心理カウンセラーの近藤あきとしです。
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11月18日に【アメブロ】恋愛テクニックに掲載した記事をご紹介いたします。
●年下で手のかかる彼との恋愛が、いつの間にかレスの問題になっていく理由
恋愛のカウンセリングをしていて良く出会うのが、
「彼氏が途切れたことはないけど、なぜか手のかかるタイプばかり好きになっている」
という女性です。
皆さん魅力的な女性ばかりなので、その気になれば、優しくて、気遣いもできて、ちゃんと稼いでいて、カッコいい彼とおつき合いすることもできそうなのに。
なぜか彼女たちは、
「そんなしっかりしている男は、私よりも別のもっと素敵な女性のところへ行くのよ」
なんて思っていたりします。
どうしてそうなってしまうのか?
じつは、こうしたパターンを持つ女性が多く抱えているのが、過去の対人関係で感じたハートブレイク(心の傷)なんです。
最も多いケースは、初恋の相手にフラれてしまったり、酷い別れ方をしたことの痛みがあまりにも大きく、それが癒されないまま心の奥に残っている場合です。
※こちらのブログに詳しく書いていますので読んでみてください↓
あるいは、両親が離婚していたり(離婚はしてなくても浮気相手と生活していたり)、または父親が単身赴任でずっと家になかったりして、好きなパパと会いたいのに会えないような経験があった場合。いずれにしても、
「もう二度とあんな悲しい思いはしたくない」
そう思うので、関係がうまくいかず別れてしまっても、それほどダメージを感じなくて済む相手を選びやすいんですね。さらに、
「私の好きな男は、いつも私をガッカリさせる(傷つける)」
そんな思い込みから、そもそも期待をしなくて済む男性を選んでしまうのです。そして毎回お世話をする側になったり、振り向いてくれない彼を追いかけるパターンになるのです。
いつも周りのお友達から、
「毎回あなたばっかり頑張ってるじゃない。もう別れたら?」
「そんな手のかかる男やめておきなよ」
なんて言われている人は、過去の恋愛や心の痛みを丁寧に見直してみるとイイかもしれません。
*
さて、今日の本題はまた別の心理からくるものです。それは、
【同じ痛みを抱えている相手を選んでいる】というケース。
自分と同じような「心の痛み」を抱えている男性が気になってしまい、まるでかつての傷ついた自分を助けるかのように、彼のことを一生懸命お世話したり、受け入れてあげようとするものです。
そしてこのケース。助けてあげたい気持ちからか、年下でちょっと人間関係に不器用なタイプの男性を好きになることが多いようです。
「好きな気持ちもあるけど、なんだか彼を放っておけないから」
そんな感情でついつい深い仲になってしまったという話もよく聞きますね。
大きなハートブレイクを体験して、すっかり男としての自信も前向きな思いも失ってしまったために、恋愛に臆病になった男性が良く言うのがこんなセリフ。
「俺よりもっと素敵な男性がいるはずだよ」
「君には、俺じゃない方がイイと思う」
何度そんなことを言われても、女性側にとってはそんな彼の痛みが分かってしまうからこそ癒してあげたいし、立ち直れるように支えてあげたいと思うので、ますます愛情をかけたくなるのです。
気がつくと「手のかかる彼」とばかり恋愛をしていたり、どれだけ彼を追いかけても振り向いてくれない苦しい恋愛を続けてしまうケースは多いですね。
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傷ついた男性にとって、つい求めたくなってしまうのが母性的な愛情。
彼女の優しさの向こう側に、理想の母親的な愛を見てしまうのです。
その分だけ、子供のような言動や振る舞いになりやすく「我がまま」や「ちょっと悪い態度」を受け入れてもらえた時に、愛されてると感じてしまうんですね。
二人がこうした心理状態をベースに恋愛関係に発展した場合、
彼からすると、献身的に愛してもらえばもらうほど彼女に母親を投影してしまうため、しばらく経つとレスになってしまうことが少なくありません。
当然、彼女には「こんなに一生懸命に受け入れて、愛してあげたのに全然幸せじゃない!」という不満が積み重なっていきます。
その結果、「やっぱり男はいつも私をガッカリさせる」「いつも傷つけられるのは私の方」という思いをますます強めてしまうのです。
二人とも本当は、自分の痛みも寂しさも不安も「すべてを丸ごと受け入れてくれて、心の底から愛してくれる相手」を求めているんです。
でも同時に「そんな人はいるわけない」とも思っています。
フラれたり嫌われることを極度に恐れてしまう分だけ、ハートを開くことが難しくなり、愛よりも寂しさを強く感じるようになります。
なので、今のままではどれだけ頑張っても関係を深めることが出来ないのです。
なお、別れては復縁し、離れては戻り、という関係を繰り返すカップルがいますが、これもお互いがこうしたパターンを持っているかなんですね。
詳しい解説はこちらのブログで↓
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こうした心理を抱えて生きていると、何事もうまくいかない状況や最悪のケースを想定したくなります。
なぜかというと、うまくいかなかった時に「ああ、やっぱり思った通りになった」と思う心構えをつくっておきたくなるからです。
それは本当に欲しいもの、叶えたい夢、希望を持たないようにしているのと同じなんですね。
心から願ったことが叶わなかったり、手に入らなかった時に立ち直れないくらい深く傷つくことを恐れているからです。
ただ、仮にあなたの前に「心からあなたを愛してくれる人」が現れたり、彼が急に「本当の愛を与えてくれる人」になったとしても、
今のあなたは愛を受けとるのが怖くなって逃げ出したり、自分から関係を壊してしまうかもしれません。
なぜなら、ハートブレイクによって「自分は愛されるにふさわしい存在じゃない」という思い込みを信じているからです。
私たちは愛を受けとれないと感じる時、目の前の人が差し出してくれる本当に欲しいモノよりも、自分の間違った思い込みの方を強く信じてしまうのです。
あなたが幸せな恋愛・パートナーシップを手に入れたいと願っているにも関わらず、望まない現実を生きていると思っているのであれば、あなたの潜在意識に隠れた問題に気づく必要があります。
問題を抱えるパートナーを助けようとするのではなく、あなた自身が抱えてきたまだ気づいていない問題(ハートブレイク)の方を癒すのが先なんですね。
手のかかる彼を選んでいるあなたのマインドが、どんな心の痛みから作られているのか?
あなたの心の中で「助けを求めているあなた自身」に気づいてあげること、そして間違った思い込みを手放していくことで、望まない現実が変わっていきます。
その時には、「もう手のかかる彼は必要ない」と自然に受け入れらるはずですからね。
※参考記事です↓こちらもどうぞ
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。次回もお楽しみに。
それでは、皆さんが健康で、心穏やかに、いい時を過ごされますように。
心理カウンセラー
近藤あきとし
★近藤の執筆したアメブロ【恋愛テクニック】のバックナンバーです。
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