心理カウンセラーの近藤あきとしです。
いつもありがとうございます。
「もっと自由に生きたいな」と思ってみたこと、誰でも一度はあるかもしれませんね。
あなたが「何ものにも縛られない自由さを感じながら生きていきたい」としたら、「あなたの心がどれだけ自由であるか」がとても大事なことになってきます。
では、心が自由であるというはどういうことでしょう?
それは、あらゆる感情に対して心が開かれているということ。
心の中にあるものすべてを大切に扱うことができること。と言っても良いですね。
嬉しい、楽しいなどのポジティブな感情を感じることは比較的楽ですよね。
逆に、ネガティブな感情(怒り、悲しみ、寂しさなど)があっても、抑えたり、隠したりしないことだとか、また、自分の嫌いな自分の一部(劣等感や、自己嫌悪している部分など)があっても、無いことにしないで受け入れることは、なかなか難しいかもしれません。
ただ、カウンセリングの現場では、こういった避けたくなる感情や、コンプレックス、心の痛みなどを丁寧に見つめ直していく作業がとても大切だったりします。
なぜかというと、私たちが人生をかけて大切にしたい「夢、願い」といった想いは、怒りや悲しみや過去に傷ついた体験のすぐそばに眠っているからなんです。
そして、その存在を知ったときに、人の生きる力の源泉が動き出すことを、私たちカウンセラーは経験的に知っています。
ただ・・・これもまた経験上言えることなのですが、その夢や願いがチラチラと見えてくると、「それってキレイごとだよね!」って気持ちになったりすることも良くあるんです。
それは、「キレイごとには愛がある」からなんですけどね。
私たちが怒ってしまうのも、悲しくなるのも、その根っこには昔ひどく傷ついてしまった愛の体験があるからなんです。
だから、2度とそんな痛みを感じたくないから、「夢」も「願い」も封印して無かったことにしてしまい、思い出しそうになると「そんなのキレイごとだよ」と言って、価値のないモノのように扱ってしまうんです。
私自身ずいぶんと長くそんな感覚で生きてきましたが、今はキレイごとを大切にしたいと感じるようになりました。
「愛があるキレイごと」を大切にするって、青臭い気もするし、照れくさい感じもするかもしれないですが、同時に「もっと良くしたい何かがある」ということですし、それを諦めていないということでもあります。
そこに真正面から向き合うのは、本当に勇気が要ります。だからこそ素晴らしいのです。
最初に書いたように、ネガティブな感情に対しても心を開いておくのはなかなか難しいですし、それをテーマにしてもやる気も出ないかもしれません。だから、私はいつもこう在りたいと願っています。
「愛があるキレイごと」に対しても開かれた心でいられるようにと。
そうした心の姿勢を大切にしていくことで、かつて諦めてしまった「夢」「願い」ともう一度つながれるように。
そんなことを言いながらも、人間なので心がブレたり、閉じそうになることも多いんですけどね。
でもそんな自分に気づくたびに、もっと自由な心で生きていくために、キレイごとを大切にする勇気を持つことを選んでいきたいですね。
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※そう言えば、前回の第5章のときにの記事もオープンハートで生きるための内容になっていました。こちらも良かったら読んでみてください↓
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