心理カウンセラーの近藤あきとしです。
いつもありがとうございます。
「なぜか欲しいモノが手に入らない」
「手にしたモノにいつも『これじゃない』、って感覚がある」
そんなパターンのある人をカウンセリングしている時、心の奥の「ある誤解」に気づいて癒していくことで、劇的に人生が変わっていくことがあります。
誰もが子供時代には、異性の親に恋心のような感情を抱きます。
たとえば、あなたが女性だとしたら、子供時代にお父さんを巡って、お母さんと自分とどちらが愛されるのかを競っていたんです。
初めて好きになった異性(お父さん)を同性の親(お母さん)に取られた、と受けとったことで、子供心に「自分は大好きな人から愛されないんだ」という痛みを感じるからなんですね。
もっと深く傷ついた場合「大好きな人を他人に横取りされた」、という経験として捉えてしまうこともあります。
カウンセリングでお聞きするケースとしては、
・同年代の男性に魅力を感じられず、父親くらいの年上の男性とばかりつきあったり
・本人的には望んでいないのに、不倫や三角関係になる恋愛が続いたり
・恋人ができても、なぜか遠距離恋愛になってしまったり(距離が二人の間に入って邪魔者になっているパターン)
・ハードワーカーのパートナーばかり選んでしまったり(仕事が間に入った三角関係のパターン)
・手の届かない人(タレントやミュージシャンなどの有名人や、医師や先生など恋人関係になりにくい人)ばかり好きになってしまう
…「欲しいモノが手に入らない」「愛されない」「横から取られる」という、子供心に感じた経験と同じようなストーリーが繰り返されしまうんです。
一方、勝者は勝者で「罪悪感」を感じてしまうことで、「一番イイものを受けとれない」なんて現実が繰り返されることが多いのですけどね。
どちらにせよ、これらの影響で「すべては手に入らない」という思い込みが生まれ、「そこそこのモノで良いかな」という選択をしてきたことで、「欲しいモノが手に入らない」人生になっているのかもしれません。
こちらも参考になる記事です↓良かったらどうぞ
■「好きという気持ちが分からない~異性の親との関係を見直してみる~」
https://www.counselingservice.jp/lecture/32456/
■「家族の三角関係がもたらす嫉妬の罠」
https://kondouakitoshi.jp/archives/65880012.html
このパターンから抜け出すには、「そもそも両親は競争相手ではない」という誤解に気づくことが一番大切です。
なぜなら本当に欲しいのは「お父さん(お母さん)を恋人にすること」・・・ではないはずですからね。
お父さん(お母さん)の位置には恋人はいないんです。逆に言うと、あなたもお父さん(お母さん)の恋人が本来のポジションではないということです。
今回の心理学サロンでは、この『エディプスの呪いを解く』ことがテーマです。
あなた自身に「すべてを手に入れてもいい」という許しを出せたら、あなたは何を望むのでしょうね。
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