いつもありがとうございます。
心理カウンセラーの近藤あきとしです。
先週末は移転前の東京カウンセリングルーム(目黒区駒場)での最後の対面面談カウンセリングでした。
品川の御殿山から駒場にカウンセリングルームを移したのが、私がプロカウンセラーになった2007年だったと記憶していますので、私のキャリアと同じ18年間、面談カウンセリングのために通い続けたことになります。
本当に長い時間を過ごしたんだなー、と思いますね。
駆け出しだった1年目と、18年経った今と、私はカウンセラーとして少しは成長できたのだろうか?なんて考えたりもして。
最初の面談カウンセリングの時には緊張してすごく力が入っていましたし、「何を提案したらいいんだろう?」と頭がフル回転でまったく余裕が無かったことを思い出します。
そう考えると、まだ何のキャリアもない1年生カウンセラーに会いに来てくれたクライアントさんたちには、ただただ感謝しかありません。
そんな長い時間を通して今でも強く実感するのは、カウンセラーというのはクライアントさんに学ばせていただき、成長させてもらっている、ということです。
そして、人生が変わるための一番大切な土台になるのが「関係性」であり、我々カウンセラーが提供できる唯一ものは「信頼関係」だけなのではないかと思います。
もちろん心理分析によって問題がどうして起こるのかを見極めることも、心理セラピーで問題の根本にある心の痛みを癒すことも大事です。
ですが経験を積むごとに分かってきたのは、心理学の知識や理論やセラピーなどの技術だけが人を癒すのではない、ということでした。それらはカウンセラーとクライアントの信頼関係があってはじめて活きてくるんです。
何が人を癒すのか?クライアントの人生を変えるのか?それは「誰かと出会い、関わること」から始まるという確信が、今の私にはあります。
人と関わることが苦手だった私が、こうして関係性の大切さを語るようになってしまったわけですから、クライアントさんだけでなく私もずいぶん変わってきたのかもしれないですね(気になった方はプロフィールを読んでみてください)。

通いなれた駒場を離れるのは名残惜しいですが、何かが終わることは何かが始まることでもあります。次の場所での新しい出会いを楽しみにしながら、新しいステップを踏み出したいと思います。

