もうすぐゴールデンウィークが始まりますが、みなさんどんな計画を立てていますでしょうか?
海外旅行へ行く。ディズニーランドに行く。実家へ帰省するという方もいれば、もしかしたら「普段通り仕事の予定です」、という方もいるかもしれないですね。
私はGWというと「うつ病」なった時期、という印象が一番強いんです(いきなり暗い話でスミマセン^^;)
もう10数年前のことですが、休み中はどうしても出かけられる気にならず、ずっと部屋に引きこもっていました。
ようやくGWが明けたら、今度は朝出勤しようとすると体が全く動かなくて布団から起きられなくなっていたのです。
※このあたりのエピソードはコチラの記事に詳しく書かれています。
以前から体調をおかしくしたり、心因性の不調にみまわれたりして、体からのサインを何度も感じてはいました。
でも何ともないと思い込んで無理を重ねてしまったことで、心が強制的にブレーキをかけてきたのではないかと、今では思えますね。
そんなこともあって、今までの私にとってはGWはあまり気分が上がらない期間でしたので、4月後半くらいから気分がどんよりと少し重く感じることも少なくなかったんですね。
あえてカウンセリング枠の用意も控えめにしたり、期間中はお休みにしていたことも多かったのです。
ただ不思議ですが、今年はとても自然なニュートラルな気持ちでいられる気がして、今もほとんど重たい気持ちにはなっていないんですね。
回復してから10年近く経って、ようやく何かを手放したからなのか、心の癒しに関わりながら進んできたことが自覚しないうちに自分の内面を変えてきたからなのか、ハッキリとは分かりません。
でも、何かが私の中で今までと違った安心を感じられる自分へ変化したか、成長したのか、心の中で築き上げたものがあったのだろうなあと考えています。
そこでGW中のスケジュールを立てるにあたって二つの選択肢がでてきました。
調子に問題はないけど無理はしないで去年まで通りの控えめなスケジュールを組むか、今年はしっかりカウンセリングのスケジュールを組んで今でとは違う方向を選んでみるか。
考えるまでもなく気持ちはカウンセリングをしたいと感じていましたので、今年は予約枠をできるだけご用意いたしました。
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かつての私は、自分の感じていた感情もカラダが発していたサインも全部を無視してしまった結果、どん底まで落ちて、外へ出られなくなって1年以上も引きこもることになってしまいました。
自分を立て直す方法を模索する中でカウンセリングに出会えたことで浮上のきっかけを得られたものの、回復のきっかけにたどり着くまでにずいぶん時間をかけてしまったという思いがあります。
ただ、カウンセラーになってからクライアントさんのご相談を伺う際には、過去のプロセスは決して無駄ではなかっと実感していますし、むしろプラスと考えています(もちろんみなさんはそんなに苦しむ必要はないですからね)
- なんとなくモヤモヤしていることでも
- ずっと気になっていたけどまだ大丈夫だろうと後回しにしてきたことでも
- もう辛すぎて抱えきれない問題をどうにかしたいということでも
どんなご相談でも遠慮なくお話しください。
私たちの悩みの根本にはなんらかの感情がしまい込まれていると言われています。
それは感じた当時には受け止めきれなかったので、無意識的に心のどこかへ隠してしまうことが多いのです。
当時では扱いきれなかった感情も、今だったらカウンセリングという心の作業を通してしっかりと受け止められるくらい成熟してるかもしれません。
また、もし一人で感じることが辛いなら、カウンセラーが一緒にその気持ちを支えることもできます。
カウンセラーに傾聴や共感をしてもらうことがなぜ大切か?というと、
誰かに気持ちを支えてもらう体験を重ねることで、クライアント自身が自分で感情を受け止められる心を器を作ってていけるからです。
そこから、しなやかで健康的な自己愛を育てることにつながるからなんです(それはつまり、幸せを受け取れる心になれるということです)。
感情というものは感じれば感じただけ、心は落ち着いてくるものです。
その分だけ問題と向き合いやすくなり、悩みの根本と自分の本質(問題の裏にある才能)に触れていくことができるんですね。
ずっと苦しんできたみなさんの問題をクリアにして、自分本来の才能に目覚める体験を味わいにお越しいただければと思います。
なにも準備せずに、どうぞ今の気持ちのままいらしてくださいね。
心理カウンセラー
近藤あきとし