心理学ブログ連載シリーズ– category –
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第17回『自己嫌悪を癒すカギと、もたらされるご褒美』 ◆◆もしもあなたに世界が救えるなら◆◆
前回の記事では、魅力を相手から欲しいものを手に入れるために使うと 獲物を釣るためのエサや取引材料のように扱ってしまい、自分自身を 苦しめる生き方になり、魅力を使うことを楽しめると自分も相手も 幸せを感じられる、という内容をお送りしました。 -
Vol.8~「お客さまのメッセージから その2」
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。 心理カウンセラーの近藤あきとしです。 昨日の記事からの続きです。 お友だちには今、楽になるための逃げる場所も、自分がラクになれるという 希望の光も見えない状態でいるかもしれませんね。そんな時には周りの人が先に、 逃げ場やラクになることを選んで、先を行って、待っていてあげることのほうが、 お友だちにとってはずっと周りの人に対して罪悪感を感じなくてすむんです。 -
Vol.7~「お客さまのメッセージから」
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。 心理カウンセラーの近藤あきとしです。 前回の記事についてのコメントを拍手ボタンからいただきました。 ------------------------------------------------------------- こんにちは。いつも近藤さんの記事、楽しみにしています。 心にジーンと響いてくるような気がして、良いなあと思います。 私の高校時代からの友人が、今うつ病で数年仕事をせず、ずっと家にいます。 本人は休みながらも色々小さなボランティアやバイトなどをしているようで、ずっと家にいるわけではないですが、かなりつらそうです。 -
第16回『魅力を使っているのに苦しくなるのはナゼ?』 ◆◆もしもあなたに世界が救えるなら◆◆
日々カウンセリングをしている中で、クライアントの魅力を発見することは 私にとってとても楽しいことの一つです。ほとんど習慣になっているので 仕事以外でも、黙っていても目の前の人の素敵なトコロってどこかな? と考えてしまっていることに気づく時も良くあるんです。 -
第15回『「負け」を選ぶパターンのある人3』 ◆◆もしもあなたに世界が救えるなら◆◆
前回までの続きです。 つい自分から「負け」を選んでしまう人には、その周りに「勝ちたい」 と思っている人がいることが良くあります。「勝とう」としてくる相手に いつもなら、みなさんが負けてその場を丸く収めてきたかもしれません。 しかし、今日は負けを選ぶパターンを変えてみようとしたとします。 ではその相手をどう受け入れていけば、自分も相手がより良い関係に なれるかを考えてみます。 -
Vol.6~「初期段階の心理と接し方のコツ part.3」
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。 心理カウンセラーの近藤あきとしです。 うつ病になると、それまで楽しんでいた趣味や娯楽が、まったく楽しめなくなる ことが良くあります。 私自身も趣味にしていたことが楽しいと感じられなくなり、徐々に自責の念が 心を占めていきました。最終的には、自分は何もできないという思いに 押し潰されてしまい、まったく身動きが取れなくなっていきました。 それまでは仕事で忙しいながらも、時間を見つけてはアウトドアではキャンプや スノーボード、インドアではミステリー小説を読んだり、お笑い番組を見ることが ストレスの発散になっていましたが、うつ病になってからはそれらに触れるコトも 考えるコトも出来ないほど、辛いという気持ちしか心の中にはありませんでした。 -
第14回『「負け」を選ぶパターンのある人2』 ◆◆もしもあなたに世界が救えるなら◆◆
習慣的に「負け」を選んでいると、いつの間にか自分の気持ちが見えなくなってしまうんですね。 要は、自分の気持ちを抑えて我慢をしているのと一緒なので、あまりにも長く続けていると、いつしか諦めに変わっていき、自分の要求や、好きなこと、嬉しい気持ちを感じにくくなっていくことがあるのです。 また自分の主張をしないことが習慣になると場当たり的に一貫性の無いことを言ってしまったり、 ちょっと極端な言葉を、つい口にしてしまうこともあったりします。 -
第13回『「負け」を選ぶパターンのある人』 ◆◆もしもあなたに世界が救えるなら◆◆
誰かと議論や競争になった場合に、その時の立場や話の内容に 関わらず、相手と衝突することを避ける為だけに、つい「負け」 を選ぶことが多いなと感じるコトはないでしょうか? (かつての私がそうでした) 相手と正面から関わり、お互いに意見を交わして話し合うことを 避けて、相手が「正しいことに」してしまうのです。 -
Vol.5~「初期段階の心理と接し方のコツ part.2」
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。 心理カウンセラーの近藤あきとしです。 前回のブログでは、私がうつ病が発症する前からずっと酷く自分を嫌っていて 自分の気持ちを切り離してしまったり、自分の存在を隠してしまいたくなって、 常に自分を抑え込もうとする力を使っていたので、エネルギーを無駄使いし続けて いたというお話をしました。 その結果、自己嫌悪をしているだけで心は消耗してしまったのでした。 今回は心が消耗する別の理由についてのお話です。 -
第12回『無害者という位置』 ◆◆もしもあなたに世界が救えるなら◆◆
前回の記事をはじめとして、何度か罪悪感についてのお話をとりあげてきました。 自分が悪いことをしたと思って、自分自身を酷く責めてしまい、罪を償わなくては という気持ちから、他人に対して過剰に尽くしてしまったり、辛いとわかっている 行為であっても、その苦行をやめられないことも多い、という内容でした。 実は、この罪悪感を持ち続けることで、私たちは周りの人に対して 復讐をしようと、無意識のうちに行動している場合もあるのです。