心理カウンセラーの近藤あきとしです。
いつもありがとうございます。
皆さん、明けましておめでとうございます。
おかげさまで旧年中は多くのクライアントさんとのご縁をいただきました。
出会ってくださったお客さまには、ただただ感謝しかありません。
2023年の近藤のカウンセリングは1/7，8，9の3連休からスタートします。
どうぞ本年もよろしくお願いいたします。
なお、年末年始休業していた《カウンセリング予約センター》は本日12時より営業開始いたします。
＊
皆さんはどんなお正月を過ごしましたか？
家族で旅行を楽しんだ人、帰省して実家で懐かしい時間を過ごしたという人、どこにも出かけずにのんびり休みを満喫した人もいかもしれないですね。
中には仕事でお正月どころではなかった人もいらっしゃると思います。（お疲れさまです。どこかで代わりの休日を楽しんでください。）
お正月の過ごし方はそれぞれ違っているでしょうけれど、誰もが同じように体験したことは、すべての人に等しく新しい年がやってきたということです。
今、ずっと抱えてきた何かが完了して、次の流れがやってくるときだとしたら、
今がちょうど新しい展開、次のステップへ移るときだとしたら、いったい何にチャレンジするときなのか？
新しい年に新しいスタートを切るとしたら、今どこへ一歩を踏み出すのか？
今はそんなことを考える良いタイミングかもしれません。
それが思いついても、思いつかなくても、ぜひ私に話してください。心から皆さんの人生を応援させていただきます。
＊
さて、私のお正月はというと・・・
我が家にはペットの柴犬が2匹いるのですが（母犬と娘犬）、クリスマスイブに娘犬が急病になり数日入院したことでバタバタと慌ただしくしていました。
幸い回復が早く年末ぎりぎりで退院できまして、今は何事もなく家で過ごせています。
ただ、病み上がりで高齢犬ということもあって、今のところは家族みんなで娘犬の様子を見て、交代でお世話をしています。
10年以上我が家で一緒に過ごしてきたので、いつの間にかいるのが当たり前に思ってましたが、
今回急病になったことで、一緒にいられるのが決して当たり前ではないことだと強く感じるようになりました。
ゴハンを食べているだけで、立ち上がって歩いているだけで、すやすやと寝ている姿を見るだけで嬉しかったり、安心したり、毎日生きていてくれることに自然と感謝していることに気づきました。
そういえば生まれたばかりの子犬だった頃にもこんな想いで見ていたのに。どこかで忘れかけていた気持ちが呼び起こされたような気がします。
私たちも、きっと誰もがこんな風に「いるだけで周りに幸せを与えられる存在」のはずなのに、いつの間にかそれを忘れてしまうものなのかもしれません。
私が生まれたばかりの赤ちゃんだった頃も、私がミルクを飲むだけで、おしっこやウンチをするだけで、寝ているだけで、きっと周りの家族は今の私と同じかそれ以上に嬉しかったのでしょう。
ただそこにいるだけで誰かの喜びになっていた。
そうして、私たちはたくさんの喜びを周りに与えて、また、たくさんの愛を周りからもらってきました。
もしかしたら記憶には残っていなかったり、物心がついたあたりからアレコレと両親から言われることが増えたことで、自分が自分のままでいることに自信が持てなくなってしまった人もいるかもしれません。
愛されたいように愛してもらえなくて、その度に悲しみを抱えてきた人もいるでしょう。
でも間違いなく、誰もがただそこにいるだけで家族の希望、光だったんです。（今も、ですけどね）
ただし、「愛されること」が私たちの人生の目的なのかというと、どうもそうでもないようです。
なぜなら、「愛される」よりも「誰かを愛している」ときの方が、私たちはずっと幸せだからです。
「あなたが生まれてきたことが私たちの喜びなんだよ」
「なにがあっても、どんなあなたでも愛している」
「あなたが生きていてくれることが、既に幸せです」
私たちは、自分以外の誰かにそう伝えることの方がずっと幸せで、そう感じられる存在と共ににいられることの方がずっと嬉しいみたいです。
周りからもらってきたものを他の誰かに渡すため、言わば、誰かを『祝福』するために、私たちは生まれてきたのかもしれません。
ただただ出会えたことに感謝を感じられること。大切な存在を愛そうとしているときが、私たちが本当に幸せでいられる瞬間なんでしょうね。
「誰かを祝福したくて、私たちは生まれてくるのかもしれない。」
そんなことを思っていたお正月でした。
皆さんが祝福したいのは、いったい誰なんでしょうね？
年明けの近藤のカウンセリングは、1/7（土）の面談カウンセリングから再開いたします。
ありがたいことに1月分の予約枠が徐々に埋まってきています。ご希望の時間帯でカウンセリングを受けられるよう、お早目のお申し込みをお願いいたします。