いつもありがとうございます。
心理カウンセラーの近藤あきとしです。
最近、お客さまがこんなことをお話してくださったんです。
「わたしが自分のやりたいことを楽しんで、朗らかでいることが、こんなにもパートナーや家族を幸せにするんだ、ということが分かりました。」
カウンセリングを受けているのはお客さまなのですが、周りの人も一緒に癒されたかのように変化してしまうことは、この仕事をしていると本当によく聞くお話なのです。
「あなたが変わると周りが変わる」というのは、ある意味カウンセリングの定説かもしれません。
最近は仲良くできていなかったパートナー、あまり会話の無かった家族関係だったのに、自然に「おはよう」「ありがとう」「ご飯おいしいね」という言葉が出てきたり、笑顔が見えるようになったり。
どうしてそうなるかと言うと、あなたの方が優しい言葉を使っていたり、今までより笑顔が増えているからなんですね。
パートナーや家族などあなたの周りの人たちが、優しい言葉をかけやすい、笑顔になりやすい空気をあなたが作っているからなんです。
でも、例えばケンカをしたときは全く逆になります。怒りや不満を伝えたときは私たちは最悪な気分になりますよね。
我慢に我慢を重ねた末にパートナーに怒りをぶつけたとき、「こんなことを私に言わせる、あなたが最低なのよ!」なんて思ってしまうものです。
(ケンカというのは相手から愛されていないと感じたときに起こりますから、本当は心の底では「あなたの愛がもっと欲しいの」という気持ちがあるわけですが、相手を攻撃しても欲しいものは余計に手に入りにくくなってしまうんですよね。)
「愛してる」「ありがとう」そういう言葉を大切な人に伝えたとき、私たちはとてもイイ気分になります。言われた相手よりも伝えた自分の方が幸せに感じてしまうんですね。
そして今度は周りの人にも「ありがとう」を言わせてあげられたら、相手はそんなイイ気分にさせてくれたあなたのことを、きっと大好きになるはず。
つまりあなたの伝える言葉、ふるまう態度が、あなたの大切な人たちが愛のある言葉を言える環境、優しい態度になれる環境を整えているということなんです。
そうして、あなたが本当につながりを感じたい人との絆を深く感じられとき、それまで問題だと思っていたことが、気がついたら問題でなくなっていた、なんてことになるんです。
それでは、今日があなたにとって素晴らしい日でありますように!
心理カウンセラー
近藤あきとし