いつもありがとうございます。
心理カウンセラーの近藤あきとしです。
よくカウンセラーとクライアントは二人三脚で問題に向き合い、目指すところへ一緒に進んでいくと例えられることがありますが、
よくよく考えれば、それぞれが1人で歩いた方がずっと歩きやすいんですよね。
じゃあどうして、わざわざ歩きにくい方法を採用すると思いますか?
それは、ペアを組むことでそこに「関係性」がうまれるからです。
一人だけだったら歩かずとも、その場へ立ち止まっていても、座り込んでいても、そうしたくてしているなら問題はないですよね。
それが相手と関わり、二人がペアになって足を結び付けて、お互い肩を組んだら、出来ることなら上手に進んでみたいと思いませんか?
どうしたらスムーズに歩けるか?相手のタイミングを図ってみたり、お互いに声を出してみたりしながら、二人で前へ進むために工夫をしたり、あれこれ試してはアイデアを考えるでしょう。
そして、ピッタリと息が合ってリズムよく歩けるようになると、今度は走ってみたい気持ちが出てくることは想像できますよね。
私たちは一人のときよりも、誰かと一緒に取り組み、その関係を通してしっかりとした手ごたえを感じることができると、「もっと上手くやってみたい・先へ進んでみたい」と、自然と心の内側から意欲が湧いてくるんですね。
人生の問題を前にしたときに、誰にでも当てはまるような必ず上手くいく方法は、そうはないのかもしれませんが、
「問題に向き合ってみよう、取り組んでみよう」と思える、皆さんの心を前向きにしてくれる意欲を感じることは、それほど難しいことではないんですね。
私もカウンセリングの度に、クライアントさんと息を合わせて前に進む楽しさと手ごたえを感じられることが、この仕事を続けるモチベーションの一つになっています。
もしあなたが、もっと人生を前向きに進めたい、内側からの意欲を感じてみたいと望んでいるなら、その機会を得るチャンスは、いつでも目の前にありますよ。
心理カウンセラー
近藤あきとし