「男性心理」を知りたいあなたが、それより先に知っておいた方がいいこと(3)~【アメブロ】恋愛テクニックより

いつもありがとうございます。
心理カウンセラーの近藤あきとしです。

●「男性心理」を知りたいあなたが、それより先に知っておいた方がいいこと(3)

前回、前々回から続くシリーズの第3回、最後の記事になります。

2018/1/6、1/20「男性心理」を知りたいあなたが、それより先に知っておいた方がいいこと(1)、(2)
https://kondouakitoshi.jp/archives/1418
https://kondouakitoshi.jp/archives/1419

はじめてご覧になる方は、前もって上記の記事に目を通していただくと、今回の内容が良く分かると思います。

(1)の記事で、「男性心理を知ったとしても2人の関係がうまくいかないケースもありますよ」とお伝えしました。

それはどんな場合かというと「自分らしさを見失っているときです」ということでしたね。

だから、まずは自分を立て直して「彼が好きだったあなたを思いだす」ことに取り組むことが大切ですし。

そして、あの時2人の間でどんなことが起きていたのか?どうして彼に別れの言葉を言わせることになったのか?

あなたの過去の恋愛や子供時代の感情も含めて、自分の心理を見つめ直して、丁寧に検証してみることも大事になってきます。

あなたが自分自身の心理を知っていなければ「私は本当はどうしたいの?」ということも分かりませんよね。

その状態で彼の男性心理を知ったとしても、パートナシップに役立てることは難しいかもしれません、というお話をしました。

どうやら、男女問わず私たちの心には「私には愛される価値なんてない」という思い込みが多かれ少なかれあるようなんですね。

この感情があると、人に嫌われないようにすることが最優先になって、自分を隠すことばかりしてしまい、

  • 相手に合わせた行動、言動ばかりになってしまう
  • 自分の本心とは違うふるまいや、言葉でコミュニケーションをしてしまう
    (本当は嬉しいのにムスッとしたり、憎まれ口を言ったりしてしまうなど)

こうした態度をとってしまいがちです。それが好きな相手となると、この傾向はより強く出てきますから、ますます自分を隠そうとするんです。

そして傷つきたくない分だけ、自分の方で相手の気持ちを極端に否定的、あるいは肯定的に決めつけてしまうことも多いのです。

「彼は全然私の方を向いてくれない」と決めつけたり、「彼には私しかいないはず」と思い込んだりしてしまうんですね。

(彼にシャッターを下ろされたように感じると彼の気持ちが見えなくなりますよね。その時、じつはあなたの心も分厚いシャッターで隠れていて、あなたも自分の本当の気持ちが見えなくなっているということなんです。)

傷つくことから自分を守るために無意識的にやっていることなのですが、「私は傷つくに決まっている」というのも思い込みだということにはなかなか気づけないんですね。

さらに、その思い込みは心の奥底にある「私には愛される価値なんてない」という感情から生じていること。
また、本来はいろいろな感情が心には渦巻いているはずでも、自分を隠しているうちに自分でも本当の気持ちが分からなくなってしまうので、

まずは自分を見つめ直し、根っこの感情と向き合い、癒し、立て直しをしましょうね。ということをブログ2回と半分くらいかけてお伝えしてきたわけです。

では、別れを告げてきた彼への執着を手放して、自分と向き合うことができたということで。

1回目の記事で書いた、私が創作したカップルのケースに戻りましょう。
https://kondouakitoshi.jp/archives/1418

どうして「一度距離をとって彼を自由にしてあげる」ことが大切なのか?ようやく彼の気持ち「男性心理」の話になります。

ケースに出てきた、草食系男子の彼のような人はあまり自分から積極的に女性に関わりに行かない分、罪悪感に慣れていないことが多いんです。

覚悟を決めて別れを告げたものの、彼の内心は怖くて仕方ないという気持ちでいっぱいになっています。

そう思っていますから(彼女は彼女で自分をたくさん責めてしまうのですけど)、その状況で彼女が近づいてきたとしても、自分の罪悪感を更に強く感じるだけなので、余計にシャッターを下ろしたり音信不通になったりしてしまうのです。

ひとまず身を引いて、距離をとるだけでも、彼は罪の気持ちに追いかけられなくて済みますし、落ち着いてくるとやっぱり彼女のことが気になる気持ちもありますから、

と思い始めます。そんなタイミングで突然彼からラインが来たりするのですが、まだ「会いたい」とは伝えてはいけません。

ここはまだ彼が様子を伺っているだけなので、追いかけようとするとサッと身をかわされる可能性が大です。なので、

くらいの短い返信で済ましておくと、彼の罪悪感は少しだけ減っていきます。

ただ本当に「少しだけ」なので、逆に彼女がガッツリ落ち込んでいる様子や、まだ怒りがたくさんあることが感じられると、罪悪感が大きくなって、またパッタリと行方をくらますことになります。

その後も彼から来た連絡に短い返信を返すだけにしておきます。

2人でいたときの楽しかった記憶、幸せだった感覚が戻ってくるんですね。

「えっ?そんなことで?」と思うかもしれませんが、この辺が男女の違いらしく。女性に比べると男性の方が都合よく記憶を引っ張り出しているみたいなんです(女性の方が悲しみや怒り、許せない、という感情を持ち続ける期間は長い気がしますね)。

そのときに、あなたが「彼が好きになったあなた」を取り戻せていたら(もちろん、もっと魅力的になっていても問題ないですよ)、彼の方から

「あのさ?久しぶりにあの店(あの場所)に行ってみない?」

なんてお誘いが来たりするのです。

「男ってバカなの?」と思われたかもしれないですが(否定はしません)、ほとんどの男性にとって当たらずとも遠からずな心理なんです。

必ずしも毎回スムーズに良い方向へ進むケースばかりではないかもしれませんが、浮気・復縁・離婚という状況、恋人同士・夫婦関係どんなパートナシップのなかでも起こりえることではあると思います。

参考の一つにしていただければ嬉しいです。

次回の恋愛テクニックもお楽しみに↓

最後まで読んでいただきましてありがとうございました。次回もお楽しみに。

それでは、今日があなたにとって素晴らしい日でありますように!

心理カウンセラー
近藤あきとし

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