私は、カウンセリングとは「出会うこと」だと考えています。
心の問題の本質は「誰かとの関係が上手くいかないこと」
私たちは悩んでいるとき、困った問題に直面したとき、誰かに傷つけられたと感じるとき、心の中ではいくつもの感情が複雑にからみあっています。
怒り、悲しみ、不安、諦め、絶望…。
「どうしてこんなに苦しまなくちゃいけないんだろう?」
「なぜ心がグチャグチャに乱れてまとまらないんだろう?」
20年以上の臨床経験を通して、幾重にも折りかさなった感情をていねいに整理していくと、心の問題の本質は「誰かとの関係が上手くいかないことで悩んでいる」ところへ行きつきました(物との関係で悩むことって、ほぼありませんよね)。
それは特定の誰かとの関係の場合もあれば、
自分自身の感情とつながれていない場合もあります。
あるいは、自分と周りを取り巻く世界(職場や組織など)との不調和の場合もあります。
誰かとの関係がうまくつながっていないことで、
そこから生じる感情のとどこおりが、多くの場合の問題の根幹にあるのです。
だとすると、問題から抜け出すために大切なのは「出会ったことのない誰かと出会い、本当に信頼しあえる関係を築いていくこと」なんですね。
誰と一緒に問題の解消に取り組むか?
もし、カウンセリングをより効果的な体験にする秘訣があるとしたら、それは「誰とどんな関係を築くか?」―つまり「誰と一緒に問題の解消に取り組むか?」に尽きると、私は考えています。
「この人と一緒に取り組んでみたい」そう実感できるカウンセラーと出会うことが、解決への道を歩み始める第一歩になります。
カウンセラーとの信頼関係を築くプロセスは、
- 話を遮らずに聴いてもらうことで、安心感を育てる土台となり、
- 見過ごしていた感情を見つめ直すことで、心の内側を自分の言葉で表現できるようになり、
- すでに達成していることや自分本来の価値を、あらためて受け取る作業をとても楽にしてくれます。
どうにもならない気持ちのまま、
丸ごと、お話ししてみてください
とは言え、
あまりにも悩みすぎてしまって
「なんでこんなにしんどいのか自分にもよく分からない」とき、
本来の感情を見過ごしているうちに、もう前にも後にも進めないような停滞感にとらわれてしまうことがあります。
「自分の気持ちすら分からないくらいしんどい」
「自分自身がどこへ向かいたいのか、今何が必要なのかもよく分からない」
絡みあったやっかいな問題を前に、まるでどん詰まりのような場所にいると感じるとき、未来へのビジョンなんてどこを探しても見つかる気がしないことだってあります。
そんなどうにもならない気持ちのままでかまいません。
どうぞ丸ごと私にお話しください。
信頼できる関係をベースにした対話を重ねていくことで、私たちのハートは本来の在りようへ返る力を取り戻せます。
あなた自身の心ともう一度つながり直すことが、その為のいちばんの近道になりますからね。
カウンセラーとの間に今までと違う関係性を築けたとしたら、それは無意識に繰り返してきた「うまくいかなかったパターン」から抜け出せているということです。
あるいは以前のパターンを持ったままでも、別の選択肢を自らの意思で選べるようになったとしたら、それは視点の幅が広がり、新しいバリエーションを手に入れた証です。
「うん、大丈夫」という感覚が少しずつ育っていく
そのとき、心の中に「うん、大丈夫」という感覚が少しずつ育ってきます。
その「大丈夫」をベースにして、
「自分がどのように変化すれば、状況に変化をもたらせるのか?」
「新たに見つけた可能性を、日常生活でどう活かしていけるのか?」
といった実践的なテーマに取り組む頃には、あなたの現実には思いもよらない変化が起きているでしょう。
実際のセッション内容は、一人一人の状況に合わせて個別にオーダーメイドしています。「今のあなた」に必要なペースを尊重しながら、共に進んでまいりますので、安心してご相談いただければと思います。
「自分らしく生きたいあなた」を心から応援します。

