「向き合ってくれない彼」にはどうすればイイの?(その1)~【アメブロ】恋愛テクニックより

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いつもありがとうございます。

心理カウンセラーの近藤あきとしです。

3月4日に【アメブロ】恋愛テクニックに掲載した記事をご紹介いたします。

アメブロ恋愛テクニック

●「向き合ってくれない彼」にはどうすればイイの?(その1) ⇒アメブロ記事へのリンク


パートナーシップに関するカウンセリングをしていると、クライアントさんから良く聞く言葉がいくつかありますが、中でも最も多いかもしれないのが

「(パートナーに)もっと向き合ってほしい。」

だと思われます。

たいてい女性側がパートナーである彼や夫に対して感じている場合が多いですね。

どうしてこんな不満が出てくるかと言うと、ほとんどの男性は子供時代から感情を抑えて我慢しながら生きるように学んでいるからです。

「男なら泣くんじゃない!」「男なら弱音を吐くな!」
そう言われながら成長してきているので、感情を表に出すことは許されないと思い込んでいるのです。

(男が泣いてイイのは『娘を嫁に出すとき』と『親の葬式』だけ。なんて言われていた時代もありました。)


また、好きな女の子がいることが周りにバレてしまうと、友だちから一斉にからかわれるので、恋愛感情も抑えなくてはなりません。

誰だって感じる異性への『素直な好意』が、『恥ずかしいもの』に感じてしまうので、恋愛感情を表現することも我慢してしまうのです。



だから、「好きだよ」「愛しているよ」「綺麗だね」などの、女性なら言われて嬉しい言葉でも、「そんなことを言うのは軟弱な男だ」と思っているので簡単には言えないんですね。

万事そんな感じですから、男性にとって感情はとかくお座なりになりがちなのです。

それだけに無意識のうちにたくさんの感情を溜め込んでいることも珍しくありません。

外見的にはクールで理性的に見える人も、心の内側では抑え込まれて表現されなかった感情がグツグツとマグマのように煮えたぎっていたりするものです。

だとしたら、なおさらその抑え込んだ感情には気づきたくはないですから(気づいたら感じてしまうから)、おいそれと自分の心と向き合うわけにはいきません。

なので感情から
『逃げる』『向き合わない』ようにする必要が出てきます。

男性が理論や合理性にこだわるのも、趣味のコレクションなど物質的なモノへのこだわりを見せるのも、じつは理由はここにあるんですね。

どういうことかと言うと、理論的に考える、つまり思考を使っている時と言うのは感情を感じなくて済むからです。

また感情は自分の内面(目に見えない部分)に意識を向けることでより感じてしまうので、感じないためには意識を外側に向けておかないといけません。と言うことは、目に見える物質的なモノを扱っているほうが都合が良いわけです。

このあたりを解説していると本が一冊書けてしまうくらいの内容になるので^^;これ以上は止めておきますが、それくらい男性は感情を抑えているし我慢していることが当たり前になっています。



ぜんぜん愛情を表現してくれないパートナーといると、女性は

「彼って私のこと好きじゃないのかしら?」

と不安になってしまうことも多いでしょうが、実際のところそんなことはなくて、ただ男性が表現の仕方が分からないだけなのです。

「愛している」も感情表現ですから、恥ずかしくてまともに感じられません。

言葉で伝えることが苦手な男性が愛情を表現しようと思うと、プレゼントを送るなどモノやお金で表現することも良くありますね。

感情以外のモノで、その代わりにしようとするからです。

「これをあげたということは・・・そういうことだよ。」
「わざわざ好きかどうかなんて聞かないでよね。」

という心理がここにはあるのです。

そんな彼に、女性が「私のこと愛してる?」と聞くと、たいてい少しムッとしながら

「だからつき合ってるんだろう!」
「一緒にいるのが答えだよ!」


といった答え方をします。中には貝のように閉じて無反応になる人もいます。

ちなみになぜムッとするかというと、本当に怒っているわけではなくて、怒りには他の感情にフタをする役割があるため、彼が愛情を表現する恥ずかしさを感じそうになったので、無意識的に怒りを使ってフタをしたからです。


そんな風にパートナーがハッキリ正面から答えてくれなかったり、答えることを避ける態度に不満を感じる女性クライアントはたくさんいます。

「ただ言葉で伝えてくれたら安心できるのに」

そう思うことになんの不思議もありません。


ですが、不満を彼にぶつけるまえに少しだけ考えてみて欲しいのです。


『向き合ってくれない』彼の態度は、さきほど書いた、彼が感情から『逃げる』『向き合わない』態度とまったく一緒なんですね。


つまり、彼はあなたと向き合いたいのではなくて、感情に向き合いたくないということだったんです。


彼のそういった態度が気になる時には、


「この人はずっと我慢してきたんだな。今も何かの感情を抑えようとして必死なのかな。」


という目で見てあげてみてはどうでしょうか?(なかなか難しいことだとは思いますが。)



さて、今日はここまでとなります。

次回はそんなパートナーと向き合っていくためにどういった取り組みができるかについてお送りしますね。

2週間後が待てないという人のために、先にヒントだけお伝えしておきましょう。

●パートナーはあなたの心の鏡。
●リスクを受け入れる。

最後まで読んでいただきましてありがとうございます。
次回もお楽しみに!
  ↓
2017/3/19  「向き合ってくれない彼」にはどうすればイイの?(その2)
https://kondouakitoshi.jp/archives/65917048.html

それでは、今日があなたにとって素晴らしい日でありますように!

心理カウンセラー
近藤あきとし

 

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