いつもありがとうございます。
心理カウンセラーの近藤あきとしです。
ここ数年、カウンセリングでお金に対する問題のご相談を受けることが増えたなあと感じます。
このテーマを扱うとなると、多くの場合クライアントさんからは
「収入が少なくていつもギリギリで生活している」
「お金が無くて将来が不安」
というお話を聞きます。
しかし、会社を経営されている人や資産家など、いわゆるお金持ちの人たちとお話をしていても、
「お金はあるけれど、なぜか満たされていない・・・」
「今は大丈夫でも将来どうなるか・・・」
など、お金があっても何か埋めきれない不安不満を感じている人たちもいます。
本当の豊かさって、何なのでしょうね?
私自身も、金融機関で会社員をしていた頃は、それなりのお給料を受け取っていましたし、ボーナスももらえていました。
それなのに、なぜか「お金が足りない」感覚をずっと感じていました。
あるはずなのに、いつの間にか無くなっている。
たくさん使った覚えはないのだけど、なぜか消えている。
何かの支払いの請求がくるたび、口座の残高を見るのが怖かったのを覚えています。今思うと、とても不思議なことでした。
もし、心の中にお金(に対するイメージ)が入る受け皿があるとしたら、
私の場合お金の代わりに、たくさんの不安や怒りや不信感といった感情が詰まっていたように思われます。
・無くなってしまうという不安
・お金が無いから諦めないといけなかった
・欲しいものがあっても我慢する⇒溜まると怒りになる
・たくさんあると他人から羨まれるのでは?
・お金持ちはケチだ⇒自分はケチだと思われたくない
などなど、ほとんど後ろ向きな感情しかなかったですね。
そんな感情がギチギチに詰まっていたからか、お金が入るスペースがほとんど無くて、入っても入っても溜まる間もなく出ていってしまいました。
感覚的にはスッカスカのザルのように、入れた分だけ落ちていくようでしたね^^;
当時はホントにまったくお金が貯まらなかったです。
潜在意識的には、お金と嫌な感情がくっついているわけですから、そんな自分を苦しめるモノを持っていたくはないですから。
どんどん手放してしまいたくなっていたように思いますね。
ずっと長い間、「足りない」という地平に立ってお金と関わってきたのかもしれません。
「不安を埋めたいのに、埋めてくれないモノ」が私にとってのお金へのイメージだったように思います。
当時はお金を払うことに喜びを感じることがほとんど無かったですね。
さて、お金はツールだと考えると、何のために使うかが最も大事なはず。
ただ持っているだけでは幸せや豊かさ、人生の充実感を保障してくれるわけではないということでしょう。
自分が本当に心が満たされて「幸せだな~」と感じられるモノにお金を使うことができたら、
今度は「足りない」から「豊かさや、充実感」という地平に立てるんですね。
すると、お金は「私を幸せな気持ちにしてくれるモノ」に、そのイメージを変えていくことができるはずです。
- こんな幸せを感じたくて、こんな充実感で自分を満たしたいから、そのために意識的に使う。
↓
- そこで感じる「幸せ」と「お金」を交換できることが、「豊かさ」をベースにお金と関わることにつながる。
↓
- たくさんある、無いに関わらず、お金から自由になりどんな自分でも豊かさと幸せを感じられる。
そんな幸せな流れをつくれると良いですよね。
ただ、先ほどお話したような、お金と嫌な感情がくっついていて、それが心の受け皿を埋め尽くしているとしたら、まずはそれら感情を処理していくことが必要ですね。
長年溜め込んできたものであるほど、恨みつらみに近いものになっていることも多いんです。
両親のお金の扱い方やイメージに影響されて、観念(思い込み)を作っていることも良くあります。
家族と一緒に苦しんできた分だけ、思い込みを手放して、良いイメージとつながるのが難しく感じることもあります。
詰め込んでしまった感情としっかり向き合って、感じつくして、癒していくことから始めるほうが、結果的に良いモノを受け取りやすくなるんですね。
あなたが、そんな体験を心理学のプロと一緒に取り組んでみたいと思われたら、ピッタリのセミナーが来週の土曜日に開催されます。
トレーナーを務めるみずがきひろみカウンセラーは、株を運用するアナリストとして長年従事してきた経験を持つ、お金のプロフェッショナルにして心理学のプロフェッショナルです。
個人的に、このセミナーを開催するのに、これ以上ピッタリなトレーナーはいないんじゃないかと思っています。
※わたしはゲスト参加します。当日はいろいろアシストします^^
お金と関わるときに、私たちの心の中で何が起こっているか?本当は何を感じているのか?
もっと豊かに幸せを感じながら生きていく為に、お金と仲良くなるにはどんなことに気づき、何を意識していったら良いのか?
みなさんと一緒にテーマに取り組んでいく1dayワークショップです。
それでは、今日があなたにとって素晴らしい日でありますように。
心理カウンセラー
近藤あきとし