【はじめに】
今日はカウンセラーズフェスタへお越しいただきまして、本当にありがとうございます。
まず最初に、みなさんが今日の講演を聴いたらどうなれるかということをお伝えしますね。
それは「ほんの少し勇気を出すことの積み重ねで自信になるということが分かったり」
「今までの自分を変えるためのチャレンジをしてみたくなる。」というお話になっています。
どうしてそんなテーマにしたのかというと、
「問題を乗り越える為には先に自信のある自分になっておいたほうが楽だから。」
「自信というのは、今の自分から変化した先にあるものだから。」
ということをお伝えしたかったからなんです。
そして今日の講演をいちばん聞いて欲しい人というのは、
「自信を付けたくてチャレンジしたのに続いたことがない」
「何からトライしたら良いか分からない。」
といった方たちです。
【効果的なメモのとり方】
本題に入る前に効果的なメモの取り方を、最初に少しだけお話しておきますね。
講演者が話していることを聞いてメモしていっても良いのですが、
私自身も実践している、もっと効果的なメモの取り方があるのでご紹介しておきますので、良かったら参考にして取り入れてみて欲しいなと思います。
さて、そのポイントは3つあります。
①《できるだけ明確な理由・目的》を持って聞くこと
まず大事なのは、みなさんが『今日どんな目的で講演を聞きに来ているのか』や、今日聞いたことを活かして『こんな自分になれていたら良いなあ』ということをイメージします。
今日はみなさんそれぞれに、何がしかの問題があって、それを乗り越えるヒントを手に入れようと思って来られている方が多いでしょう。
講演を聴き終わったら『これがクリアしたい』『こうなれると最高だな』というイメージをまず描いておくことが一つ目のポイントです。
つまり目的意識を持つというコト。
頭の中では色々浮かぶんですけど意識化・具体化していないと、気になることもモヤモヤしたりフワフワしがちです。
意識化しないとよく分からない。分からないとモヤモヤしちゃう。
すると気になってるはずなのに、見ようとしないってことが起きる。
だから意識化しておくことが大切なんですね。
また、私たちの心は基本的に興味のあることにしか反応しないという性質があります。
逆に何に興味を持っているのかが分かっていれば、自動的に自分に必要な情報を集めてしまうものなんです。
例)珈琲が好きな人だったら、街を歩いているときに、好きな感じのこだわりのカフェがあれば自然と目に留まるものです。でも、その隣にこの前テレビに出ていた老舗の鰻屋さんがあっても気づかなかったりします。
②《これは自分に関係がある!》と思ったこと(ワード)を書き留める
色んなことを聞いてたくさんのメモを書いておいても、後で読み返したときにどれが自分にとって重要なのか分かりにくいことも良くあります。
実生活に変化をもたらすためには、インプットしたことを実践することが不可欠です。
でも、たくさん書いたらそれだけで満足してしまうこともあるんですよね。
少なくとも、ここへ来られているみなさんは勉強することが目的では無いと思うのです。
問題を乗り越える、その為の自信を身につけることですよね。
①で思い出した、目的・理由を意識しながらみなさんにとって関係あるなと思ったことだけを、すかさず書き留めてみてください。
③話を聞いていて《心に思い浮かんだこと(アイデア)》を書き留める。
講演を聴いていて、
・ふいに感じたこと。
・だったら今度こんなことを試してみようと思いついたコト。
・こんなことをあの人に伝えてみようと思ったこと。
など、心に浮かんできたコトを消えないうちにキャッチしてメモにしていくことです。
出来れば、ノートの左ページに聞いたこと、右ページに感じたことを書く形にすると良いでしょう。
またはページの真中に線を引いて、左右に書きわける形でもOKです。
なぜかというと、私たちの感情は記憶が結びついているからです。
後でノートを見直してこんなことを感じてたんだなと思い出すと、そこからどんな話を聞いてきたのかという記憶が蘇りやすいんですね。
【自信の無い人はいない?】
みなさん自信って聞いてどうでしょうか?
『バッチリです!あるよ!』っていう方はいますか?
なかなかそう応えられる方も少ないとは思いますが、実は「自信が無い」っていう方も本当はいないんです。
なんでかというと、どんなに「私自信無いです」と言っている人でも、「自信が無いということに対する自信」というのは絶対持っているからなんです。
なので自信の無い人というのは、いないはずなんですね。みんな自信はあります。
じゃなんで、自信ないって思うんだろう?ということになるのですが、その思い込みをあることに使っているからなんですね。
それは「自分を守る」ことに使っているからです。
「やらなくていい理由」を持ちたくて、自信が無いから、という言い訳をついつい選んでしまうのです。
とは言え、本音として
『でも、そうは言ってもやっぱり自信無いです。』
『チャレンジしたんですけど続かないんですよ。』
っていうのはありますよね。ここからは、そのあたりなんでなのかな?ということを話していきますね。