「向き合ってくれない彼」にはどうすればイイの?(その1)

いつもありがとうございます。
心理カウンセラーの近藤あきとしです。

●「向き合ってくれない彼」にはどうすればイイの?(その1) 

パートナーシップに関するカウンセリングをしていると、クライアントさんから良く聞く言葉がいくつかありますが、中でも最も多いかもしれないのが

だと思われます。

たいてい女性側がパートナーである彼や夫に対して感じている場合が多いですね。

どうしてこんな不満が出てくるかと言うと、ほとんどの男性は子供時代から感情を抑えて我慢しながら生きるように学んでいるからです。

そう言われながら成長してきているので、感情を表に出すことは許されないと思い込んでいるのです。

(男が泣いてイイのは『娘を嫁に出すとき』と『親の葬式』だけ。なんて言われていた時代もありました。)

また、好きな女の子がいることが周りにバレてしまうと、友だちから一斉にからかわれるので、恋愛感情も抑えなくてはなりません。

だから、「好きだよ」「愛しているよ」「綺麗だね」などの、女性なら言われて嬉しい言葉でも、「そんなことを言うのは軟弱な男だ」と思っているので簡単には言えないんですね。

万事そんな感じですから、男性にとって感情はとかくお座なりになりがちなのです。

それだけに無意識のうちにたくさんの感情を溜め込んでいることも珍しくありません。

外見的にはクールで理性的に見える人も、心の内側では抑え込まれて表現されなかった感情がグツグツとマグマのように煮えたぎっていたりするものです。

だとしたら、なおさらその抑え込んだ感情には気づきたくはないですから(気づいたら感じてしまうから)、おいそれと自分の心と向き合うわけにはいきません。

なので感情から『逃げる』『向き合わない』ようにする必要が出てきます。

男性が理論や合理性にこだわるのも、趣味のコレクションなど物質的なモノへのこだわりを見せるのも、じつは理由はここにあるんですね。

どういうことかと言うと、理論的に考える、つまり思考を使っている時と言うのは感情を感じなくて済むからです。

また感情は自分の内面(目に見えない部分)に意識を向けることでより感じてしまうので、感じないためには意識を外側に向けておかないといけません。

と言うことは、目に見える物質的なモノを扱っているほうが都合が良いわけです。

このあたりを解説していると本が一冊書けてしまうくらいの内容になるので^^;これ以上は止めておきますが、それくらい男性は感情を抑えているし我慢していることが当たり前になっています。

ぜんぜん愛情を表現してくれないパートナーといると、女性は

と不安になってしまうことも多いでしょうが、実際のところそんなことはなくて、ただ男性が表現の仕方が分からないだけなのです。

「愛している」も感情表現ですから、恥ずかしくてまともに感じられません。

言葉で伝えることが苦手な男性が愛情を表現しようと思うと、プレゼントを送るなどモノやお金で表現することも良くありますね。

感情以外のモノで、その代わりにしようとするからです。

という心理がここにはあるのです。

そんな彼に、女性が「私のこと愛してる?」と聞くと、たいてい少しムッとしながら

といった答え方をします。中には貝のように閉じて無反応になる人もいます。

そんな風にパートナーがハッキリ正面から答えてくれなかったり、答えることを避ける態度に不満を感じる女性クライアントはたくさんいます。

「ただ言葉で伝えてくれたら安心できるのに」そう思うことになんの不思議もありません。

ですが、不満を彼にぶつけるまえに少しだけ考えてみて欲しいのです。

彼のそういった態度が気になる時には、

という目で見てあげてみてはどうでしょうか?(なかなか難しいことだとは思いますが。)

さて、今日はここまでとなります。

次回はそんなパートナーと向き合っていくためにどういった取り組みができるかについてお送りしますね。

2週間後が待てないという人のために、先にヒントだけお伝えしておきましょう。

最後まで読んでいただきましてありがとうございます。次回もお楽しみに↓

それでは、今日があなたにとって素晴らしい日でありますように!

心理カウンセラー
近藤あきとし

はじめての方へ

「自分の場合はどうだろう?」「この心理について深く知りたい」と思ったら、ぜひカウンセリングをお試しください。

今、直面している問題や出来事の意味を、心理カウンセラーとして一緒に読み解いていきます。
心の奥に眠っている真実の物語と出逢い、あなたが真実を生きるサポートをします。

初回無料カウンセリングを見る

(じっくりお話ししたい方には面談カウンセリングもございます)

  • URLをコピーしました!
目次