「どうして男性の愛情表現は理解しにくいのか?についてお答えします(2)」

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