心理カウンセラーの近藤あきとしです。
いつもありがとうございます。
4月になりましたね。
本来なら新年度・新生活の始まる時期ですが、今年の春はいつもとは違う状況になっていますね。
みなさん在宅勤務・休校などの影響で、家にいる時間が大幅に増えているのではないでしょうか。
今はとにかく人の動きを抑えることで、自分も、大切な人たちも守ることになりそうですから、一人一人がなるべく「動かない」ということの貢献を続けていけたらと思います。
とは言え、ただ家の中でじっとこもっていると、ついつい暗い気持ちとつながってしまいそうになることもあります。
心が厚い雲に覆われたような、どんよりした気持ちを感じている人もいるかもしれませんね。
そんな沈みがちな気分を解放して、少しでも楽になるには、感情を吐き出せる安全な場所を見つけておくこと、そのうえで「知らないうちに自分を責めてないか?我慢しすぎてないか?」など、心の内側を丁寧に見直せる時間をつくることが大切です。
落ち着いてきたら、「今だからできること」「この状況を通して受けとれること」に少しずつ意識を向けていけると良いですね。
逆にちょっと気持ちが昂っている人もいるんじゃないでしょうか。
私たちの心には防衛反応というものが備わっていると言われています。これは私たちがストレスを感じた時には、そのストレスを跳ね返すために心の抵抗力を高めるように反応する仕組みのことです。
ただ長期間その状態を保つことは難しいので、ストレスを受け続けると抵抗力は徐々に落ちていってしまうんですね。(一つの例ですが、震災などの自然災害が起きた際には、被災した直後にカウンセリングを受ける方よりも、しばらく時間が経過した後に受ける方の方が多いんです)
そんな場合には、もう一度しっかりと地に足をつけられるような、落ち着いた自分をとり戻せる機会を見つけたいところです。
信頼できる誰かに、今のままの自分を受け入れてもらえると、私たちはホッと安心して気持ちが緩みます。すると、気を張っていた時には分からなかった、隠れていた不安が見つけられたりしますからね。
人は自分の感情とつながれると、なにか一致したような、腑に落ちた感じがして不思議と落ち着けるものなんです。
今の状況で不安にならないように、なんていうのは無理な話ですが、誰かと気持ちを分かち合えると、心は安心することができて、本来の自由さを思い出すことができます。
まず今日を、安心できる日に感じられたら、今日も明日も、自由で穏やかな日にすることができますからね。
オンライン(【Zoom】を使用)で面談カウンセリングを受けられるようになりました
【Zoom】面談カウンセリング専用枠をご用意しました
※コチラのサイトでZoomの簡単な使い方が紹介されています