恋愛の不満はもっと幸せになれますよというサイン(2)~自分には魅力がないと感じてしまうケース~

心理カウンセラーの近藤あきとしです。
いつもありがとうございます。

5月21日に【アメブロ】恋愛テクニックに掲載した記事をご紹介いたします。

●恋愛の不満はもっと幸せになれますよというサイン(2)~自分には魅力がないと感じてしまうケース~

前回のブログでは↓

パートナーに魅力を感じなくなったとき、じつはあなたの方が魅力を見ないようにしているんですよ、というお話をしました。

「もし、今以上にパートナーとの心の距離が近づいてしまったら、隠してきたダメな私が見つかってしまうかもしれない。」

そう心の奥で不安を抱えていたとすれば。

相手からこれ以上好きになられては困るので、本当はあなたの方が自分の魅力を隠そうとしていて、自分をディスカウントしている分だけ、パートナーの魅力も見ないようにしてしまっていたんですね。

つまりパートナーに「なんでこの人は・・・」と不満を感じる裏には、あなたが【もっと魅力的になるのを怖がっている】から、という心理があるのです。

では、今日はその続きとして「自分には魅力がないと感じてしまうケース」をお届けします。

カウンセリングをしていると、自分の魅力よりも自己嫌悪の方ばかり見てしまっているクライアントさんと会うことがあります。

「私は可愛くないから・・・」「性格が悪いから・・・」
「僕は頼りないから・・・」「優しくないから・・・」

でも私から見ると、「全然そうじゃないんだけどな」と思うんですよね。

なぜこんなことが起こるかというと、自分のイメージ(自己概念)と、周りのイメージが違っているからなんです。

そして、これも前回同様【もっと魅力的になるのが怖い】ときの心理なんですね。(あくまで潜在意識でですけどね。頭ではそんなことは思っていないでしょう。)

多くの場合、過去に自分の魅力を封印しなければ!と思うような体験があった、というお話が出てきますね。

たとえば、幼い頃は自分を抑えることはあまりしないですから、ほとんどの子どもは目立ちたがりです。

自己主張をして注目されたいわけですが、家庭内ではそれがOKでも、学校などの外では他の子どもたちとの関係も出てくるので衝突することがあります。

家にいるときと同じように、言いたいことを言ったり、欲しいものを欲しいと言っていると、「そんなことはダメだよ!」と注意されたり、「みんな勝手なこと言ってないでしょ」と叱られたかもしれません。

あるいは、勉強ができるとか、運動が得意とか、背が高いとか、何か目立つことがあると当然、周りから注目されます。

子どもによっては、その注目される視線が良いモノでなく、嫌な視線に感じて、攻撃されているように感じてしまい、

「みんなと違っているとダメなんだ・・・」と思い込んでしまうのです。

音楽の才能があったり、絵がとても上手い、身体の成長が早い、なんてことでも目立ってしまうこともありますよね。

こうしたことが時にはいじめに発展してしまうこともあり得ます。するとそんな体験があって以来、クラスメートと距離を置いたり、学校へ行けなくなったり、みんなと一緒に居られなくなった経験を話してくれる人もいました。(こうした感覚を分離感と言います。)

「私がしゃべると、うるさいって言われちゃうから黙っておこう」
「勉強ができると目立つから、できないフリをしておこう」
「背が高くてからかわれるのが嫌だから、なるべく小さくなっておきたいな」

そうして自分を隠そう隠そうとしてしまうんですね。

皆さんの子ども時代にも、身体が大きいのにオドオドしている男の子、スラッと背が高いのに猫背気味な女の子が周りにいたりはしなかったでしょうか?その子たちは、どこかで今あげたような体験をして「自分を隠さないと」と感じたからかもしれません。

でも本当は、私たちが隠そうとしている要素はすべて「魅力」の源のはずなんです。たとえば、

  • 言いたいことを言える=表現力、ユーモア、リーダーシップ、主体性がある、
  • 身体が大きい(力が強い)=包容力、安心感、自信、
  • 背が高い=美しさ、かわいらしさ、憧れられる、
  • 勉強ができる=努力、才能、目的意識が高い、

・・・などなど。見方を変えれば、素晴らしい才能と魅力になります。みんなと違う部分だからこそ個性であり、魅力なんですよね。

でも、持っていたがゆえに体験した「嫌な感情」によって心が傷つくと、私たちは自分で自分の魅力を否定することにばかり心のエネルギーを使ってしまうんです。

私たちの魅力と言うのは、発揮していると必ず目立ちます。人目を引きます。すると周りの羨ましいという感情、そして嫉妬の感情の2つが引き寄せられます。

無意識に魅力を隠してしまう人、自分の良いところが外へ出ないようにしている人は、嫉妬で攻撃されたことで傷ついている場合がとても多いんです。

過去のつらい体験を繰り返したくない。だから嫉妬されないように、攻撃されないように、自分を出さない。魅力的にならないことが防衛する方法になっているからです。

私たちがもっと魅力的になることを恐れる気持ちの下には、【自分が生まれながらに持っている魅力や価値】を、誰かから否定されたり叩かれて傷ついたために、唯一無二の個性を自ら否定しようとする感情があるのです。

それが、「私は○○だから・・・」という自己嫌悪を作ってしまうんですね。

さて、本来のテーマのパートナーシップに戻りましょう。

もし今、あなたがパートナーに対して「なんでこの人は・・・」と不満を感じているとしたら。

それは、あなたが隠してきた、あるいは否定してきた自分の魅力(や才能や個性)をもう一度取り戻すことが求められているからかもしれません。

あなたが「また攻撃されたらどうしよう」「みんなと違っていたらどうしよう」といった誤解からくる不安を越えたとき、あなたが長い間、無意識に拒絶してたものが戻ってきます。

嫉妬は「羨ましい」「私も欲しい」と感じるから生じる感情です。つまりあなたは周りが欲しいものを既に持っていて、ただそのまま表現していただけなんですよね。

周りから叩かれたのは、本当は「あなたみたいになりたい」という気持ちが根っこにあったからなんです。

その誤解を越えて、不安を手放していって、本来のあなたを表現することで、その姿を見ているパートナーに影響を与えるインスピレーションになれるんです。

「あんな風に自分をもっと表現してもいいんだ!」という許可を与えられるんですね。。

今日はこんな想像をしてみてください。

「もし私が、今の100倍魅力的になったとしたら・・・」

そのとき一体どんな不安や恐れを感じそうですか?

そこで深層心理に埋もれている不安に気づくことができます。魅力を発揮して、自分を表現することへの恐れが浮上してくるからです。

そして前回と同じく、こう自分に聞いてみましょう。

「私が大切にしたいのは恐れと不安の方?それともパートナーとの本当の幸せ方?」

パートナーシップで不満が出てくるのは、お互いが魅力的になることを恐れて変化しようとしていないことのサインだと言われています。

あなたが本来の自分を取り戻して、もっと魅力的になるリーダーシップを発揮できると、パートナーも抵抗や停滞を楽に抜け出すことができますよ。

※参考記事です↓こちらもどうぞ

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