こんにちは。
心理カウンセラーの近藤あきとしです。
心理カウンセラーの近藤あきとしです。
昨日はあいにくの天気の中、みずがきひろみカウンセラーの心理学ワークショップ@横浜にご参加くださいまして、ありがとうございました。
私も講座内容の一部『自己愛をあげるレッスン』というパートでレクチャーをさせていただきました。
久しぶりに講師としてみなさんの前に立つことになり
張りきって内容を詰め込みすぎたせいか、持ち時間は1時間なのに
テキストがどう考えても2~3時間くらいの講座のボリュームになってしまいました^^;
大切な部分ではじっくりレクチャーできたのですが、
さらっと解説して深くお話できなかった部分もありましたので
後日、ブログ上で記事にしてあらためてお伝えいたします。
数回に分けて「自己愛をあげるレッスン」シリーズにする予定ですので
ワークショップに参加されたかたは、内容がさらに深く理解していただけると思います。
また参加されなかったかたも、読んでいただくことで自己愛の大切さと
より前向きに変化していく為に、今できることに気づくきっかけにしてもらえるように考えています。
近日UPいたしますので、楽しみにお待ちください。
◇ ◇ ◇
今回のワークショップは『アカウンタビリティ』が全体のテーマでした。
シンプルに言うと「自分の人生をしっかりと引き受ける」ということです。
つまりどんな環境におかれて、現状が自分の望まないモノであったとしても
起こっていることをすべて自分の責任として受け入れるという考え方なんですね。
責任というと「自分のせいで」と自分を責める方向へ考えてしまう人もいますが
そうではなくて、
「自分が変わっていけるだけの力を持っていること」
「今のままの自分でできることがあること」を自覚する責任がある、
ということだと私は考えています。
なぜなら、今の状況をつくったのが自分の力だったと引き受けられたら、
今度はそれを変えていける力を自分が持っていることにも同時に気づけるからです。
昨日の私のレクチャーの中で、アカウンタビリティを高めて主体的に生きるには
「自分の人生に自分を100%参加させる」ことが大切です、という話をしました。
それは自分以外の他の誰かに責任を押し付けないという態度のことです。
言い換えると「私が私であること」を選ぶことなのです。
昨日は私もそう生きていきたいと、あらためて思う1日でした。
また両親との関係が大きく影響を落とすことの多い「権威との葛藤」を癒すことも、
アカウンタビリティを高めるうえで重要な要素です。
私たちは産まれてくる家庭、誰を親にするのかも決められませんし、
兄弟の何番目に産まれるかもあらかじめ分かりませんよね。
ですがそれすら、自分の責任として引き受けていく態度も必要だと考えています。
自分が選びようがなかったものは、最初から自分がそう決めていたと考えても
変わりはないのかもしれないですからね。
両親からの影響をまったく受けなかったという人は、おそらく誰もいないでしょう。
望んだか否かに関わらず、どうにも避けられないことですよね。
でもそのすべてを認めて引き受けた上で、影響を超えていくことが私たちにはできるんです。
そうなるには、自分と同じで親も一人の人間だという対等な目線が必要です。
両親の不十分さを受け入れられると、自分の不十分さも受け入れることができます。
すると、良いところもダメなところも、どっちも私なんだなと思えるんですね。
そのままの自分が今までよりも愛おしく感じられるんです。
不全である(完璧でない)からこそ素晴らしい、とさえ思えるかもしれません。
そのままの自分を、まるっと愛することができてしまうんですね。