心理学ブログ連載シリーズ– category –
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第21回『癒着について(その1)』 ◆◆もしもあなたに世界が救えるなら◆◆
前回(第20回)の記事に対して、みなさんから たくさんのコメントを送っていただきました。 ありがとうございました。 なかでも、 「記事に書いてあった母娘の話は、私の家と一緒です」 というメッセージを何通もいただきました。 カウンセリングをしていても、女性のお客さまから 母親からの過保護・過干渉で自分の意思を持てなかったという お話を伺うことは少なくないんですね。 -
Vol.14~「普通に接することの大切さ」
以前、10月28日に更新した第10回の記事で、 なぜうつの本人に「頑張って」と言ってはいけないのか? という内容で執筆しました。 今回は、その他にもこんな関わり方はプレッシャーを与えたり、 傷つけてしまうことがありえる、という環境について書いてみたいと思います。 -
第20回『不幸でいることが復讐になる』 ◆◆もしもあなたに世界が救えるなら◆◆
もしかしたら私たちが不幸でいること、問題を持ち続けることで 誰かに復讐をしているかもしれない。 と言ったら、ちょっとドキッ!としてしまうかもしれませんね。 私が心理学の道へ入り、勉強をしていく中で 今あげた言葉をトレーナーから言われた時に 一番苦しかった時、問題を抱えていた頃心の底では どんなことを考えていたかな?と思い返してみたことがありました。 -
Vol.13~「なんとなく調子が良くないとき(その2)」
昨日の記事の続きになります。 私がなんとなく調子が良くないときに、どんなことを心がけて日々を過ごし、 また良くなったり悪くなったりする調子の波と付き合っていく為に、 どのように自分自身を見ているのかを、ご紹介していきますね。 私が心がけていること、それは「セルフモニタリング」といって、 自分の調子の波を自分で観察し感じて、今の自分がどんな調子なのかを 把握するということです。 -
Vol.12~「なんとなく調子が良くないとき」
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。 心理カウンセラーの近藤あきとしです。 最近はスケジュールのご案内や、アメブロの転載記事のご紹介ばかりで こうして連載記事を書くのは、すっかり久しぶりになってしまいました。 というのも、夏場あたりから仕事が急に忙しくなったせいか、 ここ1ヶ月ほどだいぶエネルギーが落ちていた感じだったんです。 カウンセリングをしている時は問題は無いのですが、 デスクに座ってブログ記事を書こうとすると、集中することが難しく感じて モヤモヤした気持ちになってしまい、言葉が上手く出てこないような状態でした。 -
Vol.11~「いっぱいいっぱいなのはどちらか?」
今現在、うつ病の方が家族やパートナーにいる人たちにとって 最も辛いことというのは、以前のように元気になってくれるのか? このままだと将来どうなるのか?などの不安を常に感じながら支えてい くことの苦しさだけでなく、「自分にはしてあげられることがない」 ような気がしてしまうことかもしれません。 うつの本人はずっと布団の中で寝ているだけで、ひきこもってしまい 依然とは人が違ったような様子になって、行動、言動、態度が変わってしまう。 周りとしてはそこに戸惑うということもありますが、外見は普通と変わらず なんとも無く見えるのに、病人として扱ってあげないといけないという 不条理にも似た感覚を覚えながらの看病には、なかなか納得がいかないことも 多いはずです。 -
第19回『思い込みは選べる?』 ◆◆もしもあなたに世界が救えるなら◆◆
カウンセリングをしていると、クライアントが慢性的な問題に悩んでいる時に そもそもその前提として、「誤った思い込み」を抱え続けているが故に いつまでも同じ問題を抱え続けていた、というケースに出会うことが良くあります。 -
Vol.10~「どうして“頑張って”と言ってはいけないのか?」
昨日のカウンセリングサービス感謝祭へお越しいただいたみなさま、ありがとうございました。 本当に沢山のお客さまにお越しいただくことができたことを嬉しく思っています。 みなさんにお話を聞いてみると、初めて感謝祭に来てみたという方がとても多い印象でした。 それだけ多くの方が、カウンセラーや心の問題への関心を持ってくださっているということを 感じることができました。本当にありがとうございました。 またお会いできる機会を楽しみにしています!! では今回の記事をお送りします。 と言いたいところですが、ブログへ投稿しようと思って今気づいたのですが 締切を1週まちがえてました^^; 感謝祭のことで頭がいっぱいだったのか、先週更新することをキレイに忘れてました いつも読んでくださっているみなさんすみませんでした -
第18回『信頼について~1つの問いかけ~』 ◆◆もしもあなたに世界が救えるなら◆◆
前回の記事の中で、私たちは心が傷つく経験をすると、その痛みから 自分を守る為に「~な自分だから愛されないんだ」という思い込みを 作ってしまうのです。というお話をしました。 -
Vol.9~「必要な時間」
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。 心理カウンセラーの近藤あきとしです。 うつ病になると、たいていの場合著しく感情表現が乏しくなって、表情にも言葉にも 感情が表れにくくなります。 元気だった人が落ち込んで無口になり、 明るかった人が陰気になり、 素直だった人がひねくれてしまったり、 楽観的だった人が悲観的になってしまうんです。 周りの人から見ると、まるで人が変わったように感じてしまうかもしれません。 ひょっとしたら今までの性格が表面的なもので、病気になって地が出てきて、 これがこの人の本当の性格なのかもしれない、と思うコトもあるでしょう。 でもそれは間違いなんですね。